2月23日(土)に安比高原スキー場にて開催された「RedBull Snow Charge 2019」に
参加してきました。
RedBull主催のレースと言うと、なんだか相当過激な気がしてしまいますが、
基本的には誰でも参加OKな非常に敷居の低いレース。
参加者一斉スタートで数十メートル先にランダムに並べられた板の中から自分の板を探し出し、
装着し、ゴールを目指すというちょっと変わったスノーレース。
まずは選手のエントリー。
ここで説明書やビブベスト(ゼッケン)などをもらいます。
この時点で久しぶりのスポーツイベントにワクワクが止まりません。
その後10:15からライダーズミーティングでルールーやマナーなど、
レースの細かい説明を受けます。
当たり前ですが、会場ではRedBull飲み放題です。
ライダーズミーティングの後、しばらく時間があったので一度ゴンドラで山頂まで上がり、
コースの下見をしてきたのですが、これがそもそもの間違いだったのか…。
レースを見越して第3リフト辺りからノンストップでゴール付近まで滑ってみたのですが、
この時点で脚にはかなりの負担が…。
考えてみれば、そんな距離ノンストップで滑ることなどほぼあり得ないことです。
スタート時の整列順を決める整理券の配布が13:30だと聞いたので
のんびりランチを取り、しばらく休憩していたのが、第二の間違い…。
のんびりし過ぎて気がついたら整理券の配布は終了していて、
その時点で最後尾出発が確定してしましました。
「まぁ優勝なんて出来るわけ無いから焦らなくていいじゃん」という浅はかな考えは、
最後尾最悪のスタート地点を用意してくれました。(涙)
14:30に山頂のゴンドラステーションにライダー全員が集合し、
15:00にスタート地点まで移動を開始。
途中でスタッフにスキーやスノーボードを渡し、
スタート地点で時間まで待機します。
スタートまで10分、5分、1分前!
そして10秒前から全員でカウントダウン!
「ゼロー!」の声とともに、一斉にボードめがけて走り出します。
思ってた以上の距離にすぐに息が上がり始めます。
運よく一番手前に自分のボードを見つけ、ゲレンデまで板を持って走り、
板を履こうとするのですが、今度は履く場所を見つける大変さと、
焦る中、バインディングをはめる作業に戸惑います。
いつもならあっという間に板も履けるのに、動きがおぼつかずなかなか板が履けません。
なんとか履いて滑り始めますが、
コース上には見たことの無い数のスノーボーダーが滑っています。
しかも15:00まで一般スキーヤーなどが滑り倒した後の
圧雪をかけていな斜度30°、激狭上級者コースは激しく凸凹で、
まっすぐ滑れるような場所はほぼありません。
そんなコース上を前後左右から他のライダーさんが飛び込んできます。
もはや滑ってるのか避けているのかよくわからない状態です。
それでもなんとかリフト1個分を滑り下り、
斜度のきつさも和らいできた頃、プルプルしていた脚が悲鳴を上げ始めます。
気を抜いた瞬間、体が雪面に叩きつけられていました。
ヘルメット被っておいて良かった…。
それでもなんとか起き上がり、ゴールを目指します。
コースの半分を超えるとほぼほぼ緩斜面になりますが、
脚にとってはそこからがさらに地獄。
少しでもスピードを出すために腰を低く構えるのですが、
脚はすでに限界を超えています。
ゴールが見えてきたので、そっからはもう気力勝負。
出来るだけ低く構えてスピードに乗せてゴール!
2 件のコメント:
ヤホー、祝完走!
試走で困ぱい・最後尾発・転倒無傷・太ももプルプル
たくさんの思い出だ。とにかくお疲れさまでした。
>ずきちさん
実は思っていたより激しい転倒で、一週間ほど首と足首の痛みに襲われておりました…。来年も出ます!
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