2014年8月31日日曜日

東北・北陸・近畿ツーリング(京都編)

予告では「東北・北陸・近畿ツーリング(京都・三重編)」と書きましたが、
この日の内容が盛り沢山すぎるので、京都・三重は2回に別ける事にしましたのでご了承を。

18日、若干蒸し蒸しした京都特有の空気ながらも、久しぶりに見た青い空。
絶好の観光日和です。

宿泊していたホテルを朝8時チェックアウトし、
まずはホテルから歩いていける場所にある「晴明神社」からスタート!
映画「陰陽師」で有名になった安倍晴明を祀るこの神社。



「木・火・土・金・水」で全ての事象が成り立つという陰陽五行思想。
1007年に創建されたそうですが、至る所にちりばめられた
五行表す文様やオブジェがミステリー感たっぷりで、オカルト好きにはたまらん場所です。



本殿安倍晴明の脇には銅像が鎮座しております。



地面に謎の文様が。
そしてここには…



五芒星の井戸が。
他にも色々あったので、ここをクリックしてご覧下さい。

さて、なかなかのミステリー感に包まれた晴明神社の次は、
「おいらの勝手に日本三景(2箇所は未定)」に認定されている
「伏見稲荷大社」を目指しました。




「トリップアドバイザー(世界最大の旅行口コミサイト)」による
2014年の「外国人に人気の日本の観光スポット」第1位を獲得している場所でもあります。



抜けるような青空も手伝って、朱色が一層鮮やかです。



境内を歩き、本殿でお参りも済ませ目的のあの場所へ胸を高鳴らせ向かいます。
そして歩く事数分、「おいらの勝手に日本三景(2箇所は未定)」が目の前に!



千本鳥居!
まるで異世界に入り込んような景色が広がっています。
想像以上の景色です。




鳥居には奉納した方の名前が書かれています。
鳥居の隙間から入り込む日の光も美しさを際立てていますね。




ちなみに鳥居の外側はこんな感じです。
内側と外側の見た目の落差が激しいです。(笑)

この鳥居は、入口から山頂まで延々と続いているらしく、
境内全部を回るには2時間は覚悟した方が良いとのこと。
この後三重まで走る予定だったおいらは、途中でUターン。
それでも十分、この伏見稲荷大社の美しさを堪能することができました。

心からまた来たい!と思う、そんな場所でした。

その他の写真はここをクリック。

2014年8月28日木曜日

東北・北陸・近畿ツーリング(レイニーブルース編)

【お読みになる前の注意】
先にお断りしておきますが、この「レイニーブルース編」はつまらないです。
長いだけで何も起こらない、3日間にわたる雨の中の移動の話です。
ご了承ください。


実は今年の夏休み、一つだけ決めていた事が有りました。
それはズバリ「アホみたいに走る!」です。

今年前半は自転車もバイクも走る時間が充分取れず、
少しフラストレーションが溜まっていました。
どうせ休むなら少し長めに休みを取って、今年はもう走らなくていいやと思えるほど
「アホみたいに」走ろうと決めていたのです。

で、そんなアホをベースに思い付いたのが、岩手から友人のいる京都&三重に向かうという、
大抵の人に「えっ!?」っと驚かれるコースな訳です。

盆の最終日15日、送り火も待たずに夕方実家を出発です。
この日は安比高原の秘密基地までの約100kmコース。
少しでも京都までの距離を縮めておこうという計画ですが、
スタートからなかなかの本降りです。
とは言え、たかが約100km、あっという間に到着です。
この日はゆっくりのんびり過ごし、翌16日からの過酷なライドに備えました。


さて16日、この日の内に京都まで移動するのはさすがに無理。
この日のゴールを約470km先の新潟に設定して、朝8時に小雨の降る安比高原をスタートです。
盛岡、一ノ関、仙台と雨の中黙々と東北道を南下しますが雨は一向に止みません。
止むどころか時折激しく降りさえします。
更には仙台を超えた辺りから、ついにお盆の帰省渋滞発生です。
表示は「断続渋滞。ここから70km。」
…絶望です。

この頃から頭の中にはブルースが流れ始めます。
ロックでもジャズでもないんです。
ブルースなんです。


見てください、この体たらくな写真を。
もうカッコよく撮ろうとか、そういう気力は微塵も有りません。
雨と渋滞を頭の中に流れるブルースを聴きながら、ただ淡々と進んで行きます。
記憶などほとんど有りません。


気が付いたら新潟まで100kmを切っている福島県の磐梯山SA。
しかも新潟方面には太陽が!
そして走る事更に1時間半。
ついに新潟の宿に到着です。


せっかく新潟まで来たのでおいしい地酒にありつこうと、
クタクタに疲れ切った体にムチを打ちホテルの外へ繰り出しました。
適当に雰囲気だけで選んだ小料理屋で新潟の美味しい魚と日本酒をいただきましたが、
酔いと疲労で早い時間に撃沈です…。

