2012年12月29日土曜日

ありがとう!

毎年のことながら、あっという間に2012年という1年も終わり。
しかもクリスマスから風邪をこじらせ寝込んだりしていた事もあり
今年の年末は、本当に慌ただしいもので、やろうと思っていたことの半分も出来なかったな。

iPhone5+Photoshop

とは言え、今年を振り返れば

スカイダイビングに挑戦したり、
東京国際映画祭のグリーンカーペットを歩いたり、
仲間5人と岩手までツーリングに行ったり、
金環日食を見たり、
長野を自転車で旅したり、
映画の撮影を手伝ったり、

新しい仕事にチャレンジしたり、
新しい友人が出来たり。

間違いなく周りのみんなのおかげで楽しい1年間だった!

みんな今年もありがとう!

そして来年もよろしく!



2012年12月23日日曜日

寒いものは寒い

3連休のど真ん中、先日付けたナックルガードの威力を試すには絶好の(?)冷えた気温の中、
のんびり都内をソロツーリング。
おいらがお気に入りの東京ゲートブリッジからレインボーブリッジを回るコース。

上半身にはヒートテック+サーマルシャツ+薄めのダウン+革ジャン。
下半身はヒートテック+ダブルニージーンズ。
グローブはわざと薄めのグローブでチャレンジ。

うん、うん、これ効いてるな。
以前は手が冷え過ぎて使い物にならなかった生地が薄めのグローブでも
やっぱり直接風を当たらなくするだけで、かなりの効果を発揮してるようだ。
これで厚手のウインターグローブなら更に快適に冬も走れそうだと確信。

iPhone5+Photoshop

けどアレだね、やっぱり寒いもんは寒い。
手は何とかなったけど、体の方が寒い。
何も食べずに走りに出たってのもあるけど、やっぱり寒いもんは寒い。
上にプラスもう一枚&カイロが必要。

短距離でもいいから冬でも出来るだけ走りたい。
見た目モコモコになっても、頑張って走るぞ。

2012年12月22日土曜日

緩む季節

年末って気分的に財布の紐が緩むよね、ね?
貧乏性で普段は固く閉ざされたおいらの財布の紐は
巷のクリスマスムードに見事に乗っかり、だるんだるんのユルユルモード全開。

で、買っちゃいましたiPad miniセルラー版。
待ってたのですよ、このサイズ。
大き過ぎず、小さ過ぎず、重過ぎず、バッグに入れておいても気にならないサイズ感。

Canon7D+EF50mmF1.4

Retinaディスプレイまで待った方が良いという話もチラホラ聞こえてくるけれど
今の解像度でもおいらには必要にして充分満足できるレベル。
ガンガン使うぞ。

さて、他にも散財した事実を忘れる努力をしつつ、
今度は甥っ子姪っ子に払うお年玉が脳裏をよぎったり…。

あぁ、宝くじさん、夢を見させてください…。

2012年12月9日日曜日

冬対策

冬だってバイクに乗りたい!
冬用のジャケット、ヒートテック、防風ジーンズ等々、洋服は色々な防寒対策が出来るけど、
とにかく一番冷えるのが「手」、特に「指」だ。

冬用のグローブももちろん各社から発売されてはいるけれど、
体の小さなおいらには、どれも生地が厚過ぎてレバー操作がしづらくなってしまうので
かなり薄手の冬用グローブしか使えないのだ。

そこで以前から気になっていた、ナックルガードってやつを装着してみたのだ。
緩やかなカーブ形状のこのナックルガード、取り付けるまでは
「こんな板ぐらいでどれだけ効くんだろ?」って思ってたけど、
これがびっくり!驚くほど効果有り!

iPhone5+Photoshop

手に風が全く当たらない!という訳にはいかないけれど、
正面から当たっていた寒風はかなり軽減されていて、
試しに素手で運転してみたけど、全然手が冷たくならないのだ!

ただこのナックルガード、おいらのV-RODにそのまま取り付けるとちょっと位置が高過ぎたので、
長いボルトを購入してスペーサーで10mm程を下げて取り付けた。
汎用品なのでほとんどのバイクに取り付け可能みたいだけど、
車種によって取り付けには工夫が必要かもね。

ネットで探すとたったの2000円くらいで購入可能!
費用対効果もかなり高い。
ちょっとだけ見た目はアレだけど、冬だけと割り切ってしまえば許せる範囲。

バイク運転時の手の冷えに悩んでいた方、これオススメですよ。

2012年11月27日火曜日

横浜でポーランド

「食欲の秋」の次は「芸術の秋」だ!と思いついたかどうかは定かではないけれど、
3日目はバイクに乗ってちょっと「芸術」を観に横浜に出かけてみた。

この日目指したのは、みなとみらいのほど近く馬車道駅近くにある
ヨコハマ創造都市センターで開かれている「ポーランドポスター展」だ。

iPhone5+Photoshop

「戦後の荒廃したポーランドに、一筋の光明のように花開いたポスター文化。
街角にはられた演劇、映画、音楽などの、創造力豊かでエネルギーあふれるポスターは市民を励まし、勇気と希望を与えました。その後、世界中のデザイナーに大きな影響を与え、今日でもなお輝きを失っていません。世界ではじめてのポスターの美術館、ヴィラヌフポスター美術館所蔵の作品約150点を、一堂にご覧いただけます。」(HPより抜粋)

iPhone5+Photoshop

素晴らしく力強い作品群!
テレビやラジオとは全く違う「デザイン」の力。
たった1枚の紙で「伝える」という圧倒的なパワーとインパクトを感じることができた。

さて、せっかく横浜までバイクで行ったので、少し横浜らしい写真も撮って帰ろうと、
ヨコハマ創造都市センター近くの県立歴史博物館の横道で一人撮影会。
あら、なかなかカッコよく撮れたじゃない。

iPhone5+Photoshop

自転車にバイクにと車輪と戯れた2日間。
色んなものに巡り合えたなー。
満足満足。

※豆情報
馬車道のヨコハマ創造都市センターの地下駐車場はバイクも駐車可!
みなとみらいも近いし、覚えておくと便利!

