2019年9月26日木曜日

ヘルメットを自家製カスタムペイント!(塗装編)

岩手に置いてあるセロー用に新しいヘルメットを購入しました。



見た目は「BELL MOTO3」のようなヴィンテージ風ヘルメットですが、非常に廉価な国内ブランド「NEORIDERS」のHD-0というモデル。安全規格:SG品/PSC付、さらにはインナーバイザーまで付いて「BELL MOTO3」の3分の1以下のお値段で購入できるお財布に非常に優しいヘルメットなのです。
このままでもそれなりにカッコいいですが、真っ白なので少々物足りない感じがします。
ネットで色々とヴィンテージヘルメットの画像を参考にしながらデザインを決め、作業を開始します。



まずはマスキング作業から。
余分な場所をマスキングテープで覆っていきます。
本来ならヘルメットの塗装を剥がし、サーフェイサーを吹いてから作業に入るのですが、廉価版のヘルメットにそこまでの作業はアレなんで、色々省いて作業を進めます。



そして1色目のペイントです。
チョイスしたのはその辺で売っているタミヤカラーのピュアメタリックレッド。
まんべんなく液だれしないように慎重にスプレーします。



丸一日乾かして、赤い部分をマスキングして、今度は2色目のメタリックブルーをスプレーしていきます。ペットボトルにヘルメットを乗せ、回転させて塗りやすくしました。




こちらがメタリックレッド、メタリックブルーを塗り終わった状態です。



そしてまた丸一日乾かした後、今度は各色の境目に色を入れるためのマスキング作業です。
少しヨレヨレだった境目を「イミテーションゴールド」で隠そうという魂胆です。



これはスプレーではなく筆で塗っていきます。



塗装が終わった状態です。
若干のムラはありますが、液だれも無く思っていたより上手く塗れた気がします。

次回「サインペインティング&フィニッシュ編」!

2019年9月23日月曜日

2019夏休み「サインペインティング」編

GWに引き続き、今回も自ら場所を使ってサインペインティングの練習をしてきました。
前回は室内でしたが、今回の練習台は風除室の入り口です。



下書きの紙を風除室の外側に貼り付けます。
今回は内側から外側に向けて描くので文字は基本全て裏返しになりますが、裏返しという作業自体が初めてのことです。



フォントのせいもありますが、裏返しだと作業していても合ってるのか不思議な感覚に襲われます。
今回は「イミテーションゴールド」という色を使用しています。



それでもなんとなく雰囲気は出てきます。



今度は黒の文字を描いていきます。



細い筆に変えて、さらに細かい文字を描き進めます。



さらに縁取りです。前回はこの縁取り作業が上手くいかず、悔しい思いをしたのでここは慎重に進めます。


縁取り作業が完了した裏側からの状態です。



そして外側から見てみるとこんな感じです。
なかなかいい感じです。まるで何かの店の入り口のように見えてきますが、もちろん何も売っていません。



下書きを剥がして再度裏から見てみましたが、やはり今回も少しだけ塗り残しがありました。修正したいところでしたが帰京時間が迫っていたのでこれで終了としました。

まだまだ反省点はありますが、日々の練習の成果が出てきている気がします。さらなる技術向上を目指そうと思います!

これにて2019夏休みは終了!

2019年9月21日土曜日

2019夏休み「薪ストーブメンテナンス」編

毎年夏の恒例になりつつある薪ストーブのメンテナンス。
昨シーズンから調子の悪い内部ダンパーの修理に着手しました。



問題の箇所はこちら。
ストーブ内部の天井部分に大きなダンパー(扉)。空気の流れを制御してストーブの燃焼効率をコントロールするとても大事な部分です。。



正常なダンパーの右側付け根。
このようにボルトと金属の板で軸が止まっています。



こちらが問題の左側。
ボルトと金属の板が欠損しています。いつの間にかネジが錆び破断してどこかに行ってしまったようです。ダンパーを開閉する度に、ここからダンパーの軸が外れ、ダンパーが動かなくなる症状が起こっていました。



