2021年7月31日土曜日

グラスサイン制作にチャレンジ!(その1)

サインペインティングにハマった流れで、昨年のステイホーム期間中からグラスサインの制作に興味が湧いていました。どうせやるならしっかりとした作品作りをしながら学んでいけばいいじゃないか?と思い立ち、大きな作品を作ることにしました。

まずはデザイン制作から。



文字周りの装飾デザインはイギリスの有名なグラスサインアーティスト・David Smith氏のデザインを拝借。模写は学びの基本です!(すみません)
それ以外の文字はオリジナルでデザインしました。
ちなみにデザインは実家の会社向けです。どうやら創業80周年らしいので、そのお祝いも兼ねて練習台になってもらいます。(笑)

点々としたノイズが入っている部分はグルーチッピング加工、黒い部分はペイント、金色は金箔をウォーターギルディング、グレーは銀箔をウォーターギルディングを施す計画です。



買ったばかりのカッティングプロッターが大活躍です。
凝ったデザイン案なのでマスキング作業も想像以上に手間がかかります。



カッティングプロッターで出力したマスキングを貼った状態がこちら。マスキングがされていない場所が、グルーチッピング加工する範囲です。
今回使用するのは厚さ5mm、幅300mm×高さ800mmサイズのガラス。結構な大きさです。しかも安くないお値段、失敗するわけにはいきません。

マスキングが終わったところで、サンドブラストをかけてもらいます。この作業は機械を持っているペイント業の友人に作業してもらいました。写真を撮り忘れていましたが、ガラスの透明な部分がサンドブラストで削られ白く濁ったような感じになります。
これでグルーチッピングの準備が完了です。

さて次回はグルーチッピング作業!