2012年11月26日月曜日

幻の味を求めて…

以前神田にあったにフルーツパーラー「万惣」。
昭和5年から変わらぬレシピで焼き続けているというホットケーキが有名で、
表面はカリッと中はふんわりと甘い、一度食べたら癖になる
本当に美味しいホットケーキが食べられる店だったのだ。

ところが昨年の地震を機に、耐震基準云々で風情ある建物の立て替えを迫られ
惜しまれながらも閉店してしまったのだった。

ところがこの万惣のホットケーキと同じレシピで提供しているお店があること知り
さっそく自転車を漕いでお店のある蒲田駅へと向かったのだった。

ちょいと寒いけど快晴の3連休の2日目、フラフラと自転車を漕ぐこと17km。
目指すお店、喫茶店「シビタス」に到着。
駅ビルの中にあるこの喫茶店、見た目には極普通の喫茶店だ。

早速、以前「万惣」で頼んでいたフルーツホットケーキをオーダー。
「万惣」のホットケーキとはサイズも盛りつけも違うけど、
味はほぼ「万惣」のホットケーキだ!

iPhone5+Photoshop

これだよこれ!美味い!
もう二度と味わうことは無いと思っていただけに、嬉しさも美味しさも倍増だ!

ホットケーキで幸せに包まれた後、いつものように地図も見ずに自転車で走り始めた。
丘の上に何やら五重塔のようなものが見えてきたので
気になって近づいてみると「池上本門寺」という文字が目に入った。
迷わず寄り道決定。

iPhone5+Photoshop

立派な石階段を登ると、かなり大きな門があり、それをくぐると広い境内に大きな本堂がある。

へーこんなに大きくて立派なお寺さんなんだー。
境内を散策&お参り。
もう少しすれば境内の木々も色づいてもっと綺麗になるんだろうな。
よし、また来るぞ!

スイートなホットケーキでお腹も心も満たされて、
都内の新たなスポットにも巡り合えた、
久しぶりにホクホクなポタリングだったな。

2012年11月3日土曜日

ギリギリ

いや、これでも意外と仕事は忙しくやってるつもりなんですよ。
遊んでばかりでいつ仕事してんだよと、たまにツッコまれたりすんだけど、
遊んでいない時は意外としっかり仕事してるか呑んでるかしているのんだよね。

で最近結構忙しかったので自分にご褒美じゃないけれど、昨日金曜日は休みを取って
急きょグリーンシーズン終了直前の富士見パノラマにギリギリ滑り込みで行ってきたのだ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

最近はバイクか自転車も街乗りばかりだったので、本当に久しぶりのダートだ。
ゲレンデはちょっと空気はひんやりしているものの、雲一つない絶好のダウンヒル日和。
富士見の名の通り、遠くには富士山もしっかり見える。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

いやーやっぱりダウンヒルって楽しい!
このスピード感、このスリル。
たまらん!

手の平に豆が出来る寸前までダウンヒルを満喫。
帰りは甲州街道の道の駅にのんびり寄り道しながら山梨の食材を購入して帰宅。
ここ数年なかなか思うようにダウンヒルしに行けてないけど、
来年こそは通うぞ!と誓うのであった。(毎年そう思ってるけどね)

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2012年10月30日火曜日

沼津?

実は週末に三浦半島の三崎港を目指してツーリングにでかけていたのだけど、
久々にやっちまった…。
道間違えちゃったのだ。

高速道路で乗り換えのジャンクションを通り過ぎてしまうという単純ながら壮大な間違えの結果、
神奈川県三浦市にある三崎港に行くはずが、気が付いたら静岡県の沼津市。
まぁ同じく美味しい魚が食べられるから由としようと、
この日もウルトラポジティブ脳を炸裂させて、
一緒に行った友人を道連れにしてしまったのだだった。

なんだかんだ言っても初めてちゃんと訪れた沼津港は、
それほど規模の大きくない港に魚河岸やらが軒を連ねていて
いい感じの景色が広がっていて、これはこれで非常に新鮮。

もちろん美味しそうな料理屋も沢山ある。
で、今回入ったのは「魚河岸 丸天」さんだ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

どんぶりの上に柱のようなかき揚げが乗る「海鮮かき揚げ丼」が有名らしいけど、
あまりのでかさに全く食べられる気がしないので、おいらは大人しく「近海にぎり寿司」をオーダー。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

写真ではさほど大きく見えないにぎりも食べてみるとかなりのボリューム。
カニが丸ごと一匹入ったみそ汁もついて1291円。
美味かったー!

