ガラスのサンドブラスト加工が済んだので、グルーチッピング作業を開始します。
以前にも書きましたが「グルーチッピング」とは膠(にかわ)を溶かしてガラス表面に塗布して、乾く際の縮みを利用してガラスの表面を薄く割る手法のことです。
まずは膠が均等に広がるようにガラスの水平を取ります。
次にグルーを湯煎します。70℃を超えるとグルーの性質が変わってしまうので温度に気をつけながら溶かします。
今回用に作った折りたたみ式の乾燥ブースです。300円で購入した養生プラ段とヤフオクで1000円で購入したコタツのヒーターユニットを組み合わせて作ってみました。見た目はかなりアレですが、使わない時はテープを剥がして薄く折り畳み収納出来る憎いヤツ。コタツのヒーターユニットは温度も変更できるのでかなり便利です。
ブースで一晩乾燥させるとこんな感じでグルーが割れていますが、念の為2日間ほど乾燥させました。
1回目のグルーチッピングの結果がこちら。
割れの少ない箇所が見受けられたので、再度グルーチッピングをすることにしました。
2回目用のマスキングです。
2回目のグルーチッピングが終わり、表面に残った余分なグルーを水分でしっかり取り除きます。
1回目のグルーチッピングの結果がこちら。
割れの少ない箇所が見受けられたので、再度グルーチッピングをすることにしました。
こちらがグルーチッピングを2回施した状態です。
1回目では割れていなかった箇所が、しっかり割れているのでこれでグルーチッピング作業は終了とします。
次はギルディング作業へと移ります。
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