2013年9月27日金曜日

越後ライド(後編)

大きなトラブルに見舞われた昨晩のショックから立ち直り、
2日目の最初の目的地を目指した。

昨晩、居酒屋のおかみさんから新潟ソウルフードの情報を入手していたのだ。
その名も「イタリアン」。
イタリア料理のようで全く違う食べ物らしいと言うことだけは聞いてた。
真の新潟を知るには新潟の地に根ざした食事を取るに限る。
その店は言われた通り、新潟駅からほど近いバスセンターの建物内にあった。



「イタリアン・みかづき」

「ファストフード店ですが、何か?」と言わんばかりの店構えだ。

店内に入るとメニューには様々の種類の「イタリアン」と
その他のポテトやドリンクなどのセットメニューが並んでいる。
メニューもはやりファストフード然としている。
とりあえず一番オーソドックスな「イタリアン」とポテトとドリンクのセットをオーダー。
確か600円位だったと思うけど、今となっては定かではないけど気にしない。



そしてついに新潟のソウルフード「イタリアン」が運ばれてきた。
見た目は茶色いミートソーススパゲティ。
しかし食べてみるとスパゲティではない。
ソースヤキソバです。
麺の太いソースヤキソバなのです!
ソースヤキソバの上にミートソース。
これが正しい「イタリアン」の姿らしい。

味はと言うと…ジャンクです。
完全にジャンクフードです。(新潟の人ごめんなさい)
断っておくけど不味くは無いし、むしろ好きな味。
ただ午前中には遠慮したい味なの。
出来れば次回食する機会があるなら、胃袋がもっと目を覚まし小腹が空き始めた
夕方辺りにビールと一緒に食したいかな。

この「イタリアン」の他にも「シーフードイタリアン」や「ホワイトイタリアン」、
果ては「和風キノコイタリアン」というもはやどこの食べ物かも分からない名前の
「イタリアン」もあるので興味のある方は是非試してみて欲しい。

「イタリアン・みかづき」を出発し次の目的地「ハーレーダビッドソン新潟」へ。
昨日オイル漏れを起した若者のバイクの為、念のためオイルを買っておこうと思ったのだ。



無事オイルを購入し、トラブルが起こらないうちに東京に戻ろうと、
早々に新潟を発ち東京を目指した。
ところが暑い…。
Tシャツで走っていたくらい、この日の新潟の気温は暑かった。

気分良く高速を走っていたのに、
関越トンネルを抜けた瞬間とんでもない寒さが体を襲った。
後方を走っていた若者がパッシングで猛烈に止まってくれとアピールしていたので
急きょ安全な路肩にバイクを停めジャケットの中に色々着込んで最出発。
あまりの寒さに走りながら指が震えていたくらいだ。

東京に近づけば気温も上がるだろうと思っていたの、大して気温も上がらない。
やっと東京に近づいたのに今度は30kmを越える大渋滞。
なんとか自宅に辿り着いたのは、新潟を出発してから約6時間も経った夕方過ぎだった。

「バイクで旅がしてみたいっす!」という一言で始った今回の一泊二日の旅。
たった一泊二日とは思えないほど濃い内容。
帰ってきてみれば「旅にトラブルは付き物だよねー、あははー。」と
笑っていられるんだから、やっぱり旅は楽しいのだ。
きっと若者もすぐまた旅に出たくなるんだろうな。

2013年9月26日木曜日

越後ライド(前編)

「バイクで旅がしてみたいっす!」
「バイクで日本海が見てみたいっす!」
ある日、20代の友人が熱く訴えてきたのです。

じゃ、叶えちゃいましょう。

40代のおじさん二人が20代の若者を連れて、日本海へとバイクで旅に出ました。
旅といっても皆さん立派な社会人なので、1泊2日の短い旅。

旅は関越道の30kmという酷い渋滞から始った。
やっとのことで待ち合わせ場所で合流し新潟へ向かった。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+AdobeCameraRaw

