2014年9月18日木曜日

那須キャンプツーリング

連休を利用して、那須までキャンプツーリングに行って来ました。
集まったのはV-ROD6台+Ducati Diavel1台、車1台。
大人9人+ワンちゃん2匹という構成。
岩手と宮城のV-ROD乗りさん2名も東北から参戦です。



キャンプ場に到着後、テント組、コテージ組に別れ荷物を下ろし設営などまずは宿の準備です。
その後全員集合して、それぞれの持ち物(調理器具など)を確認してから食材の買い出しへ。
献立は定番のBBQと言うのは決まっていましたが、
旅慣れた東北組みが芋煮やらホルモンやらをしっかり用意してくれていたので、
思いの外バラエティに富んだ夕食になりました。
緑に囲まれた外での飯と酒の美味い事!



たらふく食べ、浴びるように呑んだおかげで、
写真をほとんど撮っていなかったという大失態を犯したのも、
全てはこの美味い空気と楽し過ぎる環境のせいだということにしておこう。
午後4時過ぎには呑み始めてたもんな(笑)

そして、目を閉じるとすさまじく高速に回転している(どんだけ酔っぱらったんだ)コテージの
二段ベッドに午後11時に撃沈です。



さて、予想外に軽い二日酔いに安堵しながら、二日目の朝を迎えました。
早起きの東北組みが、コーヒーを淹れ、玉子とウィンナーを炒め、パンを焼いて
朝食の準備をしています。



これが女性なら完全に恋に落ちるところですが、
彼らのデカい後ろ姿に我に帰ります。(二人とも30代後半のおじさん)
昨日の残りの芋煮もプラスして、美味い空気の中、最高の朝食をいただきました。

朝食&後片づけも済ませ、せっかくなので解散前にみんなで那須高原まで走りに行く事に。
目的地の那須ロープウェイまでの道は、
緑に溢れ素晴らしい景色と適度なカーブが楽しめる最高の道!と言いたいところですが、
立ちこめる白いガス、先頭を走る時速20kmの車に全て邪魔され、
やっと辿り着いた那須ロープウェイの駐車場では、もう少し静かに出来なのかよーと思うほど
誘導員がひっきりなしにハンドスピーカーで大音量で叫びまくり、
ロープウェイ駅の自販機の水に250円も取られかけるという、まさに苦行。



で、すぐに移動して見つけた広めの駐車場で撮影会。
ね?ガスで背景何も見えてないでしょ?(笑)
こんなガスじゃロープウェイも乗らなくて大正解。

帰りは邪魔な車も無く、しっかり那須のワインディングも楽しみながら下山し、
那須IC近くのイタリアンでみんなでランチを取り、IC手前のガソリンスタンドで解散。

いやーしかし、楽しかったなー!
食った、呑んだ、喋った、走った!
たった一泊とは思えないほど濃い一日でした。
こりゃ間違いなく来年もあるね。
いや、絶対やろう!

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2014年9月12日金曜日

東北・北陸・近畿ツーリング(帰京編)

8月19日、ついに旅の最終日を迎えました。
美味しい朝食を友人宅で頂き、この日は朝から友人の案内でほんの少しだけ、
亀山の名所をバイクで走る事にしました。

友人の案内で向かったのは日本の棚田百選にも認定されている「坂本棚田」だ。
実はちゃんとした棚田を一度も見た事がなかったので、かなり楽しみにしていた場所なのです。



いやーなんて美しい景色なんだ!
真っ青な空と山の緑と棚田が作る幾重にも重なる曲線が作り出すこの景色。
奥に見える高速道路の陸橋も意外と良いアクセントになって、
この風景の良さを盛り上げています。
欲を言えば、田植え直後の水面が見える時期に訪れれば、
水面に反射する空や光がもっとケタ違いの絶景にしてくれるに違いない。

坂本棚田をじっくり楽しんだ後、ついに東京への帰路につきます。
が、ただバイクで真っすぐ東京に帰るのはもったいないので、
今回はちょっと変わった帰り方をチョイスしました。
それは伊勢湾フェリーに乗って、伊勢湾を横断するというコースです。



送ってくれる友人と一緒に伊勢自動車道を鳥羽を目指して南下します。

友人と鳥羽港の周辺でランチでもと思っていたものの、
いざ到着してみると出港20分前!
急いでチケットを買い、友人と慌ただしく挨拶&握手を交し、
あっという間にバイクでの乗船です。