マジで破裂しそうなくらい満腹になった後は、港の隅でバイクの撮影。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

天気が良ければ背景に富士山も見えると地元のおじさんが教えてくれてけど、
この日はかすんで見えていなかったのが非常に残念。

そして帰り道、慣れない沼津市内でまさかの道間違いアゲイン!
小一時間は迷ったかな…。
もっと明るくて温かい時間には東京に戻れると思っていたのに、予想より2、3時間押しだもんな。

一緒に行った友達には、マジで迷惑かけちゃったな。
一人で走っている分には幾ら迷っても楽しかったりするんだけど、
人に迷惑かけちゃいけないね。
ゴメンね、てへぺろ。(←反省の色が薄い)

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2012年10月21日日曜日

奇跡の続き

なんとついに東京国際映画祭のグリーンカーペットを歩いてきたのだ!

しかも今回参加している「JAPAN IN A DAY」はこの映画祭の特別オープニング作品ということで
グリーンカーペットを歩くのも1番最初!

少し離れた劇場に約180人の、おいらと同じく映像が採用された人達が集まり、
映画の名前が入った小さな旗を持ち、みんなでグリーンカーペットの始まりである
けやき坂の下に移動した。
すでにけやき坂の左右の歩道はギャラリーの人達で埋め尽くされている。
うひゃぁ、すげぇ人数だ…マジかよぉ…なんて思っている間に
あっという間にグリーンカーペットのスタート地点まで案内された。

iPhone5+Photoshop

目の前に広がる、まだ誰も歩いていない長いグリーンカーペット。
音楽が流れ始め、いよいよグリーンカーペットイベントがスタート。
「JAPAN IN A DAY」の監督であるフィリップ・マーティン監督と成田学監督が登場し、
グループの先頭に立ちみんなでカーペットを歩き始めた。
「オリンピックの開会式のようなイメージで元気に旗を振って歩いてください」という
係の方の言葉を思い出し、一生に一度であろうこの瞬間を満喫しようと

「誰だこいつら?」

という沿道の冷たい視線は完全に無視して
ひたすら楽しむことに徹した。

あっという間のように過ぎていった、夢のような時間。
自分の映像が使われた作品でカーペットを歩けるなんて最高じゃないか。
二度とこんな事経験できないよ。

ちなみにこのイベント前に関係者向けの「JAPAN IN A DAY」の試写会もあり、
おいらの映像がどのように使われているかチェックしてきた。
おいらの登場時間…

約2秒間。(もあったかな…)

スクリーンにすんごいアップで映るけどね(笑)
超瞬間的採用とはいえ、採用されたことに意味があるのだ!
といつものお馬鹿ポジティブ思考で採用された映像の短さを忘れたことは言うまでも無い。

「JAPAN IN A DAY」は11月3日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開!
是非観に行ってねー。

2012年10月8日月曜日

雨上がりに

バイクで走りたくて仕方がない野郎5人が集まって、
秋の雨上がりを待って走りに出てみた。

まず向かった先は神奈川県川崎市にある「BADLAND」さんだ。
ハーレーのユーロカスタムでは知らない人はいなんじゃないかと言うほどの有名店。
特にV-RODのカスタムに関しては間違いなく日本一。
そんな夢のようなお店に縁あって遊びに行けることとなったのだ。
店内には所狭しとフルカスタムの美しいバイク達が…ウットリ。
社長様から色々と楽しいお話も聞かせていただきました。
ありがとうございました!

BADLANDさんを後にして高速に乗り辿り着いたのは、七里ヶ浜。
夕焼けに染まる江ノ島が美しかったな。

Canon7D+EF24-70mmEF2.8L+AdobeCameraRaw+Photoshop

けど雨上がりのせいなのか、とにかく寒かった。
危うくメッシュジャケット着てこようかと思っていたけど、
厚手のジャケットにしてきて良かった。
もう防寒対策は必要な季節に入ったみたいだね。

その後横浜中華街に移動して食事。
しかも中華街で中華では無くイタリアンという変則チョイス。
まさか中華街でイタリアン食べようなんて思わないでしょ、普通。
けど美味いんだよね、このお店。
EASY LIVING
料理も雰囲気も最高!

スタートが遅かった割には、久しぶりにまとまった距離と寒さと途中の渋滞で
一晩明けた今日は体中が筋肉痛。
けど、そんな痛みも楽しい痛み。
うだる様な夏の熱さも終わったし事だし、これからガンガン走りに出るぞー!

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2012年10月4日木曜日

奇跡!

奇跡のようなことが起こった!
何とおいらスクリーンデビューなのだ!
そしてなんと東京国際映画祭のグリーンカーペットを歩くのだ!

なんで、なんで?って思うでしょ。
実は以前観た映画「LIFE IN A DAY」の新作の企画があることを知って
自分で映像を撮って応募していたのさ。

映画の名前は「JAPAN IN A DAY」。
「2012年3月11日。日本が、そして世界が自然の脅威に晒された“あの日”から1年。
人々はどんな24時間を過ごしたのだろうか。それを記録に残すことが、あの日を忘れないということ、
あの日を心に刻むということ。そんな想いのもと、リドリー・スコット率いるスコット・フリーとフジテレビの共同プロジェクト『JAPAN IN A DAY』が動き出した」(HPより抜粋)
製作総指揮はあのリドリー・スコット監督。
「ブレードランナー」や「グラディエーター」の監督だ!



