昨年の話ですが、おいらの大好きな映画「ブレードランナー」の劇中で使用された本物の車両が一般公開されるというので参加してきました。
「ブレードランナー」に登場する空飛ぶパトカー、通称「ポリススピナー」。
撮影用に数台製作されたのですが、そのうちの一台が日本にあるというのは、ブレードランナーファンの間では有名な話ではありましたが、実際に見たことのある人はほぼ皆無と言われていました。
時が経ち、昨年は2019年。
2019年と言えば「ブレードランナー」の設定の年!
それに合わせせて「ポリススピナー」の日本人オーナーの方が、クラウドファンディングで「ポリススピナー」をレストアし、一般の方々に見てもらうという企画なのです!
そしてイベント当日。
テントの幕が開くと、そこにはずっと憧れ続けたあの「ポリススピナー」の姿が!
しかもその横には、レイチェル役で出演していたショーン・ヤングさんの姿まで!
この「ポリススピナー」をデザインしたのは、昨年末に亡くなってしまった世界的インダストリアルデザイナーのシド・ミード氏。
タイヤのカバー部。
ドアの構造。
パトランプ。
劇中ではかなり濃く見えていた車体のブルーは、想像より遥かに淡いブルーで驚きました。しかも下地にはメタリックまで入っているようでした。劇中の雨や照明、フィルムの特性などで、かなり印象が変わっていたのですね。
こちらが以前おいらが作った「ポリススピナー」の模型。
自分が思っていたブルーはこんなに濃いブルーでした。
パトランプの色の配置も違いました。
レイチェル役のショーン・ヤングさんは40年近く経ってもお綺麗です。
イベントではショーン・ヤングさんのトークイベントもあり、ここでしか聞けないかなり際どい撮影時の裏話など、非常に盛り沢山な内容のイベントでした。
実はこの「ポリススピナー」はまだ完成ではありません。
確かによく見てみると、透明パーツの部分など仮で付いているパーツもちらほら見受けられました。
お話によれば、これからもレストアを進め、完全に完成した際にはまたお披露目できるようにしていきたいと言うことでした。
まさか日本で「ブレードランナー」の設定年である2019年に、本物の「ポリススピナー」の姿を拝むことが出来るなんて、ファンには夢のようなイベントでした。
近い将来、今度は完全フルレストアされた「ポリススピナー」が見られるのをまた楽しみに待ちたいと思います。
他の写真はここをクリック。
2 件のコメント:
ここ・・この記事には・・・
ごめんなさい、ついていけません。。
>ずきちさん
大丈夫です(笑)このネタがマニアックなのは承知の上で書いてます。
もし興味があれば喜んでレクチャーーたします!
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