気温は20℃なかったんじゃないかな。
しかし雨が降ろうが寒かろうが、東京に帰らねばならんのだ。
明日から仕事が待ってるのだ!
昨晩の残り物で、肉やらニンニクの芽やら具だくさんの野菜炒めを
朝からガッツリ東京までのロングツーリングの腹ごしらえ。
各自荷物を積んで、レインコートを着込んで、まずはガソリン補給だ。
Photo by Kaoru.Y |
安比高原にあるガソリンスタンドで給油中、今回のツーリング期間中に一度も見ることの出来なかった
安比高原の山頂が初めて顔を出した。
「おっせーよ…」と心の中で呟きつつも、
まぁ見えただけでも由としようと寛大な心で許すことにした。
Photo by Kaoru.Y |
安比高原を出発してからもしばらくは雨でかなりスローペースでの巡航。
少し寒いくらいだ。
ところが北上市を過ぎた辺りで突然天気が一変。
強い日差しとグングン上がる気温。
あまりの暑さにどこのPAかも覚えてないけど、
最初に目に入ってきたPAに入りレインコートを脱いで再出発。
どうやら岩手より南はとんでもない気温になっているとの情報が入る。
「福島とか栃木で36℃とか言ってるらしいよ…」
そしてこの直後、悲劇は起きたのだ…。
宮城の長者原SAに入った時のこと。
メンバーの一人が
「さっき走ってる最中に何か落とさなかった?」と聞いてきたのだ。
とりあえずバイクの後ろに積んであったカバンやパーツなどをチェックしても
何も欠損部分は見つからない。
最後に自分の腰に付けていた携帯ホルダーに手をやった瞬間、血の気が引いた…。
「iPhoneがない…」
空しく携帯ホルダーだけが腰に残り、肝心のiPhoneがキレイに消えうせていたのだ。
どうやら風圧で腰に付けていた携帯ホルダーが暴れ、ベルクロ製のフタが開き、
中のiPhoneがすっ飛んでしまったようだ。
まぁ悔やんでも仕方がない。
高速道路上では引き返すことも出来ないし、そもそもオーバー100km/hで落ちたiPhoneが
無事に無傷でいるはずがない。
後続車にも轢かれてることだろう。
「これでおいらのプライバシーは守られた…」と
そんなトラブルが有りながら、灼熱の高速道路を5人でひたすら南下。
あまりの暑さに1度に100kmも進めない。
とにかくこまめに休憩と水分&糖分補給をしながら、地道に進む。
Photo by Kaoru.Y & Tatsuya. M |
東京に着いたのは確か夜10時くらい。
安比高原から、およそ12時間。
みんな疲れさま!
全員無事故で岩手の海と山、約1600km走りきったね!
キレイな海も、津波で流された町も、神秘的な鍾乳洞も、美しい湖も
岩手の色々な風景を見たね!
後半二日間が雨でせっかくの景色も見られなかったけど、
最高に楽しかったよー!
けどみんな、是非また岩手に行こう!
今度は晴れた時にリベンジツーリングだ!
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