前回7月に続き、薪ストーブ(DutchWest社製FA265)のオーバーホール作業を
夏休みの帰省時を利用して完了させてきました。
いやぁ、思っていた以上に大変な作業でした。
まず、高温で割れて反り返ってしまった燃焼室の「Grate」と呼ばれる
底板の交換です。
いかに高温で酷使していたか一目瞭然です…。
交換後の画像がこちら。
当たり前だけど真っ平ら。(笑)
これで薪を入れた際の、薪の安定感に違いが出そうです。
さて次は分解です。
煤で汚れている箇所、劣化したガスケット(ロープ状のパッキン)の付いているパーツを
ストーブ本体から取り外し、古いガスケットの除去、掃除、ガスケットの交換と
一つのパーツに対しても、かなりの作業が発生します。
一番左奥の天板パーツの裏側は、煤で真っ黒に汚れ、
ガスケットは劣化してボロボロ。
密閉性など全く無くなっていたのでは?と思うような状態でした。
その天板をスチールブラシなどで、
ゴシゴシと煤やガスケットを止めていたセメントを剥がし綺麗にします。
清掃後、新品のガスケットをセメントで貼り戻していきます。
これと同じ作業をフロントドアにも行います。
今回サイドドアのガスケットは問題なさそうだったので除外です。
さらに本体内部の汚れた部分で外せるものは外し、スチールブラシで綺麗に磨き上げます。
こうして作業してみて初めてメンテナンスの重要性が分かるというものです。
使用頻度がさほど高くないので、ほっからかしにしていた代償は
後々大きくなって帰ってきます。
この薪ストーブも内部にかなりのサビが発生し、ネジの固着やパーツの破損等など
想像をしていなかった事態がかなり起こりました。
泣く泣く交換を諦めた箇所もありますが、
とりあえず出来る箇所はすべて清掃&交換。
怪しい場所(笑)も出来る限りの対処を施し作業完了!
煤や灰の掃除で内部の空気の流れが良くなった上に、
密閉性が高くなったことで、燃焼効率は以前に比べると、格段に高くなったはずです。
次回は煙突掃除編!
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