2018年10月25日木曜日

新宿中央公園・開園50周年!

新宿中央公園のネタ連投で失礼します。

どうやら今年は新宿中央公園が開園50周年ということで、
色々とイベントをやったり公園の整備を進めたりしている様ですが、
園内に公園ができる前の写真などを展示しているスペースがあったので紹介したいと思います。



新宿中央公園は1968年(昭和43年)に
淀橋浄水場とコニカミノルタの工場がの敷地跡に造られました。
展示されている写真の中には、その工場の姿が確認できます。
左下の写真にガスタンクらしき物が見えますが、
恐らく東京ガスのある現在の新宿パークタワーと推測できます。



右上の空撮では淀橋浄水場とコニカミノルタの跡地が結構な大きさだったことが分かります。
西は十二社(じゅうにそう)通りから、東は京王プラザホテルまで、
北はハイアットリージェンシー、南は新宿ワシントンホテルまで、
現在の中央公園と西新宿のビル街そのエリアに該当します。
京王プラザホテルの側での野球じゃなんだかシュールです。


左下は新宿中央公園から新宿駅を望んだ写真ですが、
今この噴水はありません。
公園と駅の間にはまだ高層ビルは建っていません。
今では考えられない抜けの良さです。(笑)



左下には東京都庁の建設当時の様子が写っています。
西新宿のビル街の中で、最も古いのが京王プラザビルです。
竣工が1971年(昭和46年)、実はおいらと同い年。
新宿中央公園は50周年ですが、京王プラザホテルもおいらも、
なかなかの年代物になってきました。

東京に来てから、年齢の近い新宿中央公園や同い年の京王プラザホテルを眺めて、早25年。
知っているこの25年間だけでも、相当な変化がありましたが、
大好きなこのエリアをもう少し観察していこうと思います。

2018年10月21日日曜日

街角ソーラー充電器

先日、日課のウォーキング中に新宿中央公園で、
不思議なポールを発見しました。



なんだろう?
上にはソーラーパネルがついていますね。
近づいてみると…



なんと、ソーラースタンドなるもので、
スマホなどの充電ができる場所の様です。



午前9:30〜午後6:00まで、誰でも無料で使える様です。



どうせiPhone用のライトニングケーブルは無いんだろうな、
きっと自分で充電ケーブル持ってないとダメなんだろうな、と思っていたら、
なんと、5種類のケーブルに対応しているではありませんか。
その中にはしっかりiPhone用のライトニングケーブルもありました。



このーラースタンドは新宿中央公園の北側、
エコギャラリー新宿の前に設置してあります。(地図はクリックすると拡大します)
周りにはベンチや自販機もあるので、少々休憩がてらのんびり充電することができます。
雨の日は使えないとの事なので要注意です。

こんな便利なソーラースタンド、都内の公園には沢山設置して欲しいと思いました。

2018年10月14日日曜日

「2001年宇宙の旅」70mm版特別上映

国立映画アーカイブに「2001年宇宙の旅」70mm版特別上映」を観に行って来ました。
今更「2001年宇宙の旅」とお思いでしょうが、
「70mm版特別上映」がタイトルに付くとてもスペシャルな上映なのです。

通常の映画のフィルムは35mm幅のフィルムなのですが、
この特別版は文字通りの70mm。
単純に倍の大きさのフィルムサイズ。
大きくなれば画質や音質のクオリティが格段に良くなります。



1968年の公開当時、観客に出来る限りリアルな宇宙体験をしてもらおうと、
大きなフィルムを使用したそうです。
アメリカにあるマスターフィルムから公開時の映像と音の再現を追求したニュープリント。
しかし今となっては、70mmフィルムの映写機など日本にはほとんど現存しておらず、
唯一上映できるのが国立映画アーカイブだったそうです。



「2001年宇宙の旅」と言えば、その後の映画を変えたとまで言われる名作中の名作。
それが本来の70mmフィルムで鑑賞できるという、本当に貴重な機会なのです。
日本での上映はたった12回のみ。
チケットはわずか数分で売り切れてしまいましたが、
幸運にもなんとか購入することが出来たのでした。



