そんなお盆を過ごしに、今年もバイクで実家の岩手県久慈市に帰省した。
先月も実家にはバイクで行ってるけど、今回はおいら一人。
話し相手も無くただひたすら北上すること約10時間で、実家に無事に到着。
あーやっぱり700kmは疲れるな…。
さて肝心のお盆の期間中はまさに「The お盆」的な時間を過ごした感じだったな。
25年ぶりの同級生と会ってしこたま呑んだり、
姪っ子にせがまれ送り火や花火やかくれんぼをしたり、
もちろん墓参りや予定通りの留守番まで、
とにかくお盆にすることは全部やり切ったぞ!くらいな気分。
そんな中でも、時間の出来た時にはバイクに乗って三陸海岸を回ってみたりした。
久慈から三陸海岸を国道45号線を南方面に宮古までのツーリング。
まず立ち寄ったのが、道の駅たのはたと思惟大橋(しいおおはし)だ。
Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop |
思惟大橋は谷底からの高さが120mもあり、
リアス式海岸を造る入り組んだ地形を陸で実感出来る場所。
橋の真ん中から下を見ると男性なら股間がスースーすること間違いなしだ。
お次は名前だけは知っていた真崎漁港。
一度も見たこと無かったので寄ってみたみたけど、この漁港からの景色も美しい。
Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop |
残念なのは津波の被害で全ての建物は流されてしまっていて、
船が何隻か停泊していたけど漁港としての機能はまだほとんど無さそうだ。
さらにほんの少し南下して田老町の山王岩を目指した。
相変わらず津波に全て流されてしまったままで、田老の町には何も無い。
見えるのは雑草の間から見える基礎、廃虚になったビルと骨組み…。
だめだ、やっぱりまだ写真撮る気にはなれないや…。
Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop |
肝心の山王岩も本来なら遊歩道で近くまで行けるはずなんだけど、
未だに流された遊歩道の再建が出来ていないようで、上にある展望台の木の間から
なんとか見るしかない状況だった。
そしてこの日のゴールと決めていた宮古市の浄土ヶ浜!
なんと駐車場まで渋滞!バイクを停めるのに30分位かかったかも。
浄土ヶ浜は三陸海岸でも屈指の景勝地。
読んで時のごとく「ここって極楽じゃねーの?」と思わせる美しさなのだ。
Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop |
さすがにここは復興にも力が入っていたらしく、
津波に流されたはずの建物も全て直して営業を再開していた。
この日はとにかく渋滞するほど、とにかく人、人、人。
こうやって沢山の人が岩手を訪れてくれるのは嬉しいものだね。
フラフラと昼前から走り始めた三陸海岸ツーリング。
まだまだ復興も始まったばかりだけど、岩手の美しさと底力は肌で感じたぞ。
みんな、美味しい食べ物と美しい景色が待っている岩手に是非おいでー!
その他の写真はここをクリック。
2 件のコメント:
浄土ヶ浜は素敵ですよね。子供のころよく泳ぎました。
隣の蛸の浜とここ浄土ヶ浜はぼくの遊び場でした。
>tstsuさん
きれいな景色は健在でした!
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