そこで以前は応急処置として金属の板を強力なマグネットで挟み抑えることで、なんとか軸が外れるのを防いでいました。かなり強力なマグネットなので外れることはありませんでしたが、このままだと不安なので、さらに強化することにしました。



まずはドリルで穴を開けます。
徐々に穴を大きく、深く開けていきます。



そこにネジ山を作るタップ工具の登場です。




先ほど開けた穴にネジ山を切っていきます。



こちらが作業終了後、動作確認している動画です。
適当な長さで買ってきたボルトは少し長すぎたようですが、とりあえず下のマグネットが浮き上がるのを抑える目的は果たせているようなので良しとします。
かなりの荒療治で、専門家から見ればとんでもない方法なのは間違いありませんが、一先ずこれで一件落着とします。(笑)



ついでに灰や耐熱ガラスのススも綺麗にして今回のメンテナンスは完了です。
騙し騙し使っていますが、もうしばらくは延命して欲しいと願うばかりです。

2019年9月12日木曜日

2019夏休み「DIY」編

毎回岩手に帰省する度に、秘密基地を維持する為の何かしらの作業が発生します。
バイクで遊んでいるだけではなく、こちらの作業の様子も少々紹介します。

まずはお風呂のメンテナンス。
水弾きもよくすべすべだった浴槽の縁のコーティングが弱くなり、少し水が染み込むようになってきていました。
そこで再度クリアニスを塗布&研磨することに。



使用しているのはホームセンターで購入できるごく一般的な油性ニス。
浴槽の汚れをしっかり落とし、しっかり乾かします。



今回は長く持つようたっぷり目に塗っていきます。



丸一日乾かして、ヤスリで表面を磨いて完成です。
美しい輝きを取り戻しました!




前回塗り残していたウッドデッキの下部の塗装作業も。
普段目が届かず、放っておくと数年で白茶けてしまう厄介な場所です。



見ての通り、突き出た場所が特に変色しています。



一人で黙々と塗っていきます。



とりあえず塗りました。
写真で見ると綺麗に全て塗れているように見えますが、斜面で手が届かない場所もあり、塗り残しも結構あります。が、とりあえず雨や雪で濡れやすい場所だけは塗れたのでOKとしました。





それと、バイクは玄関前の風除室に置くことにしたのですが、その風除室からバイクを出す際、いつ間にか大きくなった正体不明の木が邪魔で出しづらいことが判明しました。
対して見た目も良くない木なので潔く伐採することにしました。



毎年雪に流され上ではなく横に大きく広がり育った謎の木。
さほど太くはないので力を入れなくても切れるのですが、地面に這うように生えているので、ノコギリの角度が少々面倒でした。



小一時間ほどで綺麗に伐採することが出来ました。これでバイクの出し入れも問題なしです。



その他、風除室に冬に備えて予め持ってきていた薪を並べ替えたりしました。



あ、この積み方じゃダメなんですよね。これは崩れやすい積み方でした。本来なら4本ほど自分から見て垂直方向に並べたら、2段目は水平方向に積まなくてはいけないはず。その積み方なら省スペースで高く沢山薪を積むことが出来ます。次回戻った際に積み直します。

さて、次回は薪ストーブのメンテナンス編!

2019年9月10日火曜日

2019夏休み「一人で林道」編

無事に林道デビュー果たした次の日、今度は一人で走りに行ってみました。
とはいえ、行ったことない林道は不安なので、以前車で走ったことのある林道を選びました。



まずは安比高原のゲレンデを横切る林道へ。
こんな砂利道を進むと頭上にはリフトのワイヤーが通る冬場は完全にゲレンデという場所を通ります。



そしてしばらく進むと目の前にはこんな景色が!
「うひゃー!なんだこの開放感満点の景色は!気持ちいい!最高!」
まるで北海道のような景色です。
このエリアも冬は完全にゲレンデとしてみんなが滑っている場所ですが、夏場は牧場として使っています。おかげでこのような広々とした景色になっているのです。