音楽が流れ照明が落ちるタイミング、緞帳(どんちょう)の開くタイミングなど、
当時の劇場での公開方法もできる限り再現。
フィルムならではのノイズやちらつき、なんだか妙に懐かしい感覚。
そして70mmフィルムの圧倒的な映像、色彩、音。
164分間の宇宙の旅の間、1秒もスクリーンから目を離すことが出来ませんでした。

追加上映のリクエストも多かったようですが、
フィルムはこの後、他の国へと渡り、人々を宇宙の旅へ連れて行ってくれるようです。

恐らく日本でまたこのフィルム上映が行われるかはかなりの未知数。
映画好きとして、この特別上映に参加することが出来、本当に幸せな体験でした。

2018年10月9日火曜日

ふじてんでキソテク?

「MTBキソテク講習」を受けた1週間後に、ふじてんに行く機会が出来たので、
少しでも講習の内容を思い出しながら走ってみる事にしました。

この日は台風一過で素晴らしい快晴に、
10月にも関わらず少し動くだけで汗が吹き出てくるほどのかなりの気温。



MTBに跨り、まずは重心を意識して…
台風の雨によるコースへの影響を確かめながらのライドは
重心がどうのと考えている余裕を与えてはくれませんでした。
「この溝危ねぇな」とか「あそこまだぬかるんでて怖いな」とか、
頭の中は基本「保身」の事のみ。(笑)
気がつくと相変わらず、腕にはガチガチに力が入ってしまっています。



何本か下り、コースの状況が把握出来たお昼頃から、
再度「キソテク」を思い出してライドしてみました。
MTBの重心を意識し、腕の力&ハンドルに頼り過ぎず、車体の傾きに注意を払い走ってみました。
とは言っても、やはりライド中はコース上の石や根に気を取られてしまい、
どこまで「キソテク」を意識できていたのかは正直分かりません。
それでもコーナーがいつもよりスムーズにクリア出来るようになった気がしたのは
幻でしょうか?(笑)

さて、残りすこなくなってきた今年のMTBシーズン。
今までのガムシャラ自己流ライドではなく、「キソテク」意識ライドで
速さではなく、ライドの質の向上を目指してみようと思います。

2018年10月8日月曜日

キソテク

三浦半島でMTB普及活動を行なっているGO RIDE主催、
日本MTB界のレジェンド・柳原康弘さんを講師に迎えた「基礎テク講習会」に参加してきました。
文字通りMTBの基礎を学ぶ訳ですが、今回の講習はMTBだけではなく、
「自転車」の基礎からのお話。

自転車の講習なのに、箸の持ち方からスタートするなんだか不思議な講習ですが、
そこにもしっかりとした意味があるのです。
箸を動かすという普段無意識にしている行為、
利き腕ならできるけど反対の手だと出来なくなる現象など、
様々な例を挙げつつ、実は同じようなことが自転車に乗る時にも起きていることを
再認識させてくれます。



GO RIDE主催者のYさんが講習中に描き起こしてくれた、今回の講習のポイントです。
確かに言われて見ると、普段全く意識したことない行為で自転車に乗っていたことがわかります。



なんで自転車って転ぶんだ?
なんで自転車って曲がるんだ?
自転車に乗れる人なら「基礎なんて知ってるよ」と思いがちですが、
普段「意識しなかったことを意識する」と事の本質が見えてくるような、
いや、本当に新鮮新鮮。
実際MTBに跨り見た目には非常に簡単な曲がる・止まるなどの実技をいくつか試すのですが、
ちょっとだけ意識が別の方向に行くだけで、面白いくらいに自転車が言うことを聞きません。(笑)

柳原さんも「これを受けたからと言ってダウンヒルが早くなる訳ではないですよ」と
お話していましたが、それでも意識するポイントはいくつもあるような気がします。