まぁ採用されるなんてことはないと思うけど、面白そうだし何か撮ってみようって思って
自分でカメラ(iPhone4)を回して撮影してみたのだ。
世界中から約8000本の映像が送られてきたらしいけど、
まさかまさかの「採用されました」ってメールが!



で、この映画は今月10月20日(土曜日)から六本木ヒルズで開催される
第25回東京国際映画祭」の特別オープニング作品として上映されるのことが決定!
さらに採用された人達みんなでグリーンカーペット(レッドカーペットみたいなやつ)を
「共同監督」として歩こう!という連絡が!

うひゃー!採用されただけでも嬉し過ぎてヘラヘラしっぱなしなのに、
なんとグリーンカーペットまで歩けるなんて!
だって他に歩いてるのってハリウッドスターとか有名な俳優さん、監督さん達でしょ?
その人達にまぎれて「小さいおじさん」も歩くのかー!

憧れのリドリー・スコット監督の関わる映画に、まさかおいらの映像が採用されるなんて
おいらにとってはまさに夢のような、奇跡のような出来事。
一体どんな風においらの映像が使われているのか上映を観るまで分からないけど、
作品に関われたことだけで本当に幸せ。

グリーンカーペット&上映は六本木ヒルズで10月20日(土曜日)。
「小さなおじさん」が有名人の紛れて歩いてるので、お暇な方、冷やかしに来てねー。

映画「JAPAN IN A DAY」は11月3日からTOHOシネマズ他にて全国順次公開。
映画祭じゃなくても観られるので、みんな観てね。

自分撮りしながら都内を自転車で走ってるっておじさんが映ったら、それがおいらだ!

2012年9月24日月曜日

小さなモノリス

iPhone4を落としてから早2ヶ月。
代わりに使っていた初代iPhone3Gの遅さと頻繁に起こるアプリのクラッシュに
何度地面に叩きつけようと思ったことか。
そしてついに先日9月21日の発売日にiPhone5をついに購入!

購入したのはiPhone5・32GB・ブラック。
その形たるや映画「2001年 宇宙の旅」に出てくるモノリスのような美しさ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CameraRaw+Photoshop

使ってまだ数日だけど、少し気付いた感想を。

いやー速い!とにかく速い。
そして薄い!軽い!
そりゃiPhone3Gからの機種変なので、早く感じるのは当たり前なんだけど、
噂のLTE回線の速度は半端ない。
部屋でWi-Fiで繋いでいるのとなんら変わらないスピードが、街の中でも体感できるのだ。
けど速さの代償はバッテリーに顕著に現れる感じだ。

「速ーい!楽しいー!」ってガンガン使ってると、本体は熱くなりバッテリーをどんどん消費し
あっという間に充電しなくちゃいけないことになりそうだ。

とは言え、バッテリーの消費は以前のiPhoneから言われていること。
必要のない時はGPSやWi-FiやLTEを切ってしまえば、
かなりバッテリーの消費を抑えることは出来るしね。

モノリスは劇中、人類の進化のきっかけになった存在だ。
さてこの小さなiPhone5というモノリスは、おいらをどう進化させてくれるのか。

2012年9月17日月曜日

勘違い

三連休だというのに仕事をしたり呑んだくれていたら、あっという間に最終日。
バイクで軽く流そうかなぁなんて思ったりもしたものの、
雲行きが怪しかったので大人しくパンクした自転車のチューブ&タイヤ交換。

この半年で2度もパンクしているおいらの自転車。
チューブを替えてもすぐパンクするって事は、
やはりタイヤに何かが刺さっているのだろうという結論に達し、
今回はチューブのみならずタイヤも購入してリアは全て交換することにしたのだ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

今回用意したのは
チューブ:MAXXIS ウェルターウェイトチューブ 26x1.0~1.25 仏式バルブ
タイヤ:MAXXIS DETONATOR FOLDABLE 26x1.25 ブラックxブラック 26x1.25

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

早速取り付け開始。
何度もやっている作業なので慣れて手つきで問題なくホイール、タイヤ、チューブを外す。
タイヤのロゴとホイールのロゴが綺麗に見えるような角度に位置を決めて取り付け。
ところが作業の途中で、あることに気が付いた。
「タイヤ細くね?」

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

慌ててフロントのタイヤを確認すると…
やっちまった…フロントのタイヤのサイズは26x1.5
26x1.25ではないのだ!
いつの間にか自分のタイヤのサイズを1.25と勘違いしたまま完全に信じ込んでいたらしい。
全く何の疑いも持たずに1.25タイヤとチューブを買ってたもんな。

しかしここまで来て、またチューブとタイヤを再度購入するのも馬鹿馬鹿しいし面倒くさい。
綺麗にホイールに収まってるし、走るにも問題は無いはずのなのだ。

「よーし、このままで行こう!前後でタイヤの太さが違うけど、
フロントはグリップ重視で、後ろは細く軽くで漕ぎ出しが楽になるはずだ!」

こういう時にすぐ諦めの付く自分の性格に感謝だ!
バカの頭は単純なのだ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

出来上がった自分の自転車を後ろから眺めてみると…
「細っせーなー(笑)」
その細っせータイヤの乗り心地を感じるべく、とりあえずテストライドへ出てみた。
軽い、確かに漕ぎ出しは軽い。
けど、思っていた通りちょっと乗り心地は固い、それに若干不安定に感じる。
タイヤが細くなった分、エアボリュームが減ったせいだろうな。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

横から見ても明らかにタイヤの厚さが違うもんね、当たり前だけどさ。
まぁ全てすぐに慣れてしまうんだろうな。
とりあえずこれで当分乗りますよ。

街で見かけても「あ!あいつタイヤのサイズ前後で違うぜ。だっせ。」とか思わずに
どうか暖かい眼差しで見てくれることを希望するのだ。

2012年9月10日月曜日

高度3800mより

ついにやった!
高度3800mからのスカイダイビングだ!
一生に一度は飛んでみるのも悪くないと思ってはいたけれど、
ついに飛ぶ(落ちる)機会が訪れたのだ!

