ちょっと前ですが、Ducati乗りの友人に誘われて、
気になっていたXDiavelの試乗に行ってきました。
XDiavelはDiavelシリーズに追加された最新モデルで、
Ducatiには珍しい「クルーザー」のカテゴリーに分類されるモデルです。
特にこのXdiavelは従来のDiavelをさらにクルーザー寄りに設計された、
ロー&ロングなバイクなのです。
まずはデザイン。
さすがはイタリアンバイク、文句なしに美しいです。
丸出しになった240mmのリアタイヤ。
フロントライトからテールライトまでの流れるようなライン。
スタイリングを邪魔しないように隠すようにデザインされた短いマフラー。
こちらは現行のDiavel。
跨ってみると、チビなおいらでもべったり足が地面に着くシートの低さです。
で、こちらがXDiavel。
ほぼベタ足ですが、若干膝が伸びきっている状態です。
ペダル類にもなんとか足が届いています。
フォワードコントロールのXDiavelには
ステップ位置が3段階で調節できる機能が付いていますが、
これでも最短距離設定。
おいらにはもう少し近いポジションが欲しいところです。
現行DiavelとXDiavelを見比べてみると分かりますが、
スタイリングこそ似ていますが、フレームやエンジン形状を見ると違うことがわかります。
つまりDiavelという名前は付いているのものの、
実はほとんどのパーツが新開発された全く別のバイクと言っても良いモデルなのです。
肝心の乗り心地ですが、ハーレーのV-RODから乗り換えると、
乾燥重量で約100kgほど違うのですから、当たり前ですがとにかく軽く感じます。
軽さは正義です。
よく曲がります、よく止まります、よく走ります。
1260ccの2気筒エンジン、メーターのマックスは1万回転。
今乗っているV-RODと排気量も回転数もほぼ一緒ですが、エンジンの特性は全く違います。
吹け上がりが早く、断然パワフル。
試乗は一般道なので、高速域は試していませんが、
流していれば2気筒のドコドコしたアメリカンのような感覚、
しかしアクセルを捻れば、怒涛の加速を体感できます。
うん、楽しい!かっこいい!
もしV-RODから乗り換えることがあるならば、
間違いなくこのXDiavelは選択肢の一つになるでしょう。
今回試乗したのは正確にはXDiavel Sという上位モデル。
お値段は税込み価格 ¥2,668,000!
にひゃくろくじゅうろくまんはっせんえん…。
Xだけに目が(x_x)ってなるお値段でございます…。
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