20代の彼には初めての長距離ライド。
約300kmを走り辿り着いた日本海。
曇りです。
曇天です。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+AdobeCameraRaw

先の台風の影響で海岸線は流木やゴミで微妙な景色。
それでもいいんです。
だって佐渡島は見えてるし、間違いなく彼にとっては初めての日本海なんだから。

iPhone5+Photoshop

初の日本海に感動していたのも束の間、
「あれ、なんかオイル漏れてない?」
彼のバイクのエンジン上部からオイル漏れを発見です。

「旅にトラブルは付き物だよねー、あははー。」

と40代おじさん二人は内心焦りながらも居たって平静を装い余裕をアピール。
原因も分かり、とりあえず走りには問題なさそうので、
越後七浦シーサイドラインを流して新潟の宿へ。
新潟市内での待望の晩飯の直前、40代T氏の電話が鳴った。
T氏「会社でトラブルがあったから今すぐ戻らなくちゃ…。」

「えぇぇーっ!」

「旅にトラブルは付き物だよねー、あははー。」と数時間前に笑っていた余裕は
完全に消え去った。
T氏の帰りの体力を考え、なんとか軽めの晩ご飯だけ一緒に取り、
新潟市内滞在約2時間ほどでT氏は東京への帰路についたのだった…。

残されたおいらと若者はT氏を見送った後、2軒目へと。
時折入るT氏からの連絡で順調に東京に進んでいるのを確認しながら
おでんと日本酒を堪能。(T氏本当にごめんなさい)
計4軒に及んだ新潟の夜。
深夜にT氏から無事に東京に戻ったとの連絡もあり一安心。

旅にトラブルは付き物とは言うけれど、
ちょっとこのトラブルデカ過ぎやしないかい?

越後ライド(後編)へと続く。

他の写真はここをクリック。

2013年9月8日日曜日

岩手お盆ツーリング・2013(帰京編)

8月17日(土曜日)、この日は宿泊先の八戸から仙台まで移動予定だった。
仙台に住む高校生になったばかりの甥っ子に今年も会う為だ。

ホテルで朝食を済ませバイクに荷物を積み込み出発。
しかし出発直後からバイク後方からガチャガチャと嫌な異音が聞こえてくることに気付いた。
給油で立ち寄ったガソリンスタンドで確認してみると…
なんとバイクの左後方に付けているサドルバッグを支えているステーが折れているのを発見!
ローダウンして低くなった車高が災いして、路面の凹凸の激しかった場所で
ベルトカバーが何度もステーに接触し、破断させたようだ。

iPhone5+Photoshop

しかも折れて曲がったステーがタイヤ側面に当り、タイヤを少し削っているのだ!
マズイ、これはマズイぞ…
まだ仙台まで約300km、東京に至っては約670kmもある。
このまま走り続けられる訳がない。

iPhone5+Photoshop

応急処置でガソリンスタンドでプライヤーを借りて
曲がってタイヤに干渉していたステーを曲げた。
その後カー用品店を検索&直行、タイラップを購入して、
宙ぶらりん状態だったバッグを何とかきつく締め上げた。

ただこれもあくまで応急処置。
また路面に大きな段差があればまた同じことが起きるのは明らかだ。
応急処置に時間を取られたし、これ以上サドルバッグに重いものは入れられないので
八戸市内でのお土産購入は諦めて、移動を開始することにした。

いつもよりスピードもかなり控えめに、とにかく慎重に東北道を走る。
慎重に走っていても、どうしても避け切れない段差が何度かあったので、
平泉前沢SAで休憩がてらバイクをチェックしてみると、
やはりまたステーが曲がりタイヤに干渉し始めていた。

こりゃこのまま走るのは無理だな…
そう思い始めたその時、ここの地名で思い出した。

そうだ、ここは平泉!
この次のインター下りれば車&バイク好きだった従兄弟の家があるじゃないか!