バイク仲間に誘われて、ついに年貢の納め時待ちに待ったスカイダイビング。

スカイダイビングが行われるのは、埼玉県桶川市にあるホンダエアポートに隣接している
東京スカイダイビングクラブ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

到着して、必要書類に名前や緊急連絡先などの必要事項を書き込んでしばらく待機。
1時間に1本程度飛んでいるフライトの順番が来ると名前を呼ばれる仕組みだ。
もちろん初めてのおいらは当然のタンデム(二人用)でインストラクターに
固定された状態でのダイブ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop
Photo by T.Matsuo

まずは体にベルト類をぎゅっぎゅっと取り付けられる。
取り付け時間、およそ5分。
するとインストラクターさんが軽ーい感じで
「飛行機の出口に座ったら両手でストラップを握ってアゴを上げてエビぞりになってくださいねー。」
「時間が来たら合図するので手を開いてくださいねー。」
「着陸する時は一緒に走る感じでねー。」
以上。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop
Photo by T.Matsuo

この説明の後、すぐに車に乗り飛行機まで移動。
あれよあれよという間に、気が付けば飛行機の中。
遥か上に見えていたはずの雲がどんどん近づいて来て、いつの間にか雲の上。

そして飛行機で飛ぶこと約20分。
予定の高度(約3800m)に到着したらしく、飛行機後部側面にあるスライドドアが開けられる。
イスの無い飛行機のドアが雲より高い場所で開いてる景色はなんともシュール。
なんて思っていたら最初のソロ(一人)の人達が、
Google Earthの3D表示で見るような世界にみんな次々と消えていく。

あっという間においらの番。
心の準備なんてするヒマも無く、強制的に大きく開いた出口に足を出して座る。
「すげー風だな…。」
と思ったのも束の間、気が付いたらおいらの体は外へ…。
「☆〄○×△♪≒!!!」
言葉にならない…。
そして、とにかく猛烈な加速。
合図が有り、両手を開く。
「うひゃーっ!!すげーっ!なんじゃこの感覚はーっ!ひゃひゃひゃひゃーっ!」
インストラクターさんの腕に取り付けられているカメラが
しっかりおいらの顔を捉えているのが分かったので、何か叫んだやろうと思ったけど、
風圧が凄過ぎて声が出ない、てか息するのがやっとだ。
自由落下すること約30秒。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

パラシュートが高度約1200mで開いた。
時速約200kmあったスピードがかなりゆっくりしたスピードまでブレーキがかかり、
真下に向いていた視線が横になり、ゆっくりと景色を楽しむ余裕が出てくる。
時折着陸地点までのコース取りの為なのか、はたまたただのサービスなのか
かなりの勢いでスピンすることがあるんだけど、その時体にかかるG(重力)は半端無い。
自由落下している時は手を開く余裕が有ったのに、パラシュートが開いてからの方が怖くて
自分が固定されてるストラップを握り続けてたな…。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop
Photo by T.Matsuo

飛行機からダイブしてから約10分。
着地も成功して高度3800mからのダイブが無事に終了。
「ひゃひゃひゃひゃー!こりゃスゲーや!最高だ!」
こいつは病みつきになるのも分かる。
それに高所恐怖症の人でも出来るのも分かる気がする。
よっぽどジェットコスターの方が怖い。
飛行機から飛び出すまでは緊張感があるけど、
飛び出してしまうと高度3800mの空間というのはほとんど現実味がなくて、
落ちていても周りに何も無いので落ちているという感覚があまりしないのだ。

けどコンビニに行くのと変わらぬ普段着で、飛行機に乗って高度3800m地点から時速約200kmで
生身の体でダイブするなんて、非日常ってレベルを遥かに超えた経験なのは間違いない。

結論で言うと、飛ぶ前に思っていたほどの恐怖感は無かったし、
体感できるこの興奮は、間違いなくスカイダイビングでしか経験できないものだと思うな。

スカイダイビング。
これはマジで経験しなくちゃダメ!

2012年9月3日月曜日

ヘルメットメンテナンス

前回のメンテから3ヶ月近く。
何度もおいらの汗にまみれ、数百数千の虫の攻撃に会い、
雨風そしてギラギラの太陽からおいらの頭を守ってくれたヘルメットにも
限界があるはず。
いくらファブリーズ(消臭スプレー)が効くからといっても
それとて万能では無い。
時間の出来た週末に、久しぶりにヘルメットに感謝を込めての
「ヘルメット勤労感謝の日」と銘打って、できる限り分解、洗浄作業。

Canon7D+EF24-70mmF2.8+CanonDPP+Photoshop

インナーは全て取り外して洗濯、バイザーも外して虫や汚れの除去&撥水コート、
ヘルメットの表面は一部傷でくすみ始めていたので、コンパウンドで傷を消し光沢を復活させ、
ワックスで仕上げて元通りにぴっかぴか。

せっかくカスタムペイントしてもらった一点物。
大事に長く使いたいしね。

2012年8月26日日曜日

岩手お盆ツーリング(後編)

のんびりと実家で過ごしたお盆休みも、気が付けばあっという間に数日が経ち、
そろそろ東京へ戻らなければ行けない日が近づいてきた。

本当なら先月の岩手ツーリングで行けなかった、八幡平エリアをバイクでリベンジツーリングだ!
なんて考えもあったものの、天気予報には悲しい雨マーク。
いつになったらおいらは八幡平アスピーテラインをバイクで走れるんだ!?

