2014年5月12日月曜日

忍野八海

慣らしの終わったDucati Diavelと山梨県にある「忍野八海」という場所へ行って来ました。
富士山の伏流水が湧き出している景勝地で、以前から気になっていた場所の一つでした。

待ち合わせの石川PAから相模湖東ICを下り、まずは道志道へ。
道志道(国道413号線)は相模湖と山中湖を結ぶ、景色も良く程よいカーブが続く
バイクや車、自転車乗りには人気の道路だ。
途中に道の駅もあるので休憩やお土産を買うにも困らないのもポイントの一つ。
そんな道志道の約25km程のワインディングをたっぷり楽しむと山中湖にぶつかる。



この日の天気は「最高!」の一言。
写真のような見事な天気!見事な富士山!

目的地の「忍野八海」までは山中湖から約15分ほど。
食事かお土産を買ってくれたら駐車場は無料という店にバイクを停めランチ。
なぜかメニューに山梨名物の「ほうとう」が無く、
短時間で調理できるそば&うどんオンリーという、
非常にビジネスライクな店の方針に軽い衝撃を受けながらも、
郷に入れば郷に従えって事で受け流す事にしました。

そしてランチ後ついに「忍野八海」へ。
「え?ここってもう忍野八海のエリアなの?」とびっくりするほど唐突に池が出現します。
特にゲートが有る訳でも無く、入場料を取る訳でも無く、入ろうと思えば車やバイクでも
観光エリアのど真ん中を通れるユルさ(笑)

しかし、水の綺麗さや透明度は最高レベル!
ユルさは「ゼロ」!



「忍野八海」と言うだけあってエリア内には8つの池が点在している。(1つだけ離れている)
上の池は「湧池」という「忍野八海」でも一番賑やかな場所にある池。



結構な水深が有るにも関わらず手すりも無く、
覗くとこんな感じで泳いでいる魚が見えるくらい、水際ギリギリまで楽しめる。



こちらは菖蒲池。
その名の通り菖蒲が群生している池だ。
以前はもっと菖蒲が生えていた、と言うのはツアーガイドの方からの盗み聞き情報。



手前の広くなっている部分が濁池。
ここから溢れだす水が川となって流れて行く。



エリアから少し離れた川沿いの風景。
そりゃ絵も描きたくなるような風景だよなぁと納得。
お土産屋の多いエリアをほんのちょっと離れるだけで、
のどかで美しい水と緑と富士山が織りなす景色が堪能できます。

今回は「八海」のうち、有料の池と離れている場所を除く「六海」を回りましたが、
面倒くさいのでスペースの都合上ここでは省略。

都心から約2時間でこの景色。
お気に入りの場所となりました。

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2014年5月5日月曜日

タイムスリップ!

ゴールデンウィークで大混雑する高速道路を避け、自転車でとある場所へ行って来ました。
辿り着いたのはうちから約20km離れた小金井市にある「江戸東京たてもの園」。
ここに来るのはかなり久しぶりですが、実はお気に入りの公園なのです。

園内には江戸時代から昭和初期までの、30棟の復元建造物が建ち並んでいます。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。」(HPより)

幅広い年代、和風建築、洋風建築、住宅、商店、交番、乗り物と様々な展示で
まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。


個人的に大好きなのは、ル・コルビジェの弟子だった
建築家・前川國男の邸宅「前川國男邸」だ。


1942年(昭和17年)に建てられたこの住宅。
今見ても、全く古さを感じさせないデザインです。
もし家を建てる事があるならば、こんな家が欲しいものだと思います(笑)


園内の建物自体を見るのも楽しいのですが、
ディテールにこだわってみると更に楽しさが増します。


例えばこの家の玄関前に照明のデザインや雨どいの飾りなど、
現代では考えられないような拘りようです。


なんと銭湯まで移築!(笑)

以前訪れた時よりも何棟か建物も増えて、見ごたえも増してきているように思います。
入園は有料ですが400円というリーズナブルな設定。
自転車やバイクでフラリと行くにはオススメのお安くたっぷり楽しめる公園です。

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