早速連絡を取ってみると運良く従兄弟一家在宅!
ひゃっほー!
ということでお言葉に甘え立ち寄って出来る所まで修理することに。

iPhone5+Photoshop

約10年ぶりに訪ねた平泉に住む従兄弟の家。
遠くの他人より近くの親戚ってやつだな(ん?逆か?)
こんな訳の分からん理由だけど、
ちょうど盆だし約10年ぶりにおじさんに線香も上げられたし寄れてよかった(笑)などと
しばらく雑談しながら、工具を借りて問題のパーツも取り払うことが出来た。

で、気を取り直して再出発!
時々PAで止まりタイヤを確認しながらも無事に仙台に到着。
トラブルで手ぶらで行ったにもかかわらず、今年も申し訳ないほどの歓迎を受け、
美味しいお酒をたっぷり頂きました(笑)

iPhone5+Photoshop

今年高校の野球部に入部した甥っ子は高校球児らしくかなり真っ黒。
おいらの周りではイケメンと人気の甥っ子なので、今年も写真を上げておく。
彼の名誉の為に下半身はモザイクを入れて有る(ただのトランクスなんだけどねw)。

8月18日、ついに東京に帰る日だ。
午前9時に甥っ子宅を出発。
天気も快晴で高速道路はとにかく順調な流れだ。
気が付けばあっという間に栃木県で、佐野でランチにラーメンを食べてくらい。
何度か休憩も挟みつつ、折れ曲がったステーのタイヤへの干渉も無く、
なんと午後3時には無事家に到着出来た。

iPhone5+Photoshop

バイクのトリップメータにはほぼ2110kmという表示。
結構走ったな(笑)。
姪っ子、甥っ子、最東端、最北端、見舞い、キリストの墓、バイクトラブル等々、
盛り沢山な旅。

しっかり夏休み出来ました。

2013年9月1日日曜日

岩手お盆ツーリング・2013(本州最北端編)

8月15日は大人しく車で墓参り&見舞いに終始し、
帰宅後はお盆らしく実家で姪っ子と遊んだりしながらのんびり過ごした。

8月16日はお盆最終日という事もあって、かなり早い時間に起床して、
仏壇の飾り付けの片づけ&最後の墓参り。
で、前々から企んでいた遊びの計画を実行に移す。
それは「本州最北端を目指す!」という計画だ。

午前8時30分にバイクに跨がりいざ北へ向けて出発!
ナビによれば実家から本州最北端の大間崎まではおよそ225kmの距離だ。
大した距離では無いはずなのに4時間を越える予想所要時間が表示されているのは、
恐らくその道中のほとんどが一般道だからだろう。

出発してからしばらくすると、途中予想もしていなかったような大陸的な風景や、
無数の風力発電用の風車郡の立ち並ぶ絶景に遭遇したり。
太平洋から陸奥湾に抜けた後は、ひたすら国道を北上する。
最高時速40km/hの軽トラックが先導する田舎道、これが目的地まで4時間を越える原因か!

出発して約3時間、ついに目の前に津軽海峡が!
その絶景に思わずヘルメットの中で「ひゃっほー!」と声が出た。
なんてったって太平洋、陸奥湾、津軽海峡とこの日見る3つ目の海だしね。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

そしてさらに進む事約1時間。
ついに、ついに目的地の「本州最北端・大間崎」に到着だ!
時計は午後1時半。
何度か休憩も挟んでいるのでやはりナビ通り約4時間は走っていた計算だ。
いやー遠かった(笑)

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

目の前には津軽海峡。
本州の最北端。
これ以上北は無いのだ!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

この日の天気はイマイチ。
本来なら説明写真のように北海道が結構大きく(近く)見える筈だけど、
残念ながら霞んでいて北海道を見る事は出来なかった。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

ランチはもちろんマグロでしょ!と思っていたけど人気店はかなりの行列。
仕方がないのですぐに入れそうな誰も並んでいない食堂に入ると、
なんとマグロの丼も定食もすでに売り切れ!