まぁ真っすぐ東京に帰るのももったいないということで
昨年同様、仙台に住む甥っ子に会いに行くことにした。

途中、数年前に他界した母親の実家に立ち寄りつつ仙台に向かうことに。
母方の実家の有る岩手県北上市には妹夫婦が住んでいる。
妹夫婦も久慈に帰省していてちょうど北上に戻る日だったので、一緒に母方の実家へ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

途中の岩手山PAでは、先月見られなかったどでかい岩手山の姿が。
本当はこの姿を先月岩手に来たの仲間達に見せたかったんだよー!
しかもなんだよこの暑過ぎるくらいの晴れ模様は!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

そんな怒りも妹の姪っ子の顔を見れば吹っ飛ぶ叔父さんである。

無事に北上に到着して、かなり久しぶりに母方の実家を訪問。
おばちゃん、姉ちゃん、退院したばかりの親戚もいたけど、みんな元気で何より何より。

北上を後に仙台へ。
順調に南下し予定の通りの時間に甥っ子の家に到着。
余談だけどこの甥っ子、お母さん方の間では大人気の熟女キラーな甥っ子なのであるらしい(笑)。
この日は皆さんの大歓迎を受け、べろんべろんに酔っぱらったのは言うまでも無い。
あー楽しい夜だったな。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

なんとか二日酔いも無く起床した後、仙台に住むV-ROD乗りのGBさんと連絡を取り、
甥っ子の家の近所の駅前で合流することに。
甥っ子とV-RODの記念写真を撮り、甥っ子家族ともお別れである。
またお邪魔しまーす。

甥っ子の家を出発してGBさんと無事に合流。
仙台港って行った事がなかったので、GBさん先導で仙台港へ。
フェリーふ頭にはちょうど北海道から着いたばかりのフェリーが。
さっき道中にすれ違った荷物満載のバイクはみんなここから来ていたんだな。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

缶ジュースを飲みながらしばし雑談、そしてフェリーを背景に写真撮影会。
GBさん、ありがとうございました。また走りましょうー!

12時ちょい前には高速に乗り、いざ東京へ!
灼熱の中の17時半位には家に無事に到着。

あっという間のお盆休みの1週間。
懐かしい人、新しい人、懐かしい風景、新しい風景、美味しい食べ物、美味しいお酒。
だらだらしてた割にはお盆らしいお盆じゃないか。
ご先祖様、ありがとう!(←なんてオチだ。)

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2012年8月22日水曜日

岩手お盆ツーリング(前編)

前にも書いたように、色々と厳しい地元のお盆。
そんなお盆を過ごしに、今年もバイクで実家の岩手県久慈市に帰省した。

先月も実家にはバイクで行ってるけど、今回はおいら一人。
話し相手も無くただひたすら北上すること約10時間で、実家に無事に到着。
あーやっぱり700kmは疲れるな…。

さて肝心のお盆の期間中はまさに「The お盆」的な時間を過ごした感じだったな。
25年ぶりの同級生と会ってしこたま呑んだり、
姪っ子にせがまれ送り火や花火やかくれんぼをしたり、
もちろん墓参りや予定通りの留守番まで、
とにかくお盆にすることは全部やり切ったぞ!くらいな気分。

そんな中でも、時間の出来た時にはバイクに乗って三陸海岸を回ってみたりした。
久慈から三陸海岸を国道45号線を南方面に宮古までのツーリング。
まず立ち寄ったのが、道の駅たのはたと思惟大橋(しいおおはし)だ。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

思惟大橋は谷底からの高さが120mもあり、
リアス式海岸を造る入り組んだ地形を陸で実感出来る場所。
橋の真ん中から下を見ると男性なら股間がスースーすること間違いなしだ。

お次は名前だけは知っていた真崎漁港。
一度も見たこと無かったので寄ってみたみたけど、この漁港からの景色も美しい。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

残念なのは津波の被害で全ての建物は流されてしまっていて、
船が何隻か停泊していたけど漁港としての機能はまだほとんど無さそうだ。

さらにほんの少し南下して田老町の山王岩を目指した。
相変わらず津波に全て流されてしまったままで、田老の町には何も無い。
見えるのは雑草の間から見える基礎、廃虚になったビルと骨組み…。

だめだ、やっぱりまだ写真撮る気にはなれないや…。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

肝心の山王岩も本来なら遊歩道で近くまで行けるはずなんだけど、
未だに流された遊歩道の再建が出来ていないようで、上にある展望台の木の間から
なんとか見るしかない状況だった。

そしてこの日のゴールと決めていた宮古市の浄土ヶ浜!
なんと駐車場まで渋滞!バイクを停めるのに30分位かかったかも。
浄土ヶ浜は三陸海岸でも屈指の景勝地。
読んで時のごとく「ここって極楽じゃねーの?」と思わせる美しさなのだ。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

さすがにここは復興にも力が入っていたらしく、
津波に流されたはずの建物も全て直して営業を再開していた。
この日はとにかく渋滞するほど、とにかく人、人、人。
こうやって沢山の人が岩手を訪れてくれるのは嬉しいものだね。

フラフラと昼前から走り始めた三陸海岸ツーリング。
まだまだ復興も始まったばかりだけど、岩手の美しさと底力は肌で感じたぞ。

みんな、美味しい食べ物と美しい景色が待っている岩手に是非おいでー!

