とある撮影の手伝いで、建設中の新国立競技場の中を見学することができました。
旧・国立競技場の最後の日のイベントに参加し、新国立競技場の工事の早い段階から観察を始めていた身としては、非常に嬉しい経験となりました。
まずはプレス向けに進捗状況や今後の予定、質疑応答などが行われました。
海外プレスの参加もかなり多いようでした。
どーん!
こちらが「新国立競技場」の全体像です。
高さを抑え、木材を多用した落ち着きのあるデザインが非常に印象的です。
スタジアムに入ると、このような感じでフィールドが見えてきます。
壁がほぼ無く、非常に抜けの良い構造です。
ワーオ!壮観です。
屋根には木材が使用されています。
鉄骨と木材のハイブリット構造ということですが、鉄骨のみのデザインに比べ
明らかに柔らかい印象を受けます。
スタンド内に2個設置された大きなLEDオーロラビジョンはフルHDの解像度で、かなりハッキリと映像を映し出していました。
この黒い帯状の物もLEDのディスプレイ。
スタジアムをぐるりと一周しています。ここに様々な映像が流れ、会場を盛り上げてくれることでしょう。
手前のエリアがいわゆるメインスタンドエリア。
まだ席が付いていませんでしたが、スポンサーや各国のゲストが座る席が用意されるのだと思います。
木漏れ日をイメージしたは5色の観客席をランダムに配置。空席が目立たないようにデザインされています。
現状でもまるで人が座っているかのように見えてきます。
気になる暑さ対策ですが、会場内にはこの様なバズーカ状のファンがぐるりと185台設置されています。この日作動していたので風量を確かめましたが、想像以上に強力でした。
更に来年にはミストも加わるということで、会場の温度を数度程度は下げられるということです。
9割ほど工事の終えた新国立競技場ですが、残りは芝を貼ったり、トラックを舗装したりしていくそうです。
12月21日に「オープニングイベント」、来年元日のこけら落としには「サッカー天皇杯決勝」が行われる予定だそうです。
完成が楽しみです!
2 件のコメント:
とても、ワクワクする投稿!感謝
そして、ずる~い。。なんておいしいお手伝い!
いつかは上京してお邪魔したいものです。
>ずきちさん
完成間近の競技場を見学できるなんて、ほんとラッキーでした!
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