ちょっとバタバタした半年間を過ごしておりましたが、またのんびり更新して行こうかと思っています。
久しぶりに更新はかなりマニアックなネタになりそうです。
タイトルにあるように「ギルダーズパッド(Gilder's Pad)」を自作してみました。
「ギルダーズパッド」って何?って思うでしょうが、
ざっくり言ってしまえば、金箔銀箔を貼る際に使う作業台のようなものです。
日本語では「箔切り台」と言うようです。
ここのところハマっているガラスサインの製作時には必ず必要になる道具の一つなのです。
まずは完成形からお見せします。
恐らく見たこともないと思いますが、このような台に金箔などの金属箔を乗せ、表面を整えたり、ナイフで切ったりする時に使う道具なのです。
恐らく見たこともないと思いますが、このような台に金箔などの金属箔を乗せ、表面を整えたり、ナイフで切ったりする時に使う道具なのです。
僕もこの道具の存在を知ったのは、サインペインティングに興味を持ってからです。(笑)
必要な材料ですが、200mm×150mm程度の板、それより一回りほど大きなサイズの革、
キルト芯、椅子などに使う装飾用鋲、木工用ボンドを用意します。
私の場合は家にあった板と革の端材を利用したので、新たに買い揃えた材料費は1500円ほどでした。
その上にキルト芯を折り畳みながら厚めに乗せます。
一旦、革をキルト芯の乗った板の上に乗せサイズを図り、カットする目安の線を引いていきます。その後、不要な部分をハサミでカットします。
途中で気づきましたが、ガイドの線はこの面ではなく内側に来る面に描くべきでした。
角から鋲で革を固定していきます。
革はラフアウトと呼ばれる起毛した裏側を使います。
バランスよく鋲で革を固定し、
余った部分を底に貼り付け完成です。
実際には、箔をこのように革の上に乗せ、ナイフを使って箔を切ります。
箔が張り付くの革の凸凹が抑え、扱いづらい箔を簡単に切ることができるようになります。
購入すると1万円ほどするギルダーズパッドを1500円で作ることができました。
これを使って作った作品は、次回から紹介したいと思います。