その他の写真はここをクリック。

2012年8月9日木曜日

グリップ交換

なんだか夏休みに突入している方が多い影響か
おいらの仕事も開店休業って感じ。
ゆるーく仕事して、ゆるーくやること見つけては、ゆるーい時間を過ごしておりますよ。

そんなゆるーい時間を使って、今日は気になっていた自転車のグリップ交換をしてみた。
数年使い続けていたグリップは写真のようにゴムが薄くなり、
めくれ上がって来ていたのだ。

SANYO DMX-CA65+Photoshop

デザインが気に入っていたので、出来れば同じ「the」(ティー・エイチ・イーと読む)のグリップが
良かったんだけど店には在庫も無いようだし、
調べてみたら欲しかったイエローはもうカタログ落ちしてるようだし、
仕方がないので今回初めて「コンフォートグリップ」なるものを購入してみた。

SANYO DMX-CA65+Photoshop

見ての通りグリップが少し平らで広くなっているのだ。
手の平に触れる面積が増えるおかげで、今まで手の平の一部に集中していた負荷が分散され、
長時間のライディングでの疲れを軽減できるという訳だ。

で、交換してほんの少しだけ走った感想。

確かに手にかかる力が分散されてる!
うひょー!こりゃ楽だ!
これで疲れずに遠くまで行けるぞ!

SANYO DMX-CA65+Photoshop

ただ、問題が一つ。
やはりカラーリングがいまいちだった…。
まぁ走ってしまえば見えないんだけど黒&グレーのシンプルなデザインは、
おいらのMTBにはちょいと地味過ぎた。
やっぱり停めた時の見た目も重要なんだよねぇ。

見た目を取るか、快適を取るか…うーん両方大事!(笑)

2012年8月7日火曜日

夏のお供

巷では皆さん夏休みを取り始めてる感じだね。
先月岩手にはツーリングで遊びに行っていたけど、
今月もお盆帰省で再度の岩手お盆帰省ツーリングになりそうだ。

田舎のお盆は色々と厳しい決まり事があるので
誰かが手伝わないと無事にお盆を乗り越えることが出来ないほど厳格で面倒なのだ。
まぁ裏を返せばご先祖様を大事にしているということなので
こればかりはなかなか逆らえない。

とは言えお盆の期間中、朝から晩まで忙しい訳じゃない。
結局おいらの仕事の大半は、いつ拝みに来るか分からない来客を待つという「留守番」なのだ。

そんな「留守番」の時間には読書が一番。
ということで、この夏の留守番のお供は写真の3冊に決定。

SANYO DMX-CA65+Photoshop

今年亡くなったレイ・ブラッドベリの「火星年代記」と
スティーブン・キングの「呪われた町・上下巻」。

おいらはSFが大好きなので、もちろんレイ・ブラッドベリの名前は昔から知っていたんだけれど
実はレイ・ブラッドベリの作品を1冊も読んだことがなかったのだ。
彼の作品を読まずにSF好きなんて名乗っちゃいけないと、彼の死を機に読むことにした。

もう1つは言わずと知れたホラー作家のスティーブン・キングだ。
彼の細かい描写が大好きだ。
文章なのに殺人シーンでは痛みの描写に身体がすくみ、顔がゆがんでしまう。
そんな彼の新作できっと恐怖で涼しく過ごせるはず。

ご先祖様を家に迎え入れる行事の最中に、墓場が表紙の本を楽しんで読んでいるのも
少々不謹慎なのかもしれないけど、おいらの先祖なら許してくれると信じている。
文句があるならきっと姿を現してきて、小説どころでは無い恐怖を演出してくれるはず…。

2012年7月23日月曜日

イーハトーヴツーリング・4日目

最終日、この日も朝から雨。
気温は20℃なかったんじゃないかな。
しかし雨が降ろうが寒かろうが、東京に帰らねばならんのだ。
明日から仕事が待ってるのだ!

昨晩の残り物で、肉やらニンニクの芽やら具だくさんの野菜炒めを
朝からガッツリ東京までのロングツーリングの腹ごしらえ。
各自荷物を積んで、レインコートを着込んで、まずはガソリン補給だ。

Photo by Kaoru.Y

安比高原にあるガソリンスタンドで給油中、今回のツーリング期間中に一度も見ることの出来なかった
安比高原の山頂が初めて顔を出した。
「おっせーよ…」と心の中で呟きつつも、
まぁ見えただけでも由としようと寛大な心で許すことにした。

Photo by Kaoru.Y

安比高原を出発してからもしばらくは雨でかなりスローペースでの巡航。
少し寒いくらいだ。
ところが北上市を過ぎた辺りで突然天気が一変。
強い日差しとグングン上がる気温。
あまりの暑さにどこのPAかも覚えてないけど、
最初に目に入ってきたPAに入りレインコートを脱いで再出発。
どうやら岩手より南はとんでもない気温になっているとの情報が入る。
「福島とか栃木で36℃とか言ってるらしいよ…」

