2013年5月27日月曜日

福島一人旅(1日目 / 後編)

浄土平を後にして道路脇に残雪も残る中、次に向かったのは「磐梯吾妻レークライン」だ。
実は現在、震災復興支援の観光事業の一環として、本来なら有料であるはずの
「磐梯吾妻スカイライン」、「磐梯吾妻レークライン」、「磐梯山ゴールドライン」の
3つの道路が無料開放中なのだ。

そりゃ全部走るしかないでしょ!

湖畔を走るこの「磐梯吾妻レークライン」は、さっきまでの山道とはまた違う楽しさのある道だ。
標高が下がった分気温も暖かく、カーブも緩めで適度なアップダウンが走っていてとにかく楽しい!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

途中のレストハウスに立ち寄ると、どうやら歩いて10分の所に渓流があるという看板が。
「へぇ、せっかくだから見ていこう」なんて思ったのが間違いだった…。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

確かに綺麗な渓流&歩いて10分はウソでは無い。
が、想像以上の高低差、傾斜、階段の段数。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

さっき浄土平で吾妻小富士に登ったばかりだって事を思い出させてくれたのは、
乱れる呼吸とガクガク震えるおいらの脚だった…。
吾妻小富士を登った後に「中津川渓谷」を見ていこうとは考えない方が吉だ。

ガクガク震える脚を騙しながら「磐梯吾妻レークライン」を後にして、
次は「磐梯山ゴールドライン」を目指した。
クネクネとキツめのカーブが続く山道を登る。
この道路を走る頃には疲労も徐々にピークを迎えつつあった。
東京から高速道路で約300km、山道を約100kmもバイクで走り、
さらに山を登ったり渓谷を下ったりしているのだ。

やっとのことで峠を登り切り、下りに入る。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

途中で猪苗代湖が見えた!
この日のゴールは近い!

気が付けば、冬季はゲレンデの真ん中であろうスキーリフトの下を何度も横切る。
「アルツ磐梯スキー場」のゲレンデだ。
昔何度か滑りに来た事は有ったけど、まさか雪の無い時期にバイクで横切る事になるとは…。

連続するきついヘアピンカーブを越え、なんとか「磐梯山ゴールドライン」もクリア!
目的だった「磐梯吾妻スカイライン」、「磐梯吾妻レークライン」、「磐梯山ゴールドライン」、
全てを走り切った!

この日は会津若松の宿に宿泊。

iPhone5+Photoshop

見つけた郷土料理屋で美味しい地酒と食事をたらふく頂き、
午後11時くらいには完全に撃沈…。

福島一人旅(2日目 / 完結編)へ続く!

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