2017年8月28日月曜日

続・薪ストーブのオーバーホール・煙突掃除編

薪ストーブの分解・清掃・ガスケット交換などを済ませ、
残るは煙突掃除です。
かなり前に一度だけ掃除をしていますが、
はるか記憶の彼方と言ってもいいほど前のこと。

煙突掃除

そんな未知の汚れを宿した煙突を
恐る恐る外します…。


煙突掃除

ぶわっっさーっ!

地面に置く振動だけで、かなりの煤が煙突から落ちてきます。
更にブラシで掻き出すと、あっという間にコンビニ袋がずしりと重くなるほどの煤が
煙突から湧き出してきました。
写真も撮りたかったのですが、飛び散る粉塵を前にそんな余裕もありません。
ウオォォッ!、ブハァァッ!と頭から煤を被りながら、ひたすら忍耐の作業です。


煙突掃除

分かりづらいですが、これがきれいになった煙突の内側。
掃除する前は、内側に毛羽立つような煤が全体にびっしりと張り付いていました。
こうしてキレイにすることで、燃焼した空気が抵抗なく流れ、
燃焼効率が向上するわけです。


煙突掃除・完了

建物の内と外にある煙突を全て掃除して、最終的に全て組み立て直して完成です。

使用頻度が低いからと手を抜いていたメンテナンスですが、
結果パーツのサビ・劣化・破損、大量の煤や灰の汚れなど、
目に余る状態が確認できました。
メンテナンスを終え、一見綺麗に見えるストーブですが、
改めて見ると表面のサビもかなり気になります。
あぁ、終わりなきメンテナンスの旅…。
これで終了かと思っていたメンテンンスですが、
冬になる前にもう少し手をかけようと思います。

2017年8月20日日曜日

続・薪ストーブのオーバーホール

前回7月に続き、薪ストーブ(DutchWest社製FA265)のオーバーホール作業を
夏休みの帰省時を利用して完了させてきました。
いやぁ、思っていた以上に大変な作業でした。

まず、高温で割れて反り返ってしまった燃焼室の「Grate」と呼ばれる
底板の交換です。

Dutchwest FA-265 Grate

いかに高温で酷使していたか一目瞭然です…。


Dutchwest FA-265 Grate

交換後の画像がこちら。
当たり前だけど真っ平ら。(笑)
これで薪を入れた際の、薪の安定感に違いが出そうです。


Dutchwest FA-265

さて次は分解です。
煤で汚れている箇所、劣化したガスケット(ロープ状のパッキン)の付いているパーツを
ストーブ本体から取り外し、古いガスケットの除去、掃除、ガスケットの交換と
一つのパーツに対しても、かなりの作業が発生します。
一番左奥の天板パーツの裏側は、煤で真っ黒に汚れ、
ガスケットは劣化してボロボロ。
密閉性など全く無くなっていたのでは?と思うような状態でした。


Dutchwest FA-265

その天板をスチールブラシなどで、
ゴシゴシと煤やガスケットを止めていたセメントを剥がし綺麗にします。


Dutchwest FA-265

清掃後、新品のガスケットをセメントで貼り戻していきます。
これと同じ作業をフロントドアにも行います。
今回サイドドアのガスケットは問題なさそうだったので除外です。


Dutchwest FA-265

さらに本体内部の汚れた部分で外せるものは外し、スチールブラシで綺麗に磨き上げます。
こうして作業してみて初めてメンテナンスの重要性が分かるというものです。


Dutchwest FA-265

使用頻度がさほど高くないので、ほっからかしにしていた代償は
後々大きくなって帰ってきます。
この薪ストーブも内部にかなりのサビが発生し、ネジの固着やパーツの破損等など
想像をしていなかった事態がかなり起こりました。


Dutchwest FA-265

泣く泣く交換を諦めた箇所もありますが、
とりあえず出来る箇所はすべて清掃&交換。
怪しい場所(笑)も出来る限りの対処を施し作業完了!
煤や灰の掃除で内部の空気の流れが良くなった上に、
密閉性が高くなったことで、燃焼効率は以前に比べると、格段に高くなったはずです。

次回は煙突掃除編!

