2017年4月17日月曜日

世代を超えて

先日実家の兄が、2年前に亡くなった父の遺品整理を兼ねて倉庫を掃除している時に、
とんでもないものを見つけたと、少々興奮気味に見せてくれたものがあります。

名古屋商事_01

それがこちらの振り子時計。
実家の工場が移転する前に使っていた時計で、
移転の時から考えれば、かれこれ最低でも35年は
倉庫の中でひっそりと寝ていた事になります。

約35年ぶりに再会したこの時計、気になって色々と調べてみることにしました。

まずは実際にゼンマイを巻いてもまだ動くのかの確認です。
振り子の窓を開けると、中にゼンマイを巻く用の鍵が入っています。
その鍵を使って文字盤に空いている鍵穴2個に鍵を入れ、それぞれをゆっくり巻き、
振り子を揺らしました。
するとしっかり「カチ、カチ、カチ」と時計は動き始めました。

「おぉーっ!」

ちょっとした感動です。

名古屋商事_02

時計の表面を見てみると、どうやら津軽塗が施されているようです。
印刷なのかとも思いましたが、こんなかなり古い時計の時代に津軽塗のような模様を
印刷できるような技術があったとは思えませんし、
実際時計の横には、この模様に使われている漆の垂れたような部分も確認できたので、
間違いなく津軽塗で装飾されているようです。

名古屋商事_03

文字盤には桔梗の形の中に「T・K」の文字が。
「哲哉・小室?」、な訳ありません。

名古屋商事_04

振り子の後ろに何やら文字が書いてあります。

EIGHTDAYS ○?CLOCKS
Designd for offices Halls Depots
Shools an article suited to any public 
place and of a quality not to be 
obtained elsewhere. A full supply bath 
silent and striking constanty on hand.


NAGOYASHOJI CLOCK & Co

この時計が名古屋商事株式会社製だということが分かりました。
早速検索をかけてみました。

明治20年に創業した時盛舎(林時計)という会社が前身で、
その後、発展改称し名古屋商事株式会社になったようですが、
昭和22年に廃業したようです。
詳しくはここをクリック。

しかも文字盤にあるトレードマークの商標登録の記録から、
昭和5年4月16日に登録された事が分かりました。
昭和5年(1930年)から昭和22年(1947年)の
間にこの時計が作られたものだと製造時期が絞られてきました。
爺さんが会社を創業したのが昭和16年(1941年)。
購入したであろう時期と製造されていた時期が一致しました!
この名古屋商事が廃業した年から計算しても今年でちょうど70年。
最低でも70年前の時計だということが判明しました。

会ったこともない爺さんの代から、父親、おいらたち兄弟の代、そして甥っ子姪っ子の代へと
4代に渡って再び目を覚まし時を刻み始めたこの振り子時計。
ゼンマイ式というアナログ式だからこそ起こりえた復活だったのではないでしょうか。

自分の手でゼンマイを巻くことで初めて刻まれる時間。
時の流れも一味違う気がします。

2017年4月12日水曜日

2016-2017シーズン滑り納め

4月7〜9日まで、安比高原スキー場に今シーズンのスノーボード滑り納めに行ってきました。

新幹線の都合で早く盛岡に着いてしまったので、レンタカーで少し小岩井農場の一本桜に寄り道。
さすがに地面の雪も融け、桜もまだ咲いていない状態でしたが、
それでも雪の雄大な岩手山を背にした一本桜景色も見ることができました。

小岩井一本桜

このブログにも何度か書きましたが、シーズンの始めにはとにかく雪が少なく、
一体どうなることやらと心配していましたが、2月くらいからかなりの積雪に見舞われ、
気がつけばパウダーだらけの素晴らしいコンディション!

安比高原スキー場_01

今回のゲレンデはというと、
本州の北に位置する岩手県とはいえ、さすがに気温は平地では10℃越え。
ゲレンデの雪はすでにシャバシャバの状態ですが、
黄砂や花粉などの影響をまだ受けていない雪面は、
春スキーを楽しむには十分なコンディションでした。

安比高原スキー場_02

風がかなり強かったので、数本滑ったところで早めに滑り納めも終了です。
残りの時間は、雪囲いを外したり掃除したりと、秘密基地のメンテナンスに時間を割き、
のんびりゆっくり滑り納めと春休みを満喫しました。

