「ゴールドリーフ」という手法は、サインペイントした文字や模様に金属素材(金箔、銀箔、銅箔など)を貼り、塗装とは全く違う質感や輝きを表現する方法です。
格好良いお店のエントランスに使われたりしているのを見て、前から興味津々で学びたい技法の一つでした。
先ずは先生が用意してくれていたすでに模様の描かれたガラスの板に「GILDING SIZE」と呼ばれる「のり」を塗っていきます。
ゴールドリーフ(金箔)を貼る、外側のフレームのライン、”STAY”の中、”GOLDEN”の中をサイジング(ノリを塗る)していきます。
サイズは透明なので、塗り残しがないように慎重に塗っていきます。
塗り終わってから、30分ほど待ちます。
サイズが乾きすぎるとリーフの乗りが悪くなったり、逆に早すぎると乾いた時にリーフがひび割れたりすることがあるらしいです。
ある程度乾いたところで、リーフを貼っていきます。
こちらが今回使用したゴールドリーフ。23Kらしいです。
これ以下の数字のリーフは日光で色あせたりすることがあるそうなので、出来るだけ24Kに近いリーフを使うのが長持ちの秘訣のようです。
ペタペタと貼っていきます。
リーフは非常に薄く軽いので、慎重に扱わないとすぐに破れたり飛んでしまいます。
大胆に貼るのが良いようです。
貼り終わったら、余分な部分をコットンで優しく払い落とします。
しっかりサイズを塗ったつもりでしたが、やはり何箇所か塗り残しがありました。塗り残した場所に再度サイズを塗り、また30分ほど待ち、リーフを貼って隙間を埋めていきます。
完成です!
初めてにしては上出来な気がします。
なんだか勿体無いですが、余ったリーフは捨てるだけのようです。
持って帰って金箔ふりかけご飯でも作ろうかと思いましたが、諦めました。
家に持って帰ってきてから、背景の手持ちの赤い紙を敷き、きちんとフレームに入れてみました。
うん、かっこいい。(笑)
本物の金の質感はやはり違いますね。
今回参加したワークショップは世田谷ものづくり学校内にスタジオを構える「MODERN TWIST SIGNS」さん。
ベーシックサインペインティングのクラスも開催しているので興味ある方は、ぜひ参加してみてください。
「MODERN TWIST SIGNS」(リンク)
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せっかく覚えたこの技術を使って、早く何かオリジナルを作ってみたいな。