そしてこの直後、悲劇は起きたのだ…。
宮城の長者原SAに入った時のこと。
メンバーの一人が
「さっき走ってる最中に何か落とさなかった?」と聞いてきたのだ。
とりあえずバイクの後ろに積んであったカバンやパーツなどをチェックしても
何も欠損部分は見つからない。
最後に自分の腰に付けていた携帯ホルダーに手をやった瞬間、血の気が引いた…。
「iPhoneがない…」
空しく携帯ホルダーだけが腰に残り、肝心のiPhoneがキレイに消えうせていたのだ。
どうやら風圧で腰に付けていた携帯ホルダーが暴れ、ベルクロ製のフタが開き、
中のiPhoneがすっ飛んでしまったようだ。

まぁ悔やんでも仕方がない。
高速道路上では引き返すことも出来ないし、そもそもオーバー100km/hで落ちたiPhoneが
無事に無傷でいるはずがない。
後続車にも轢かれてることだろう。
「これでおいらのプライバシーは守られた…」と泣きながらポジティブに考えることにした。

そんなトラブルが有りながら、灼熱の高速道路を5人でひたすら南下。
あまりの暑さに1度に100kmも進めない。
とにかくこまめに休憩と水分&糖分補給をしながら、地道に進む。

Photo by Kaoru.Y & Tatsuya. M

東京に着いたのは確か夜10時くらい。
安比高原から、およそ12時間。

みんな疲れさま!
全員無事故で岩手の海と山、約1600km走りきったね!
キレイな海も、津波で流された町も、神秘的な鍾乳洞も、美しい湖も
岩手の色々な風景を見たね!
後半二日間が雨でせっかくの景色も見られなかったけど、
最高に楽しかったよー!

けどみんな、是非また岩手に行こう!
今度は晴れた時にリベンジツーリングだ!

2012年7月21日土曜日

イーハトーブツーリング・3日目

雨音で目が覚めた。
実は前日、まだお会いしたことのない岩手のV-ROD乗りさんから、
是非お会いしましょうと連絡を頂いていた。
しかし雨だけならまだしも、霧もかなり垂れ込めていて視界もかなり悪く、
どう考えてもバイクで走るような状態では無かった。
これは残念だけど中止かなと思ったいたら、なんとSさん、
かなり早い時間に待ち合わせの場所に着いてしまっていたらしい!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

Sさんには申し訳ないけれど、とりあえず一緒にツーリングなど出来る状態では無いと判断して、
急きょ滞在先の秘密基地にてバイカーズカフェオープン(笑)

Photo by Kaoru.Y

軒先にイスを並べて1時間程、6台のV-RODを肴にコーヒーをすすりながらのカフェタイム。
岩手のV-ROD事情(?)などお聴きしながら、楽しい時間を過ごした。
Sさん、今度は東京か岩手で走りましょう!

雨も降ったり止んだり、霧も薄くなったり濃くなったりと、とにかくこの日の天気は不安定。
バイクは諦めて、おいらの父親の車を借りて近場を観光することにした。

最初に向かったのは安比高原の「ブナの二次林」。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

この日の霧も手伝って、いつもよりさらに幻想的になっている二次林の様子に
みんな「おぉぉ」、「すげぇ」の連発。

ランチを挟んで次に向かったのは「岩手山焼走り溶岩流」。

Photo by Kaoru.Y

岩手山の麓にあるこの溶岩流。
駐車場から階段を登ると、突然この世の物とは思えないような景色が広がるのだ。
本来なら岩手山がドーン!と目の前に見えるところなんだけど、
この日の天気のおかげで岩手山は時折山肌が一部見える程度。
ただここでも霧が風景を一層不気味に演出してくれたおかげで、
どこか「違う惑星」か、それこそ「あの世」かと思わせてくれるほどだった。

「焼走り溶岩流」を後に、次はスイーツタイム。
安比高原の近くにある「エッコ・ラ・ジェラート」でおいしいジェラートを頂く。

Photo by Kaoru.Y

地元八幡平の新鮮な牛乳を使用したジェラートは絶品。
訪れるたびにメニューも変わっているので飽きることが無い地元の名店だ。

美味しいジェラートで心も身体も満たされてところで、山の奥にある松川温泉に向かった。
松川温泉には3つの宿があるけれど、今回は一番手前に位置する「松川温泉 松楓荘」へ。

Photo by Kaoru.Y

ここは開湯1743年という松川温泉の中でも1番古い温泉宿だ。
建物も非常に趣が有り、いかにも「秘湯」という感じ。
硫黄の匂いがする乳白色の湯は芯から身体を温めてくれる。
川のすぐ横に位置する露天風呂からの景色も最高。
この日は雨の中の露天風呂だったけど、こんな雰囲気なら雨もまた良し(笑)

温泉の後は晩ご飯の買い出しへ。
本当なら外でBBQと行きたかったけれど、
あいにくの雨なので室内でホットプレートを使った焼き肉に変更。
けど父親が持ってきてくれた三陸の採れたての大きなホタテとホヤと短角牛肉で
みんなテンションMAX!
買い足した肉も野菜も食べまくって、これ以上無理ってくらいの満腹感。
いやーこの日も食べた食べた、飲んだ飲んだ(笑)

旅は4日目へと続く。

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