2017年8月1日火曜日

吉田博展

近所なのに、実は行ったことのなかった「損保ジャパン日本興亜美術館」で開催されている、
「吉田博展」を鑑賞してきました。

吉田博

この「吉田博展」は前期と後期に分け、展示作品を変えながらの開催のようですが、
おいらの行った7月30日(日曜日)は前期の最終日。

いやー、すごい。
基本的にこの「吉田博」は木版画で有名な画家さんですが、
初期のスケッチや水彩画もとんでもないクオリティです。
しっかりとした下絵に、繊細に重ねられた水彩絵の具が作り出す色彩は、
今まで見たこともない淡い奥行きのあるものでした。

吉田博

木版画に至っては、常識を完全に覆されてしまうほどの衝撃でした。
水彩画同様の淡く奥行きのある色彩、細かな描写。
同じ版を使いながらも、色を変えることで、朝焼け 昼、夕暮れを表現してするなど、
全く新しい木版画の世界を感じます。


吉田博

この水の躍動感、透明感、空気感。
これが版画だとはにわかに信じられません。

他にも多数の作品が展示してありましたが、
高山や日本の名所、世界各地の景色、その全ては本人が自分で足を運んでスケッチし、
のちに描き出した作品だそうです。
全ての作品から、彼が見たであろう景色の空気感が伝わってきます。

久しぶりに見ごたえのある素晴らしい展覧会でした。
当たり前の話ですが、印刷物やモニターでは、この素晴らしい色彩素晴らしさは
到底伝わるものではありません。
興味ある方は是非その目でお確かめください!

リンク:
生誕140年吉田博展  山と水の風景

2017年7月30日日曜日

伝説のF1マシン

SNSを眺めていたら、池袋の東武百貨店に、
あの伝説の名車「Tyrell P34 Six Wheeler」が飾ってあるという情報を得たので、
早速行ってきました!

タミヤモデラーズギャラリーチラシ

東武百貨店・池袋店・開店55周年記念の催し物の一環で開催されていた
「タミヤモデラーズギャラリー」の一部としての展示のようです。
会場に着くと、タミヤのプラモデルやラジコン、ミニ四駆などなど、
男心をくすぐるものが所狭しと展示販売されていました。


タミヤモデラーズギャラリー

展示されているプロモデラーによるタミヤのプラモデルの数々にも目が行ってしまい、
お目当の「Tyrell P34 Six Wheeler」まで、なかなかたどり着けません。(笑)


タミヤモデラーズギャラリー

子供の頃、こんな大きな大和が作りたかったとか…


タミヤモデラーズギャラリー

こんなF15やF14を作って、天井からぶら下げて飾りたいと夢見たものです。


ひとしきり会場に飾られているプラモデルを鑑賞し、
ようやくお目当の「Tyrell P34 Six Wheeler」です!

Tyrell P34 Six Wheeler

オォォ!!
憧れていたあのマシンとついにご対面です!
カッコよすぎるぜ!!


Tyrell P34 Six Wheeler

「Six Wheeler(6輪)」の名からも分かるように、前輪が4つ、後輪が2つの全部でタイヤが6個ある、
今では信じられないような構造です。
子供の当時は、F1などに興味はなくとも、ダントツにカッコよく見え、
このマシンのミニカーを走らせては遊んだものです。


Tyrell P34 Six Wheeler

「前4輪、後2輪という特異なタイヤ配置は、空気抵抗の減少、
ブレーキ性能の向上、そして操縦性の向上という3つを目標に設計されたものです。」
との説明からもわかるように、前輪を小さくすれば空気抵抗は少なくなるし、
車輪を増やせば設置面積は増やせるからブレーキ性能は上がるんじゃね?という発想ですね。


Tyrell P34 Six Wheeler

しかし後輪が大きいままなので、実際どこまで空気抵抗が減らすことが出来たのか?
というシンプルな疑問が残ります…。
かっこいいのでそこは不問にしておきましょう。(笑)

何はともあれ、幼少期に憧れたマシンと対面できたのは、素晴らしい経験でした。
沢山のタミヤ関連の商品も展示されているので、好きな人にはヨダレが止まらないパラダイス!
8月1日(火曜日)まで開催されているようなので、
あの頃おいらと同じように憧れていたおっさんは、迷わず池袋へGO!

