2015年1月13日火曜日

新・ミッドコントロール

2011年2月から使い続けてきた、PLAIN社製のV-ROD用ミッドコントロール。
デザイン、剛性、操作性ともにかなりのお気に入りではありましたが、
唯一の欠点がありました。
それは右コーナリング時に、かなり早い段階でステップの下部が地面に触れてしまうため、
相当なスピードダウンを強いられるというものです。


PLAIN社製のV-ROD用ミッドコントロール(右側)

PLAIN社製のV-ROD用ミッドコントロール(左側)

そこに年末、その欠点を補えそうなミッドコントロールをオークションで発見。
メーカーは不明と言う事でしたが、構造と作りはかなり良さそうだったので
迷わず落札していたのです。

取付は友人宅で行いましたが、これがまた思いの外大変な作業になりました。
フレームとフレームを結合させるボルトに共締めなので、ジャッキアップの作業は必須。
以前ミッドコントロールを取り付けた際、どうやら無理やりボルトを締め込んでいたようで、
ネジ山がバカになっていたのでタップを切り直したり、
作業効率を上げるため、マフラーや触媒まで外したりと、
「ボルトオン」で簡単取付!で終わるはずが、
「オン」する前にボルトの穴を作り直すところからの作業になった訳です。



更に追い討ちをかけるような全く上がらない気温と
弱まる気配の無い寒風が容赦なく体温を奪います。
ボルトを持つ指先が意に反して勝手にブルブルと踊り始めます。
おじさんがキンキンに冷えたアスファルトで組んず解れつ苦労する事約4時間、
紆余曲折しながらも、なんとか交換する事が出来ました。


作業完了後のミッドコントロール(右側)


作業完了後のミッドコントロール(左側)

今回のミッドコントロールはかなり見た目にもシンプルで軽量。
形状上、さすがに剛性感は今までのPLAIN社製のV-ROD用ミッドコントロールは敵いませんが、
少し運転した限り操作性に問題は感じませんでした。
レバーの位置や長さの違和感はありますが、それは「慣れ」の問題でしょう。
それと今まで地面に触れていた部分が完全に無くなったので、
間違いなくバンク角度は深くなったはずです。

ちょいと寒い季節なので、山間部へ走りに行くのはもう少し先になりそうですが、
しばらくこのステップでライディングを楽しんでみようと思います。

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2015年1月11日日曜日

初 -はつ-

年が明けると、「初夢」だとか「初売り」だとか、なんにでも「初」をつけて
無理やり正月気分を盛り上げようとするのが人の常。
ん?それはおいらだけでしょうか?

ということで、早速めでたい「初洗車」です。
最後に洗ったのはいつの事か記憶にも無いほど時間が経ってしまっています。
「初」と言う事もあり、いつもより磨きに力も入ります。



どうですか、ワックスもたっぷり塗られ、太陽に照らされピッカピカです。

この日「初自転車メンテナンス」も行いましたが、
写真も撮り忘れたのもありますが、これ以上「初」でふざけても仕方がないので割愛です。

ちゃんとした「初」も行っておこうと、歩いて明治神宮へ「初詣」。
おいらの体に憑依している煩悩を少しでも減らして頂こうと、
硬貨では2番目に高価な(ダジャレじゃない)100円玉をえいや!とお賽銭箱に投げ入れ、
手の平が痛くなるほど手を叩いて来ました。



その時丁度、結婚式の列が境内を移動し始めました。
いわゆる「神前式」ってやつですね。
いいですね、明治神宮だと尚更絵になりますね。
白無垢でこれから幸せを純粋に願う姿を眺めつつ、
煩悩まみれの自分の愚かさを「初反省」です…。

2015年1月10日土曜日

明けましたね

ご覧くださっている皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、年末年始は地元岩手で過ごしておりましたが、
色々有りまして、初めてスキー場には行かないお正月を過ごしてきました。
ほとんどの時間を地元で過ごしていましたが、
そんな中でも空いた時間を利用して、以前から気になっていた場所へも幾つか訪れてみました。




まずは青森県八戸市にある「八戸キャニオン」へ。
八戸キャニオン」はもちろん通称で、正式には住金鉱業株式会社・八戸石灰鉱山。
石灰石を露天掘りしている鉱山で、鉱区の幅は南北に2km、東西に800m、
深度は 地表(川面)から190mという、とんでもないスケールの鉱山なのです。



が、いざ行って見るとまさかの閉鎖。
どうやら年末年始は管理上、閉鎖のようです。
「欲しかったガンプラが売り切れだった」あの頃を思い出すほどの残念感を味わいました…。

気を取り直して、「八戸キャニオン」からほど近い「種差海岸」へ。
「種差海岸」は三陸海岸特有のごつごつした岩の景観が広がっているかと思いきや、
岬を越えると白い砂浜、また岬を越えると天然芝生が広がる海岸があったりと、
変化に富んだ景色を楽しめる珍しい海岸です。



岩や松の木が作る出す景色に飽きる事は有りません。
芝生が青々した時期にまた訪れたいです。



この日は年末と言う事もあり、人影はほとんどなく、この美しい景色を独り占めです。
が、男一人で海を眺める姿には、きっと悲壮感すら漂っていたに違い有りません。

その後、種差海岸の北端にある「蕪島」へ。
ウミネコの繁殖地で有名なこの島ですが、島の頂上には蕪島神社があり、
季節によっては境内にウミネコの卵がゴロゴロと転がっているという変わった場所なのです。



「蕪島」という由来は「ウミネコの糞で島が白く蕪のように見えるからだ」と
誰かに教えてもらい、今の今まで40数年間信じてきましたが、
ウィキペディアには全くそんな話は全く載っていませんでした。

ありがとう、ウィキペディア。
今すぐ出てこい、おいらを騙したやつ。

頂上の神社でお参りを済ませ、写真を撮ろうと少し離れた駐車場に車で移動して、
波打ち際で蕪島全体の写真を撮って見たら、あら不思議。



見ようによってはフランスのモンサンミッシェルに見えるじゃ有りませんか!
「ざっくり神様つながりだし、めでたいめでたい」と個人的解釈の上で、
この日からここを「日本のモンサンミッシェル」と名付ける事にしました。
皆さんも是非「蕪島は日本のモンサンミッシェルだ!」と声高に広めてください。

クリスマスに初詣にと、年末年始は何かと和洋折衷な神事の多い時期。
「日本のモンサンミッシェル」を訪ねれば、
全ての神事をひとまとめにする事が出来るとか出来ないとか…。

今年一年、皆様に幸多からん事を!

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