17日の朝、雨音で目が覚めました。
この日も朝から頭の中にはブルースが流れます。
とは言え3日連続の雨なので、もう完全に開き直って走るのみです。

朝8時にホテルを出発。
ゴールは約540km先の京都のホテルです。
雨は降り続いているものの、幸いなのは北陸自動車道は新しく路面がキレイで
しかも交通量が少ない(笑)
おかげであまり他の車の走行や轍(わだち)など、ほとんど気にならないのです。
それと北陸独特のトンネルの多い地形のおかげで、雨でも思っていたより快適に走れます。


雨の中うっすらと見える日本海も、少し気分を良くしてくれます。

しかしこの後、写真はほとんど撮っていません。
撮る気力さえも、走る気力に回そうという魂胆です。

琵琶湖を超えた辺りでようやく雨があがり、3日ぶりに太陽と再会。
頭の中に流れていた「レイニーブルース」も終演です。


そして、またまた体が幽体離脱寸前になった午後6時。
無事に京都市内の宿に到着です。
その後、京都の友人と合流し、久しぶりの再会に酒も進みつつ、
この日はホテルに戻った後、ついにシャワーすら浴びる事なく力尽きたのでありました。

ね、何も起こらないでしょ。

次回「東北・北陸・近畿ツーリング(京都・三重編)」に続く。

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2014年8月26日火曜日

東北・北陸・近畿ツーリング(北リアス編)

約700kmを走り抜き、無事実家に到着した翌日12日は
朝から父親の送り迎え、食材の買い出し、仏壇の飾り付けなどでとにかく走り回った日。
さすがにこの日はバイク完全休養です。

盆の準備もすっかり落ち着いた翌13日。
親戚が集まる時間まではフリータイム。
天気も良好ってことで、海岸沿いを走る事にしました。
皆さん学生時代に習ったように、岩手県の沿岸はリアス式海岸といって
小さな湾が複雑に入り組んだ地形になっていて、
観て良し走って良しの最高の場所なのであります。


まずは久しぶりに地元の久慈港へ。
震災で数の減っていた舟も、かなり増えたような気がします。
田舎の港はギリギリまで立ち入る事が出来、
係留柱に片足をかける「波止場の石原裕次郎ごっこ」が
出来るので大好きです(やりませんが…)。

久慈港を後にして、海岸沿いを南下します。
隣町・野田村の十府ヶ浦で目の前に海が広がります。


天候・景色・風・匂い・空いてる道路。全てがパーフェクト!
言葉に出来ないくらい最高のクルージング!

最近、北は青森県八戸市から南は宮城県仙台市までを繋ぐ
「三陸縦貫自動車道」なるもののの建設が進んでいて、
地元周辺の道路事情もかなり変化してきています。
以前は傾斜・カーブ・アップダウン度合のきつすぎる、「国道」ならぬ「酷道」でしたが、
気が付けば場所によっては高速道路の様な快適な真っすぐな道。
快適すぎて気が付けば予定していた場所を遥に通りすぎている始末です。
どうせここまで来たのなら、と立ち寄ったのが田野畑村にある景勝地「北山崎」。


「いやーキレイだ!キレイすぎるぞ!」
大体やませ(海からの冷たい霧)でいつもまともに見えない事が多い北山崎。
晴れた状態の北山崎の景色に一人で大興奮!
実家から1時間もかからずに、こんな景色観られるんだから、
実はすごい贅沢な場所だよなと、おじさんになるとしみじみ思います(笑)。

この日の走行距離はたった100km。
しかし三陸海岸の100kmは間違いなく満足度が高いのです!
こんな絶景が盛り沢山!オススメ!

そろそろ親戚も来る頃だろうと昼過ぎには帰路に着き、夕方からは親戚大集合で大宴会。
これぞ「ザ・お盆」!という時間を過ごし、大満足な1日でした。

次回「東北・北陸・近畿ツーリング(レイニーブルース編)」に続く。

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2014年8月24日日曜日

東北・北陸・近畿ツーリング(岩手帰省編)

今年の夏のツーリング、題して「東北・北陸・近畿ツーリング」の
ご報告を始めたいと思います。
合計何回になるか分かりませんが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは第1回目「東北・北陸・近畿ツーリング(岩手帰省編)」のスタートです。

台風も過ぎ、雨の上がった8月11日の朝7時、実家の有る岩手県久慈市に向けて
東京を出発しました。


出発直前。当たり前ですが元気そうです(笑)
少々風は強いものの快晴で、しかも渋滞無しの快適そのものクルージング。
おかげで一気に栃木県まで北上です。
ところが栃木県の半ばまで来た頃、空模様は一変します。
どんよりとした雨雲が空を占め、強くはないものの雨がポツリポツリと落ちて来始めました。


仕方なくPAでレインコートに着替え、再出発。
どこかでこの雨も止むだろうという願いは叶わぬまま、気が付けば東北地方に突入です。
なんだかんだ言っても夏休みシーズン。
小雨の降る中、徐々に車の数も増え、思うようなペースで進む事が出来なくなります。
そんなペースでもなんとか昼過ぎには宮城県の菅生PAで
仙台名物の「牛タン定食」をありがたくいただき、体にもチャージ完了です。



そして何度走っても変わらぬ長ーい岩手の道。
北海道の次ぎに大きな県だってのを毎回痛感します。
走っても走ってもずーっと岩手。
すでに仙台までの約400kmを走り抜き、疲れの溜まってきた体には相当堪えるのです。

そして何とか盛岡を越え、実家まで残り約100kmになった時、
なんとも嬉しい自然のサプライズが!