このフェリーは三重県鳥羽市の鳥羽港から愛知県の伊良湖までを55分で結ぶ航路で
バイクは片道4120円とちょい高めですが、
約1時間、もうアクセルは握りたくな旅情緒に浸りながらのんびりする事が出来ます。



バイクは船内で壁側にベルトでしっかり固定されます。(ピンボケ写真失礼)
バイクに傷が入らないよう、係の方が細心の注意を払って固定してくれるので安心です。




甲板に上がると、ちょうど出港の時間です。
鳥羽の海は点在する小さな島々が様々な景色を作ってくれるので、
いくら眺めていても飽きる事がありません。



そして約1時間後、伊勢湾の反対側・伊良湖に到着です。
係の方に記念写真を撮ってもらいました(^^)

ここからはまたバイクで一路東京を目指す訳ですが、
フェリー乗り場が道の駅と兼用になっていたので、まずは腹ごしらえをし地図を確認。
国道で東名高速の三ケ日ICを目指します。
しかもこの時点で残りの距離は約320km。
今となっては「けっ、そんなもんか」な距離です。



そんな余裕もあってか、伊良湖をスタートした直後だというのに
目の前に広がる太平洋の景色に思わず足を止める余裕っぷりです。

その後は寄り道も無く順調に進み、浜名湖の西側から三ケ日ICで東名高速へ。
午後6時くらいに自宅に到着。
8月11日から19日までに及んだ今年の旅は無事に幕を下ろしました。


走行距離2653km。
我ながら良く走りました。


走っている時は一人ですが、新しく出会った人、見慣れてる人SNSでこの旅を見ていた人、
色んな人のおかげで、本当に楽しい旅になりました。
正直帰ってくるのが本当に嫌で、引返して更に西を目指そうかと思ったくらいです(笑)
そんな楽し過ぎたこの旅に関わってくれた皆さんに心より感謝です!

本当にありがとうございます!

最高の旅でした!

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2014年9月7日日曜日

東北・北陸・近畿ツーリング(三重編)

京都・伏見稲荷の千本鳥居の余韻に浸りつつ、
午前11時前には次なる目的地、三重県伊勢市の「伊勢神宮」を目指して出発です。
距離にして約150km。
昨日までの3日間、雨の中を約500kmを走ってきたおいらには屁でも無い距離です。

午後2時、難なく伊勢神宮に到着。
実はこれが人生初の三重県上陸です。



お盆は過ぎていたとは言え、かなりの参拝者でごった返す参道を進みます。
そうか仏様じゃなくて、ここは神様だ!(笑)
一人で食べ切る自信は無いので、名物「赤福」はスルーです。
そして、ついに伊勢神宮正門に。



橋を渡り敷地内に入ると、なぜか自然と気が引き締まります。
お参り前のお清めも忘れずに済ませ、奥へと進みます。



そしてテレビでしか見た事のなかった、正宮(しょうぐう)についに到着です。
欲張って幾つかお願いしてしまいましたが、ここの神様のパワーは伊達では無いはず。
小市民の願い事の3つや4つくらい、難なく叶えてくれるはずだ。
その後も敷地内を散策、小銭もケチって尽きたので、ご祈願も打ち止めです。



参拝後、また参道に戻り今度は川沿いを散策。
ごった返すメインストリートとは打って変わって、情緒溢れる落ち着いた雰囲気です。
初めて来た伊勢神宮。
日本人としてやはり来て良かったと思う場所でした。

さて、伊勢神宮を後にして、今度は亀山に住む友人宅まで移動です。
高速を100km程戻る事になりますが、これもまた屁でも無い距離。



予定通りに亀山SAで合流して、あっという間に友人宅到着です。
しかし初めての場所ってのは、本当に新鮮です。
家の建っている場所、造り、方言、全てがおいらの知ってる場所とは違います。



晩ご飯は、亀山の有名店「亀八食堂」で「みそ焼うどん」なる物をいただきました。
普通の焼き肉屋のようにカルビやロース、ホルモンなどをオーダーするのですが、
基本何を頼んでも、みそで味付けされた肉と野菜がセットになっていて、
それを豪快に鉄板の上で混ぜ炒めるのです。
そこに更にうどんを投入。


見た目こんなんですが(失礼!)、これがなかなか美味い!
ビールが進む!クセになりそうな味!
ホント美味しかった!ごちそうさまでしたー!

しかしこの日は朝から、晴明神社→伏見稲荷→伊勢神宮→友人宅泊と
かなり内容の濃い一日。
満足感で一杯になりながら床に着いたのでありました。

「東北・北陸・近畿ツーリング(帰京編)」へと続く。

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