2015年6月14日日曜日

もはや公園ではない、ここはテーマパークだ!

梅雨の晴れ間って事で、今週末は自転車に乗って
神奈川県川崎市にある「生田緑地」に行ってきました。
神奈川県といっても多摩川を越えたすぐの場所なので、距離にしてウチから約20km、
のんびり走っても自転車で1時間半程で着ける距離です。



今回のお目当ては公園内にある「川崎市立日本民家園」という、
日本の代表的な古民家を移築してある野外博物館です。
同じ公園内にある「岡本太郎美術館」には何度か訪れたことがあるのですが、
この民家園には入った事がなく、ずっと気になっていたのです。



久しぶりに「生田緑地」に着いてみると、以前工事していた場所が全て出来上がり、
なにやら色々と新しいものが出来ています。
そう言えば、前から観たかった「メガスター」(従来のプラネタリウムの100倍の星を
投影する事が出来るスーパープラネタリウム)があるはずだと言う事を思い出し、
ダメ元でチケットの確認に行ってみました。
するとまさかの「空席有り」の表示!!
時間もちょうど上映の20分前。
迷わずチケットを購入して、初めてのメガスター体験です!



星空が天球スクリーンに投影された瞬間、
他の観客からも「おぉぉ!」と言う声が漏れ聞こえる程、無数の星々が頭上に現れます。
なんと入館する前に渡される双眼鏡を使わなければ見えないような、
小さな星を観察する事が出来るくらいです。
天の川も良く観ると、しっかり一つ一つの星で出来ているのが分かります。
しかもこれがなんと、たった400円で体験出来るなんて、素晴らしすぎるぞ川崎市!




メガスターをたっぷり楽しんだ後は「日本民家園」エリアに突入です。
正直、期待以上の展示エリアと内容です。



エリア内には古民家や水車小屋など、江戸時代の木造建築が25棟ほど展示されており、
しかも全てが緑豊かな森の中に移築されているので、
まさかここが都内から数十分の場所だということを忘れてしまいます。




ボランティアの方が建物の説明をしてくれたり、囲炉裏に火を入れての床上公開もあり、
建物の細部までしっかり観る事が出来ます。



個人的にツボだったのはこの古民家。
茅葺き屋根でこの形。
あぁ、美し過ぎです。
山形県の古民家と言う事ですが、東北出身のおいらも知らない古民家の形に惚れ惚れです。



「日本民家園」をたっぷり楽しんで、更に園内を散策。
広場にはSL(D51)や古い客車(ブルートレイン)の展示、メタセコイア林に池に、
いくつものトレイル(散歩道)、そして岡本太郎美術館と、
とにかく盛り沢山なこの「生田緑地」。
知れば知るほど奥が深く、丸一日楽しめる場所。
もはやここは公園というジャンルではない、 「テーマパーク」だと断言してしてしまおう!
東京から多摩川を越えた所にある、この「テーマパーク。生田緑地」。 是非皆さんも遊びに行ってみてください。
他の写真はここをクリック。

2015年6月7日日曜日

ブローバイホースは裂けるもの?裂けてるもの?

ディーラーにてV-RODを見てもらった結果、
先日の日光ツーリングで発覚したオイル漏れは、
案の定ブローバイホースの破損によるものと判明しました。


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普段V-RODの面倒を見て頂いているディーラーさんなのですが、
メカニックさんがV-ROD乗りという事もあり、非常に安心して相談する事が出来るのです。
今回もそのメカニックさんに相談に言った訳ですが、
なんと彼がスペアとして取ってあった「ブローバイホース」があると言うのです。
こりゃラッキーです!
しかもすぐ作業もしますよ、なんて話になりダブルでラッキーな状況に。



エアクリーナーカバーを外し早速作業開始です。



写真の中央のホースが問題の「ブローバイホース」です。
まだ大きくはありませんでしたが、亀裂が入りそこからオイルが漏れていたようです。

そして新品の「ブローバイホース」が入った、
未開封の白いビニール袋を開けて、いざ取付です。
開封から数秒後、メカニックさんの口からこんな言葉が漏れでました。
「ありえねぇ…」



袋から取り出し、取り付けようとしていた新品の「ブローバイホース」。
良く見ると、根元がパックリと開いています。

今度はおいらの口からも
「ありえねぇ…」
裂けた物を交換しようとしたら、新品も裂けてましたって…。

仕方ないので、メカニックさんとおいらの分、仲良く2個オーダーです(笑)
交換は「裂けていない」部品が届き次第ってことで、もう少しだけお預けです。

2015年6月2日火曜日

餃子、改め100年カレーツーリング

5月31日(日曜日)午前9時、「美味い餃子を食いに宇都宮に行こう!」と
東北道蓮田SAに集まったのはDucati3台とV-ROD2台という計5人。
ところが集まってみて初めてある事に気が付きました。

「早く集まり過ぎじゃね…?」

目的の餃子屋の開店時間は午前11時半。
蓮田SAからはもう100kmもない距離。
つまり出発すれば1時間以内に着いてしまうのです。
で、到着まで少し時間のかかる日光金谷ホテルで食べられる「100年カレーなんてどう?」と
思い付きで口走ったら、即採用!(笑)



鹿沼ICで東北道を降り、「日光杉並木」として知られる国道121号線でいざ日光へ。
樹齢400年の杉の木が作る陰が、この日の強い日差しも涼しく快適なライドに変えてくれます。



そんな快適なライドを楽しみつつ、お昼丁度に「日光金谷ホテル」に到着です。



1873年に日本初のリゾートホテルとして立てられた「日光金谷ホテル」は
過去にはフランク・ロイド・ライト、アインシュタイン博士、ヘレン・ケラー、
そしてリンドバーグ夫妻など、名だたる偉人さん達が宿泊するほど
歴史と格式に溢れたホテルなのです。

と、そんな歴史は置いといて、腹ペコの5人は「100年カレー」のある食堂に一直線!



来ました!これが「100年カレー」!
もともと大正時代には出されていたのに、いつの間にかメニューから消え、
2003年にホテルの蔵からレシピが発見され復活したのがこのカレー。
ビーフ、チキン、鴨の3種類から肉を選ぶ事が出来ます。

辛みはかなり控えめですが、まろやかでコクがあり、
そんじょそこらのカレー屋では間違いなく味わう事の出来ない味!
カレーにしては少々お高い値段ですが、食べてみれば納得の美味しさです。
日光に行く際にはここでのカレーを食べる事を強くお勧めします!




カレーを食べた後は、趣のある金谷ホテルのエントランスでバイクの撮影会。

その後、国道120号線(日本ロマンチック街道)でワインディングを楽しみつつ、
北関東道&東北自動車道で帰路へ。



途中エンジン上部にオイルが着いているのにで気付きました。
あぁ、ついに来たようです。
V-RODオーナーなら誰でも必ず一度は経験するアレ、
ブローバイホースがお逝きになられたようです…。
帰ったら早々に直そう。

走行距離約370kmに及んだ、久しぶりのロングツーリング。
急きょ行き先を変えたりしながらも、グルメも走りも大満足のツーリングでした。

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