安比高原スキー場_03

シーズン中5度も岩手に赴き、毎回スノーボードを楽しむことができ、
これほどしっかり滑り込むことができたのもいつぶりだろう?とただただ満足なシーズンでした。

来シーズンも最低毎月1度は滑りに来たいものです。

2017年4月5日水曜日

数奇な運命

先日、東京モーターサイクルショーの前売り券を買いに訪れたバイク屋さんで、
変わった展示車両に遭遇しました。

パリダカールラリー出場マシン
1989 パリ - チュニス - ダカール

おぉ、すごい、パリダカに出たバイクなんて初めてみたぞ。
車体には無数の傷や凹みやサビ等々、いたるところが傷みまくり、
レースの過酷さがよく見て取れます。
このバイク屋さんの名前がしっかり書かれているということは、
どうやらこの時のレースをサポートしていたようです。

IMG_6085

さらこのバイクの説明には、さらに過酷な話が書いてあります。

IMG_6086

1989年といえば、まだGPSはバイクには実装されていない時代。
地図だけを頼りに11000kmを走り抜こうとしていたこのバイクをトラブルが襲い、
志半ばでリビア砂漠の真ん中の遺棄さざるを得なかった運命。
そしてその後、何も目印のない砂漠の中から発見されて、
こうして東京のお店に飾られているなんて、なんだか胸熱な話です。

オフロードに限らず、戦い汚れたマシンって美しいですね。
気になる方は、渋谷区の「哲輪」さんへ。

2017年4月1日土曜日

第44回登東京モーターサイクルショー

先週末、友人たちと第44回東京モーターサイクルショーに行ってきました。

東京モーターサイクルショー

魅力的なバイクがたくさん展示してありましたが、
おいらはどうしても「次乗るならどれにしようかな目線」でバイクを眺めてしまします。
もちろん今すぐ乗り換える!って話ではないのですが、
V-RODに乗り始めて早7年目。
遅かれ早かれ乗り換えは考えなくてはいけませんからね。

今回のショーで気付いたのは、ハイテクルックなバイクはトーンダウンし、
ネオ・レトロデザインのものがトレンドのように見えました。
約20年ほど前に車のデザインでも、古いデザインを現代風に復刻させた
ネオ・レトロが主流になった時期がありましたが、バイクにもその流れがきたようです。
特に「カフェレーサー」タイプのバイクが多数展示されており、
各社このカテゴリーのデザインに力を入れていることがわかります。
早さを象徴するかのように低く構えた「カフェレーサー」スタイルは、
個人的にも大好きなバイクのスタイルです。

YAMAHA

こちらはヤマハから出ているカフェ風「XSR」。
これからオフィシャルなカスタムパーツが続々発表されるようです。



Harley_Davidson

こちらはハーレーから発表された「SPORTSTAR」のカフェレーサースタイル。
このまま発売らしいですが、お値段見たら約300万円と、めまいがするレベルです。



Triumph_02

こちらはTRIUNPHの「Thruxton」。
1200ccの大型モダンクラシックカフェレーサー。

Triumph_01

こちらも同じくTRIUNPHの「Thruxton」ですが、「Ace Cafe Racer」バージョン。
ジェットカウルが装備され、ますますレーシーに見えますね。
文句なしにかっこいい!


Scrambler

こちらもかなり気になるDucatiの「SCRAMBLER CAFE RACER」。
803ccと若干排気量は少なめですが、見るからに軽量そうなボディと
ナイスなカラーリングがたまりません。



BMW R nine T Racer

そして今回一番気に入ったのがこちら!
BMW 「R nine T Racer」!
1169ccの水平対向2気筒エンジンを積んだ、
70年代のレースマシンを彷彿させるようなバイクです。
見た目もほぼパーフェクト!

BMW

跨ってみましたが、ベタ足がつくほどの余裕はないものの、両足が地面につく安心感。
V-RODより約100kg軽い車重で1169ccもの排気量があれば、
機動性に問題などもありえないでしょう。
しかもさすがはBMWが作ったバイク。
ABSなど最新の安全機能はしっかり標準装備されています。

あー、かっこいい。
あー、ツボった。
あー、欲しい。(笑)

これから妄想の日々が続きそうです。

おまけはおねいさんとカフェレーサー。

Norton

ついでに、こんなスケスケおねいさんとのツーリングも妄想しときます。

2017年3月25日土曜日

セパレート・スノーボード?