他の写真はここをクリック。

2017年7月17日月曜日

灼熱の秩父ツーリング

久しぶりにバイク乗りの友人たちと秩父へとツーリングに行ってきました。
午前9時に関越道の高坂SAに集合しましたが、
その時点で気温はかなり高め。

少しでも涼しい場所を求めて向かったのは「定峰峠」。
どうやら調べてみるとこの峠は漫画「頭文字D」にも登場した峠らしく、
確かにスポーツカーも見かけました。
また自転車乗りの方にも有名な峠のようで、かなり多くの方を見かけました。
もちろんバイクも結構多く、皆さんワインディングを楽しみに来ているようです。
さほど広くない幅の道路に車、自転車、バイクが混在するので注意は必要ですが、
皆さんマナーよく走っていた印象です。
このような道は、通行禁止にならないように。みんなでマナーよく走ることが重要ですね。


秩父・定峰峠

さて、程よいワインディングが続く定峰峠の頂上には峠の茶屋があり、
気持ちの良い気温と空気の中、のんびり休憩することができます。


秩父・みやび庵

その後、秩父市内のお蕎麦やさんを目指して移動するのですが、
渋滞とランチの混雑で、当初の予定のお店には行けず、
とりあえずバイクが停められそうな駐車場の付いている「みやび庵」に緊急ピットインです。
しかしここが大正解。


秩父・みやび庵・三種蕎麦きり

オーダーしたのは三色のお蕎麦が味わえる「三種蕎麦きり」。
蕎麦の実の一番芯にある白い粉を使った一番粉蕎麦、
真の少し外側を使った二番粉蕎麦、
二番粉よりさらに外側を使った三番粉蕎麦の三種類。


秩父・みやび庵・三種蕎麦き理・説明

どれもコシのしっかりと美味しいお蕎麦ですが、
味、香り、喉越しの違いを楽しむことができます。

ランチの後、本来なら「橋立鍾乳洞」で涼む予定でしたが、
ひどい渋滞とあまりの暑さに今回は断念です。
関越道の渋滞も考えて早めの帰路につきましたが、
この灼熱の秩父は、そうは簡単に帰してはくれません。

関越道を目指して走るおいら達を、緩やかなカーブと暑さが
「睡魔」という魔物に姿を変えて襲ってくるのです。
薄らぐ意識に浮かぶのは「お前達を蝋人形にしてやろうか!」とデーモン閣下の顔、
かどうかは定かではありませんが、どう見てもみんなヘロヘロな走りです。
間違いなく「危険」です。

そんな危険な状態の中、見つけたのが「たいら栗園」。
迷うことなく駐車場に滑り込み、ヘルメットを脱いだ瞬間「いやーまj寝るかと思った!」と
示し合わせたように同じセリフが口から飛び出します。(笑)


ブルーベリーアイスクリーム

あまりに高温に火照った体を冷やすべく、
みんなでブルーベリーアイスクリームやソーダなど、
冷たい物でクールダウン。

その後、無事帰路につきますが、やはり暑くて三芳SAでも休憩。
とにかく暑かった今回の灼熱のツーリング。
暑さは覚悟していましたが、気温と路面、そしてエンジンから上がってくる熱は
蝋人形ならとっくにドロドロに溶けてしまっている温度でした。
とは言え、久しぶりにがっちりバイクを倒して楽しんだワインディング、
思わず出会えた美味しいお蕎麦と、大満足。
やっぱり気の合う仲間と行くツーリングって楽しい!

2017年7月15日土曜日

薪ストーブのオーバーホール開始!

先日、岩手の安比高原にある秘密基地のメンテナンスをするために数日ほど滞在してきました。
少し早いようですが、冬を快適に過ごすには、
やはり今のうちに冬の準備を始めなくてはいけないわけです。

今回も色々と作業はしてきましたが、
一番の大物は薪ストーブのオーバーホールです。
使っているのはDutchWset社のFA265というモデル。
元々中古を使い始めたのですが、使用頻度も大して多くないと
今まできちんとしたメンテナンスをしてこなかったのです。

