先日、東京モーターサイクルショーの前売り券を買いに訪れたバイク屋さんで、
変わった展示車両に遭遇しました。
パリダカールラリー出場マシン
1989 パリ - チュニス - ダカール
おぉ、すごい、パリダカに出たバイクなんて初めてみたぞ。
車体には無数の傷や凹みやサビ等々、いたるところが傷みまくり、
レースの過酷さがよく見て取れます。
このバイク屋さんの名前がしっかり書かれているということは、
どうやらこの時のレースをサポートしていたようです。
さらこのバイクの説明には、さらに過酷な話が書いてあります。
1989年といえば、まだGPSはバイクには実装されていない時代。
地図だけを頼りに11000kmを走り抜こうとしていたこのバイクをトラブルが襲い、
志半ばでリビア砂漠の真ん中の遺棄さざるを得なかった運命。
そしてその後、何も目印のない砂漠の中から発見されて、
こうして東京のお店に飾られているなんて、なんだか胸熱な話です。
オフロードに限らず、戦い汚れたマシンって美しいですね。
気になる方は、渋谷区の「哲輪」さんへ。
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