2017年11月1日水曜日

東京モーターショー2017

友人たちと「東京モーターショー2017」に行ってきました。
「東京モーターショー」に行くのは実はなんと10数年ぶり。


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前回行ったのは、まだ幕張の国際展示場で開催されていた頃のことで、
あまりに久しぶりなので、結構ワクワクなのでした。

いくつか個人的に気になった車やバイクを紹介しましょう。


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まずはヤマハブースの「MOTOROiD」。
呼ぶとバイク自ら起き上がり、ライダーの元へ移動したり、
まるで生きているような動きを見せるバイク。
技術もさることながら、デザインもかなり突き抜け感のあるバイクでした。


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ホンダブースからは「Neo Sports Cafe Concept」。
おそらく次世代CBの原型といったところでしょうか。
発売したら、かなり売れそうな気がします。


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BMWからは「Concept8」。
最上級グレード「8」シリーズクーペです。
これはかなりかっこいい。
一目で「ザ・クーペ」とわかる、ロングノーズ・ショートデッキ。
前から後ろまで流れるようにつながる美しいライン。

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それでいてマッシブで程よい重厚感。
まだコンセプトらしいですが、内装などを変えて、
ほぼこのままのスタイリングで発売されるでしょう。


そして個人的に一番気に入ったのは、海外の車ではなく日本の「マツダ」。
とにかくうっとりするほど美しいのです。


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こちらは「魁(かい)CONCEPT」。
マツダのコンパクトハッチバックのコンセプトですが、
おそらく次のアクセラの元になるデザインなのでしょう。


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そして一番のお気に入り「VISION COUPE」。
とにかく美しいの一言です。


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「日本の美意識の本質を突き詰め「エレガントで上質なスタイル」を
作り上げることを目指す魂動デザインの深化を表現」(HPより抜粋)という言葉通り、
「足す」のではなく「引く」美学で体現されています。

正直、最近の特に日本車のデザインにはがっかりする部分が多い気がしていました。
「これどう?このシャープなテールかっこいいでしょ?この張り出しもいいっしょ?」的な、
押し付け感がにじみ出ているようなデザインが目につきました。(あくまで個人意見)
しかしマツダのデザインはその対極にあるような、
日本の様式を巧みに取り入れ、
できる限りの無駄を排除した素晴らしいデザインだと感じました。


SUZUKI SURVIVOR

以前までは「モーターショー」というと、未来の運転技術と未来のデザインを期待していましたが、
自動運転や運転サポート技術など自動車の未来だと思っていた技術が実現した現在においては、
もはや人間が想像出来うるものは少なくなってきたのでしょうか?
未来チックなデザインの車には全く魅力を感じる事が出来ずじまいでした。

それとやはりショーにおいて「スーパーカー」の不在はかなり寂しものと感じました。
一昔前までは、めったにお目にかかれない最新高級スーパーカーを
じっくり見られる貴重な場所でもあったような気がしますが、今は違うのでしょうか?
幾つかの海外メーカーが日本から撤退したように、
車が売れない日本ではショーですらスーパーカーが見られない、
車に夢を抱く場所ではなくなってしまったようです。

低燃費で経済的な車もいいですが、非実用的でも単純にカッコよくて早い車に
憧れや夢を抱く人は多いはず。
もっと華やかな空間で華やかな車が並ぶショーの復活を願いたいと思った
10数年ぶりの「東京モーターショー2017」でした。

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