iPhone5+Photoshop

泣く泣くイカの沖漬け定食をオーダーするも、これがなかなかの美味で
結果ハズレどころか大当たりな感じで非常に満足なランチだった。

往路かなり時間がかかったのを教訓に、
ランチ後すぐに宿を予約していた八戸市へと移動を開始した。
しかし移動開始直後からポツポツの雨が…。
小雨だった雨は1時間ほどで本降りになり、ついには雷が鳴り始め、
遠くでは落雷まであるようだ。

iPhone5+Photoshop

こちとら体むき出しで走っとるんじゃ!落雷なんてまっぴらゴメンだ!
視界は悪いし、コンビニで雨宿りしたり、ほぼ冠水状態の道路を慎重に通ったりで、
結局往路と同じでなかなかか予定通りに進まない。

ようやく八戸市に入ったのは午後7時過ぎ。
大間崎から約150kmの移動にかかった時間、約4時間…。
もうクタクタだ。
晩飯に軽くラーメンでも食べてすぐ寝ようと思って宿の周りを探してみるも、
食べ物屋さんはまさかの閉店。
旅の晩飯にコンビニで弁当とビールを買うハメになるとは思いもしなかった…。

そして翌朝トラブルは起こる…。

岩手お盆ツーリング・2013(帰京編)へと続く。

2013年8月29日木曜日

岩手お盆ツーリング・2013(キリストの墓アゲイン!編)

8月13日、朝起きると今まで経験した事の無いほどの肩と腰の筋肉痛で目が覚めた。
バイクに乗ろうという気力メーターは完全に「0/ゼロ」である。
午前中の墓参り、午後からの入院中の父親の見舞いも全て車移動にすることで、
肩と腰への負担を抑え、なんとかこの日は乗り切った。

8月14日、まだ若干の筋肉痛は残るものの、昨日に比べれば大分マシだ。
この日は早めに墓参りを済ませ、車である場所へと向かった。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

そう、「キリストの墓」だ。

先月も訪れた場所なのだが、ブログにも載せた「キリスト湯呑み」が欲しいという
リクエストがあったので再度訪れる事になったのだ。

先月は自分の誕生日に訪れ、今月はお盆の真っ最中に訪れるという
めでたいのか罰当りなのか、もうどうでもよくなってきた(笑)

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop


昼過ぎに到着し、すんなり「キリスト湯呑み」を購入して、
その後もちろん「キリストの墓」もしっかり参拝。

で、今回は以前から気になっていた駐車場近くの売店を覗いてみる事にした。
しかしそこは想像を遥かに越える場所だった!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

売店は閉まっているようだけど、色々と貼紙があるので見てみると…

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

店名が「キリストップ」だと…?
「ミニストップ」のパクリだってことは一目瞭然だ。
だが悔しい事によくできている、しかも笑える。
「土曜日&日曜日限定オープン」とある。
どおりで一度も開いているところを見た事がない訳だ。
営業時間は…
「十字架ら三時まで」。
10時から3時までということなのだな…。

隣の貼紙を見てみる。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

「キリストのハッカ飴」。
どうやらここ新郷村の特産品である「ハッカ」を使って作られているようだが、
「墓」と「ハッカ」ををかけて、更には「アーメン」と「飴」をかけた
攻めに攻めたダブルだじゃれで構成されたお土産らしい…。

そしてその下には一見
「INDIANA JONES(インディー・ジョーンズ)」らしきロゴが…。
しかしよく読んでみると…
「INDENEGA SHINGOES(いいんでねぇが!シンゴウ!)」と。

…いいんでねぇがと思います、はい。

そして最後の貼紙。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+hotoshop

「キリストの遺言手ぬぐい」!。
キリストの墓の発見の手がかりになったキリストの遺言書を言われる文章を
忠実に再現してある手ぬぐいらしい。
キリストは日本語で遺言書を書いたのだな…

