2017年6月18日日曜日

念願の万博記念公園!

生まれる前の年に大阪で開催されていた「EXPO'70 日本万国博覧会」。
小さな頃、集めていた記念切手の中に、岡本太郎デザインのロゴマークの切手があり、
子供ながらにそのロゴマークに惹かれ、当時の記事や映像を見るたびに、
実際にこの万博に行きたかったと切に思ったものでした。
いまでも部屋には万博のシンボルである「太陽の塔」の小さなフィギュアが置いてあるほどです。

大阪・EXPO'70パビリオン・エンブレム

そして、その憧れをついに叶えることができました。
「EXPO'70 日本万国博覧会」の跡地、「万博記念公園」です。


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エントランスの正面に大きく佇む「太陽の塔」。
想像以上の大きさ、力強さ、存在感。
感動です。


大阪・万博記念公園・広場から太陽の塔を望む

ひとしきり写真を撮った後、太陽の塔を肴に広場で焼きそばとビールで一人乾杯。
横から見ると結構猫背なのね。(笑)

当時の展示物などが点在しているこの公園、
憧れていただけあって、目に入るもの全てに大興奮です。


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なんだ、このやぐらは?と思ったら、太陽の塔を囲うように建っていた、
エントランスから続く屋根の一部のようです。
この一部だけでも、かなりの大きさです。


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イサム・ノグチがデザインした池。
当時はオブジェからかなりの量の水が流れ出し、
まるでオブジェが水中から水を噴き出して浮遊しているように見えていたようです。


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おそらく当時のパビリオンに並ぶために作られた階段と手すり。
ここに多くの人がワクワクしながら並んでいたことを考えると胸熱です。
あー、ここに並びたかった。


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そして一番興奮したのが、当時の鉄鋼館を利用し、
万博にまつわる様々なものを展示してある記念館「EXPO'70 パビリオン」。


大阪・EXPO'70パビリオン・円形ステージ

建物内にある当時の最新の照明と音響設備を完備した多目的ステージは、
憧れだった万博の空気感を十分に感じさせてくれ、
ここで行われた数々の催し物の残像が見えてきそうでした。


大阪・EXPO'70パビリオン・記録

この他にもパビリオン内には、当時使用されていた物が多数展示してあり、
その一つ一つに見入ってしまいました。


大阪・EXPO'70パビリオン・制服

例えば当時の制服。
素晴らしいデザインです。
このまま今着てもおしゃれ間違いなしです。


大阪・EXPO'70パビリオン・電気自転車

移動に使われた「電気自転車」も、なかなかのレトロフーチャーデザインです。


大阪・EXPO'70パビリオン・太陽の塔の説明

「太陽の塔」のコンセプトの説明です。


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「太陽の塔」は平成30年3月の公開を目指して、現在改修工事中ですが、
当時の塔の内部に展示物も、このパビリオンで公開されています。


大阪・EXPO'70パビリオン・ジオラマ

実際自分の足で歩きながら、この万博会場を再現したミニチュアを見ると、
いかに広大な土地を使って開催されたか実感することができました。

子供の頃の万博は「未来ってスゲェ!」と思わせてくれる憧れの場所でした。
大阪万博もつくば万博も行くことはできませんでしたが、
「万博」に憧れ続け、当時思い描いていた未来を垣間見ることが出来て
本当に感動しました。

誰もが持っている携帯電話の方が、この当時の未来よりもっと先を行く道具のはずですが、
当時の「人」と「世界」が繋がって描いた昔の未来は、
今もまだ全く色褪せていませんでした。

大阪に行く際には、是非訪ねてみてください。

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