先日訪れた安比高原スキー場のレンタルで発見したのがこのチラシ。

「セパレート・スノーボード?」。

イラストの通り、スノーボードが真っ二つになり、左右の足にそれぞれ装着して滑るようですが、
もちろん体はスノーボートと同じ横向きです。

Separate Snowboards

自由度はかなり有りそうですが、力の掛け方がノーマルなスノーボードと比べて
相当違うような気がします。
てか足が勝手に開いちゃうような気がしてなりません。(笑)

今度機会があればレンタルして感想書きますね。

2017年3月24日金曜日

またまたの岩手

先日の三連休利用して、またまた岩手にスノボをしに行って来ました。
いつもならレンタカーで移動ですが、今回は久しぶりにローカルな花輪線で安比高原駅まで移動。
決して早くも快適でもないのですが、
なんだかたまに乗りたくなるのがこの花輪線の不思議な魅力。
絵になる無人駅やホームの景色もたまらんのです。

安比高原駅

とにかくあまりの天気の良さに滞在中は、これでもかってくらい滑りまくってきました。

安比高原スキー場

見ての通り、空にはほぼ雲がない正に快晴!
暑くもなく寒くもなく、雪質は最高!とまでは言えないものの、
十分に「滑る」雪で、不満のないレベル。

安比高原スキー場

「滑る」雪、コース各所から見える素晴らしい景色、無風、最適な気温、
滑る楽しさをさらに引き上げてくれる、すべての要素が揃ったパーフェクトなコンディション!

安比高原スキー場

今までスキーシーズンには登ったことのなかった前森山の山頂まで登ってみました。
想像以上の絶景!!

安比高原スキー場

目の前に広がるのは360°の大パノラマ!
よーく見てみると、青森県の岩木山や八甲田連峰まで見ることができました。

安比高原スキー場

こんな景色を連休中ずっと眺めながら滑れたなんて、もう最高に幸せ♡

そしてこちらが、1日目の滑走ログ。

IMG_6070

滑走距離が9.9kmとなっていますが、
地図の青いラインの部分ではログを取り忘れていたので、
その分の4本を足すと優に15kmは超えていると思います。
ゲレンデに5時間いたのもいつぶりだろう?っていうくらいがっちり滑りました。

IMG_6069

そしてこちらが、2日目の滑走ログ。

IMG_6071

この日は安比のコースの端から端まで滑ろうと思いましたが、
少々混雑していたので諦めましたが、それでも約15km。

2日間のトータルで約30kmほどは滑った計算です。
いやー滑った滑った。

IMG_6047

今年は毎月岩手を訪れ、前回に続き最高のコンディションで、
心行くまでスノボを楽しむことができました。

さて、あともう一回「春スノボ」できたらいいな。

他の写真はここをクリック。

2017年3月3日金曜日

2度目の岩手

一昨年の3月11日に亡くなった父親の法事のために、
先週に続き今月二度目の岩手へ行ってきました。

いやーしかし油断していました。
何がって父親の法事です、三回忌です。
命日は3月だし、すっかり法事のことなんか忘れてしまっていて、
連絡をもらった時は「誰の三回忌だって?」って思わず口に出してしましそうな状態でした。
(実際にしたかも…)

IMG_5755

そんな忘れかけていた法事でしたが、
こうやって孫に金メダルでも獲った時のようなポーズで遺影を掲げられたら、
父親も他の仏さんより、余計に成仏できているのではと思ってしまいます。
南無南無…。
しかしこの遺影、本人が生前に選んだんだが、どうも「くいだおれ太郎」に見えるんだよな。
本人は全く似てないはずなんだがどうしたもんか…。

せっかく雪のある岩手に帰って、法事に出席して、
酒を飲んで帰ってくるってのも悪かはないのですが、
せっかく雪もあるので法事の後に一泊だけ安比でスノーボードをすることにしました。

IMG_5784

安比で滑ったのは2月27日(月曜日)。
見ての通り、最高の天気です。
しかも朝は-10℃近くまで下がっていたので、
ゲレンデ下部では積雪はなかったようですが、
雪がキュッキュッっと鳴く締まったコンディション。

IMG_5786

ゴンドラで山頂まで上がると、なんと予想を裏切る積雪です!
パウダーです!
山頂付近では圧雪後にどうやら10cmほど積もったらしく、
場所によっては20cmほど積もっている場所もありました。
こうなると、もう休むなんて勿体ない!
だってここはパウダーパラダイス!

IMG_5831

山頂のゴンドラ基地を見上げれば真っ青な空。

IMG_5832

下を覗けば眼下に広がる安代の風景。
最高すぎて言葉もありません。

休憩なんて勿体ない。
コースが荒れる前に滑っては登り、滑っては登り、
平日の最高のパウダーを飽きるまで楽しみました。

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あーお腹一杯。パウダーげっぷ。

IMG_5839

夕方前には盛岡に移動して、新幹線に乗る前に
久しぶりに白龍のじゃじゃ麺を食べに盛岡市内へ。
開運橋から見える岩手山が美しくも勇ましかったなぁ。

さ、今年はあと何回滑れるかなー。