そう、虹です!大きな虹です!
岩手の大きな空に大きな虹が現れました!
しかも良く見ると二重の虹!
「なんて素晴らしい歓迎だ!岩手もなかなか粋な事してくれるじゃないか!」というのは
まさかの「ぬか喜び」…。
この直後から気温はグングン下がり極寒ライドに豹変です。
「なんだよこのアメとムチは…」
小指の震えが止まらないほどの寒さと幽体離脱寸前の疲労感と闘いながら、
残り少ない実家までの道のりを進みました。


そして午後6時、無事ゴールの実家到着です!
出発したのが午前7時なので11時間かかった計算。
「ふっひー!やっぱ実家遠いわぁ…」
途中泊まれそうな親戚の顔が浮かんで何度高速道路を下りようかと思った事か…。

何はともあれ今年も無事に約700km走り切り、実家に到着です。
しばらくはのんびり。

「東北・北陸・近畿ツーリング(北リアス編)」へと続く。

他の写真はここをクリック。

2014年8月21日木曜日

絶賛編集中!

8月11日から19日までの9日間に及ぶ、東北・北陸・近畿ツーリングから無事に戻りました。
只今絶賛編集中です!(本音:仕事でそれどころじゃないんです!)

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もう間もなく報告出来ると思いますので、楽しみにしていただけると幸いです。

2014年8月10日日曜日

秘密兵器と台風

毎年恒例になった、バイクでの岩手帰省の時期がやってきました。
おいらの実家までの約700km弱の道のりは、想像以上に遠く時間がかかるので、
慣れたとは言えやはり退屈感は否めません。
そこでついに重い腰を上げて秘密兵器・インターコムを導入しました!



購入したのはMIDLAND社製のBT NEXT-C。
主な特徴は
・6台同時接続(同時会話は4人まで)
・携帯電話を2台接続可能(2台目の接続はHSP/HFPプロファイルとなります)
・最大18時間連続再生可能バッテリー
・自動ボリューム調整機能(AGC)
・最長通話距離1,600m
・ユニバーサル通話機能
・外部入力端子装備
・FMラジオ装備(6ステーションメモリ機能)
といったところ。

個人的にはFMラジオが聴けるってところが一番嬉しかったりします。
とりあえずこれでバイクでの走行中にラジオも音楽も聴けるようになったので、
以前より飽きる事なく走る事が出来る気がします。
実際使用した感想は、夏休みから戻ってきたら書こうと思います。

さて本来なら本日8月10日(日曜日)に岩手に向かって出発するはずだったのですが、
台風による悪天候の為、出発は明日11日に延期しました。
今年は岩手帰省の後、とある場所へと向います。
かなり走ります。

ということで、ご報告は約2週間後。
ではでは行って参ります。

2014年8月3日日曜日

生き残り

車検の為預けていたバイクが無事に戻ってきました。
こちらが気が付いていなかった所まで、きっちりしっかり点検整備してもらったようで、
さすがはアメリカで鍛えたスーパーメカニックT氏、頼りになります!

さて、バイクを引き取って自宅に戻る頃には気温は軽く30℃を超えた状態。
そんな気温の中では、車検対応ノーマル状態から元のカスタム状態に戻す作業を
する勇気など湧きません。

と言う事で、作業は日が暮れてからする事にして、それまでは一旦仕事です。
日曜日に群馬で花火&ブラジル料理ナイトツーリングのお誘いもあるので、
カスタムも仕事も日曜日の夕方前には仕上げなくてはなりません。

仕事もある程度片付け、日が暮れたところでバイクの作業スタートです。


まずは簡単なリアフェンダー交換から作業します。
タンデムシートを外し、リアフェンダーを丸ごと交換するだけなので、
ここは10分ほどで完了。



お次はマフラー交換です。
つい先週にノーマル戻しの作業をしたばかりなので、
こちらも少しネジが固かった以外はすんなり完了です。
ちょろいもんだ!(笑)



これで日曜日のツーリングも準備万端だ!と、思っていたらなんと当日になって
メンバー4人中2人が発熱、1名がパンクに見舞われるというアクシデントが発生!
ツーリングはキャンセルに。
生き残ったのは、おいらだけか…。
あわわわ…(x_x)
この日のために2日間、猛烈に仕事&バイクの作業をしていたので、かなり残念。
しかし、この異常なまでに高い気温じゃ、体もバイクも音を上げるってもんだ。

しゃーない、みなさんまた万全な状態で行きましょ!