ここまで来るともはや「浪漫」だ。
「浪漫」という言葉しか浮かばない。

いいんでねぇが、いいんでねぇが。

ハッカ飴も手ぬぐいも、今となってはのどから手が出るくらい欲しいぞ!
この「キリストの墓」がある新郷村がますます好きになったぞ。

岩手お盆ツーリング・2013(本州最北端編)に続く。

2013年8月25日日曜日

岩手お盆ツーリング・2013(本州最東端編)

帰省3日目の8月12日(月曜日)、この日は父親の見舞いはお休みにして、
ちょっとバイクで出かける事に。
目指したのは本州最東端、魹ヶ崎(とどがさき)灯台だ。
調べてみると実家から約120kmほど。
さほど大した距離じゃないし夕方の盆の準備までには余裕で帰ってこられるだろう
という理由で決めた行き先だ。
ところが、この往復約250kmがとんでもない地獄になるとは…。

午前9時過ぎに実家を出発。
渋滞も無く走りは快適そのもので順調に実家から南下。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

写真のような快晴で、ヘルメットの中で鼻歌を歌うほど上機嫌だ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

しかもこんな素晴らしい景色!
道路のすぐ横が海!
手を伸ばせば届きそうなくらい海が近い!

海沿いを走り終わると、今度は狭い山道に出た。
小川沿いに作られたその道は、静かで緑豊かで走っていて本当に気持ちが良い。
が、走るにつれ道は更に狭くなり、カーブ&勾配もきつくなり、
おいらのでかいバイクでは正直かなり辛かった。

そんな道を越え、ついに魹ヶ崎灯台の入口に到着。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

なんだかとんでもない場所にあるな…(汗
立て看板を読んでみる…
「魹ヶ崎灯台3.8km」
…3.8km!?…往復約8km!…???

マジか…

しかし、ここまで来たからには引き下がる訳にはいかん。
せっかくのブログネタが無くなってしまうじゃないか。
意を決して登り始める。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

するとすぐに現れたのは「熊目撃情報あり」の看板。
ブログネタに命まで賭けなくてはいかんのか…
いや、きっと盆で半分家まで帰りかけているご先祖様達が守ってくれるに違いない。
そう信じて歩き始めた。

かなりの急斜面。
5分で汗だくだ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

途中に見つけた小さな看板。
どうやら3.11の震災でこの高さまで津波が来たらしい。
木の隙間から見えている軽トラックの大きさで分かると思うけど、本当にかなりの高さだ。
こんな高さまで津波は来たのだと、自分の足で改めてその恐ろしさを知った。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

その後はひたすら写真のような道を歩く。
綺麗な道に見えるが、ここ以外は岩や木の根がむき出しで、
アップダウンを繰り返すほぼ登山道だ。
最東端にある灯台の為になぜここまで辛い思いをしているんだと
自問自答を繰り返しながらとにかく足を動かした。

そして歩く事1時間。
ふひぃー、つ、ついに着いたぁぁ!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

本州で一番東にある灯台・魹ヶ崎(とどがさき)灯台だ!
本州最東端ということもあり、自販機などは無いものの、
東屋やトイレなど施設はしっかり整備されている。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

さすがは本州最東端、東屋からの景色は絶景!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

灯台の横の岩場には本州最東端の碑。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

出来るだけ最東端に!という事で、行けるだけ岩場の端まで行って見えた景色。
足がすくむような高さなので、これ以上は怖くて東に行けない(笑)
当たり前だけど見えるのは空と海だけだ。
地球が丸いのが体感できる。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

横を向くと三陸海岸のリアス式の美しい景色も。
1時間かけて来た甲斐があるってもんだ。
ただ本命の女性をここに誘ってはいけない。
あまりに過酷なので嫌われるのは必至だ!

