2019年10月27日日曜日

岩手林道三昧・その1

今年限定の休日、即位礼正殿の儀を利用して岩手で林道三昧してきました。

毎度安比訪問の際にはお世話になっているS氏に有給まで取って頂いての林道ツーリング。
お互い走る気満々です。



ツーリング初日(10月20日(日曜日))、前日は激しい雨と低温で、少々路面コンディションなど不安な面もありましたが、安全運転を心がけ午前10時に出発しました。
まずは前回も走ったアスナ沢林道で足慣らしです。



前回は後悔するほど緊張した道でしたが、2度目となるとあの恐怖心は何処へやら。あっという間に折り返しの砂防ダムに着いてしまいました。



なんとなく慣れたところで、S氏が気になっていた林道へと移動します。
安比高原から15分ほどのところにある白沢防災ダムの横を通る林道です。
林道名がわからないので勝手に「白沢川林道」と呼ぶことにします。
程よい幅と荒れすぎていない路面は初心者のおいらには程よいレベル。



意外にもサイズの大きな砂防ダムもなかなかの景観です。
ここから更に奥に進みます。



徐々に景色がワイルドになっていきます。
ワイルドになればなるほど、なぜかおいらのテンションは上がります。
「何この冒険!ワクワクが止まらない!」
更に奥へと進みました。
どんどん藪が深くなっていきます。
ワクワク、ワクワク…。



迷いました…。

正確には迷ったわけではなく、藪が深すぎて道の先が見通せなくなってしまったので引き返すことにしたのです。本来なら他の林道に出るはずなのですが、あまりにも誰も通っていなかったらしく、道がほぼ自然に還ってしまったようです。
しかしこの林道の後半は景色もよく、少々きつめの斜度とアップダウンが続く、楽しいコースでした。ただセローで一人で行くには少し不安、という印象です。



一旦山を下り、もはや安比の伝説の店「関食堂」さんでランチです。
450円で実質「大盛り」の「並盛りラーメン」でお腹を満たします。
相変わらず美味し!
どうもこちらの「関食堂」さん、高齢のため徐々に営業時間が短くてなっているようで、一日10食〜20食程度で店を閉めてしまっているようです。
もはや「食べられたら超ラッキー!」というレベルに達している気がします。興味ある方は急ぎましょう。(笑)



ランチ後は更に林道を求めて、S氏の後を追います。
次に走ったのは花輪線・小屋の畑駅の近くから始まる林道、勝手に「大尺川林道」と呼ぶことにします。
こちらの大尺川林道は驚くほど整備された林道で、等間隔で車がすれ違うためのスペースが用意されていたり、しっかりとしたガードレール、水切りなどがあり、かなり安心して走る事ができます。逆に言えばオフロードを走りなれた人には若干物足りないかもしれません。それでも澄んだ空気や木々のトンネルを進むのはやはり気持ちのいいものです。おいらのレベルにはピッタリです。
しかもおそらく10kmはあろうかという比較的ロングな林道なので、一度で長い時間楽しむ事ができます。



こんな絶景ポイントもあります。
一息つくにはちょうどいい場所です。



その後は、更にスキー場の近くの「アスナ沢林道」へ。
こちらも前回S氏にガイドしてもらった林道なので、気持ち的に非常にリラックスして走れます。
川沿いに徐々に標高を上げていくこの林道は、秋の景色を楽しむには最適なコース。色づき始めた木々のトンネルや渓谷、砂防ダムの滝など、スピードを落としてのんびり走りたくなります。


この日はこれにて終了。
おそらく林道だけで40kmは走ったと思います。
腕と肩周りがパンパンです。

林道三昧は2日目に続く!

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