恐る恐る天板を開けてみると…

DutchWest FA265

やはり、とんでもない量の灰、スス、サビ、何かの破片(?)等など、
一目で「こりゃいかん」と分かる状態です。
一部のパーツは固着して、動きもかなり悪い状態です。


DutchWest FA265

薪を入れる「1次燃焼室」と呼ばれる場所は、とにかく灰だらけ。
しかも温度管理を怠ったために、底板と背面板が割れてしまっています。

こうなる前にきっちり温度や清掃など、
ちゃんとしておくんだったと今更ながら後悔です。

ストーブのシーリングなど、様々なパーツを取り付け直さなくてはいけません。
必要なパーツは後日オーダーするしかないので、今回できるのは掃除のみ。



ということで、ブラシや掃除機を使って、ここまでは綺麗に掃除してきました。

東京に戻り、DutchWset社のショールームを訪れて、
ひび割れたパーツの見積もりを頂いてきました。
鋳造物なので、かなりの高額を覚悟していましたが、
思っていたよりは安く済みそうで一安心です。

ネットで調べても、FA265のパーツの価格が見つからないので、
参考までに頂いてきたパーツの価格表を上げておきます。
FA225とFA285の価格も載っているので参考にどうぞ。
(以下をクリック)

■パーツ価格表 / Page01Page02Page03Page04

あくまで2017年7月時点での金額です。
為替などの影響で変動することもありますので、ご注意を。

さて次回の岩手訪問の際は、ストーブ本体のオーバーホールと
煙突の掃除も敢行します!
果たして無事終わるのか!

2017年7月2日日曜日

初体験!パウダーコート!

先日、友人の塗装工房にお邪魔して、パウダーコーティングを体験させてもらってきました。

パウダーコーティングとは日本語で「粉体塗装」と言い、
文字通り細かい粒子を吹きかけて金属をコートする塗装方法です。
静電気の力で金属に粉末が付着し、
その後オーブンで加熱することで均一な塗膜が形成されるといものです。

今回は手元にあった塗装が傷だらけのバイク用のラゲッジラック(荷物置きラック)を
自らの手でパウダーコーティングしてきました。

IMG_6746

まずはサンドブラスターで古い塗装を剥がします。(元のラゲッジラックの写真を撮り忘れてた!)
かなり地味で時間のかかる作業ですが、
ここで手を抜いてしまうと仕上げのオーブンで塗膜が浮き上がってしまうらしいので
丁寧に剥がします。


IMG_6738

次に下地剤を吹き付けます。
思っていたより薄く塗るのがコツらしいです。


IMG_6727

下地剤が乾くまで、一緒に来た友人のステッカー作りのお手伝いです。
ネイティブアメリカンな柄のステッカーが欲しいということで
急遽ネットで好みの柄を探して、Macでトレース。
少しアレンジを加えてカッティングプロッターで出力。


IMG_6730

ステッカーの余分な部分を慎重に剥がし、
ヘルメットに転写していきます。


IMG_6734

デザインから完成まで約1時間。
無地だったヘルメットに柄が入り、オリジナリティが一気にアップしました。


IMG_6728

そんな作業をしている間に、下地剤が乾いたようなので、
パウダーコーティングの工程に移ります。
あー、こういうペイントブースって憧れ。
一家に一室、こんな部屋が欲しいものです。(笑)


IMG_6733

塗る対象物と塗装用のガンに電極をつなぎ、静電気が発生するようにします。
このペットボトルのような容器内にパウダー状の塗料が入っています。
今回はシルバーにしたいので、もちろんシルバーのパウダーを装填します。
トリガーを引くと、「ほわぁぁ」っという感じでパウダーが噴き出してきます。
それを満遍なくラゲッジラックに吹き付けます。


IMG_6737

吹き付け終わったら、今度はオーブンに入れて焼きこみます。

残念ながらこの日は時間に余裕がなく作業はここまで。
後日、友人がシルバーに焼きあがったラゲッジラックに、
さらにクリアコートで仕上げてくれました。


IMG_6750

完成品がこちら。
元の傷だらけの黒いラゲッジラック(元写真なし)が、見事に綺麗なシルバーに変身しました。

こういう本格的な塗装を体験するのは初めてでしたが、
非常に楽しい経験でした。
自分で行う缶スプレーの塗装より、雲泥の差のクオリティーにも大満足です。
この友人の塗装工房、持ち込み体験型の塗装教室なんかも画策中らしいので、
もし決まったようなら、みなさんにもお知らせしますね。
塗装、楽しい!\(^o^)/