本州最東端に滞在する事約20分。
ここに辿り着いた時にはすでに午後1時過ぎ。
いかん!盆の準備に遅れちまう!
急いでさっき来たばかりの険しい道をまたたっぷり1時間かけて帰った。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+Photoshop

帰り間際、バイクの写真を撮っている時も脚はガクガクと笑いっぱなし。

そしてこの後、来た道と違う道で帰ろうと考えたのが間違いだった。
選んだ道は来る時の10倍以上もも辛い山道。
リアス式海岸の小さな港と港を繋ぐ古い道路で、登っては下り登って下り、
強烈なヘアピンカーブと想像絶する勾配が延々と続き、
ギアは2速どころか1速じゃなければ上っていけないほどだ。
そんな道を約25km走ってようやく国道へ。
実家までやっと100km地点。
ふーぅ、もう体は限界だ…。

なんとか実家に辿り着いたのは午後5時頃。
腰と肩が経験した事が無いくらいに痛む。
ついでに脚もガクガクだ。
恐るべし「酷道」。

そんな体にムチ打って、そこから盆の準備で車で約50km程走り買い出しに。
帰宅して仏壇の飾り付け、兄貴との夕食作りと、とにかくハード。

明日から数日バイクは乗るまいと心に決めた日でありました。

その他の写真はここをクリック。

岩手お盆ツーリング・2013(キリストの墓アゲイン!編)へ続く。

2013年8月20日火曜日

岩手お盆ツーリング・2013(帰省編)

毎年お盆の恒例になりつつある、バイクで岩手への帰省。
今年も東京の予想最高気温35℃という猛暑の中、
ガソリンを爆発させながら絶え間なく熱を放つエンジンを股間に挟みながら
いざ北上したのであった。

出発したのは8月10日(土曜日)。
この日のゴールは岩手県北上市に住む妹夫婦の家だ。

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朝8時にマンションを出発。
首都高も東北道も思っていたような酷い渋滞も無く順調に進む。
ただ辛いのは、ヘルメットの中で「ふひぃーっ。」と
無意識に声が漏れる程の予報通り高い気温だ。
熱中症にならないよう、出来るだけこまめに休憩&水分補給するように心がけた。

iPhone5+Photoshop

「向かうは500kmも北の地だ。その内涼しくなってくるだろう。」

その安易な希望はもろくも打ち砕かれた。
福島に入ろうが、宮城に入ろうが、岩手に入ろうが、
高速道路の気温計が表示する気温は大体33℃〜35℃。

「おいNEXCO東日本、温度計壊れてんじゃねーのか?」

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とブツブツ言いながらも、出発してからちょうど500km。
なんとか妹夫婦の住む北上市へ着く事が出来た!
実家に帰る時より200kmほど少ない距離なので、
暑かったとは言え気分的にも肉体的にもかなり楽だ。

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到着後は久しぶりに会う姪っ子と散々遊んで、旨い酒を頂き気分良く就寝。



明けて翌8月11日(日曜日)。
この日は北上市を出発し、安比高原に寄り道してから青森県八戸市の病院に入院している
父親を見舞い、それから岩手県久慈市に入るという約200km走る予定。

朝起きてみると、夏の東北の気温らしい暑過ぎず且つしっかり夏を感じる気温。
クーラー無しでもかなり心地よい。

iPhone5+Photoshop

寂しがる姪っ子に後ろ髪を引かれながらも午前9時に北上市を出発。
適度な気温も手伝って高速道路の走行は改定そのもの。
あっという間に安比高原到着だ。
緑が優しい!空気が旨い!

所用を済ませて、すぐに青森県八戸市の病院へ。
お昼過ぎには病院に到着して1カ月ぶりに入院している父親と再開。
意外と元気そうだったので一安心だ。
昨晩会った姪っ子(孫)の写真や動画も見せてやったり、
しばらく雑談を楽しんだ後、ようやく実家に向かって出発。

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午後5時過ぎに岩手県久慈市の実家に到着。
こうやって、今年の岩手お盆ツーリングの幕は開けたのだった。

岩手お盆ツーリング・2013(日本最東端編)に続く。