この先にもまだ道は続いているようですが、一人で不安なので今回はここでUターン。
次の場所を目指します。



次は安比高原の上にある「ブナの森」の近くから始まる林道へ。
この道も以前車で来たことがあったので、セローでも余裕だろうと来たのですが、その考えは見事に裏切られました。車といってももちろん4WD車でなければかなり厳しい道。それが雨で深くえぐれ、大きな石が露出し、更に険しさをパワーアップした状態になっていたのです。
「あーここは来ない方が良かったかー…汗」など思ったところで時すでに遅し。引き返すことのできない斜度と路面。転んだら最後、歩いて下山も覚悟しながら恐る恐る進みました。



やった!着いた!この林道の最終地点!



実はここ、秘湯マニアの垂涎の徒歩で行く野天風呂「安比温泉」へのトレイルの入り口なのです。



そのトレイル入口にある砂防ダムもなかなかの美しさ。
鳥のさえずり、流れる水の音、木がそよぐ音、キラキラ光る綺麗で透明な水。おいら一人。さっきまでの悪路の緊張を忘れて、一人でしばらく時間を過ごしてしまいました。



昨日の倒木の林道とこの日の牧場と砂防ダムの3つのトレイルを上手く君合わせれば、相当長く遊べるコースになりそうです。



おまけは、買い物に行った帰り道に遭遇した景色。 夕日を背に輪郭を現す安比高原と、夕日を反射して光る線路と農道と田んぼの組み合わせに思わずUターンしてまで撮ってしまいました。セローは田舎によく似合う。

2019年9月8日日曜日

2019夏休み「林道デビュー!」編

お盆を実家でのんびり過ごした後は再び安比高原に戻り、本格的に夏休みの「遊び」の開始です!
いつも安比高原でお世話になっている「ずきちさん」に案内をお願いして、セローに乗ってついに林道デビューです。



トライアルライダーの「ずきちさん」は、安比高原周辺の林道に精通しており、ガイドしていただくには非常に頼もしいお方。まずは初心者でも走れる林道に案内してもらいました。



場所は安比高原から10分ほど下った川沿いに走る林道。
入り口も広く、地面も比較的締まって見えるので、正に初心者向けという感じ。
時折見える川の景色、木漏れ日、もう最高です。
そんな余裕も最初だけで、後に急坂、タイトなコーナー、雨で掘れた路面、大きく不安定な石の多い路面では、かなりヒヤヒヤしながらも、なんとか前に進みます。
ガイドの「ずきちさん」の後を追いますが、流石にほぼ初心者のおいらは同じスピードでは走ることができません。必死で転ばないように追いかけます。



10〜15分ほど進んだ頃、突然目の前に倒木が出現しました。
葉の枯れていな様子を見ると、どうも数日前の雨と強風で倒れた木のようです。



「あれーどうすっかー?戻るか?」などと話をしてると、倒木の向こう側に軽自動が現れました。どうやらこの林道の途中にあった砂防ダムの工事関係者のおじさんで、現場に向かっているところだったようです。



このおじさんも加わって枝を折ったり曲げたりしながら、なんとか倒木の下にトンネルを作ることができました。バイクに跨り少し体を前に倒しながら進むことで、無事にトンネルを通り抜けることに成功しました。
おじさん、ありがとう!
この後無事に一般道に入り、スタート地点まで戻りました。



そして今度はオフロード初体験の兄の番。
再び「ずきちさん」のガイドでスタートです。

戻ってきた兄の一言「ヤベェ、林道ヤベェ、楽しすぎる」。
あはは、見事にハマった!

目の前に倒木、トンネル作りという貴重な体験で果たした林道デビュー。こんな小さな冒険でも、男子(おじさん)の冒険心をくすぐるには十分すぎる魅力があります。

次回もまだ林道ライドのお話!