2012年8月26日日曜日

岩手お盆ツーリング(後編)

のんびりと実家で過ごしたお盆休みも、気が付けばあっという間に数日が経ち、
そろそろ東京へ戻らなければ行けない日が近づいてきた。

本当なら先月の岩手ツーリングで行けなかった、八幡平エリアをバイクでリベンジツーリングだ!
なんて考えもあったものの、天気予報には悲しい雨マーク。
いつになったらおいらは八幡平アスピーテラインをバイクで走れるんだ!?

まぁ真っすぐ東京に帰るのももったいないということで
昨年同様、仙台に住む甥っ子に会いに行くことにした。

途中、数年前に他界した母親の実家に立ち寄りつつ仙台に向かうことに。
母方の実家の有る岩手県北上市には妹夫婦が住んでいる。
妹夫婦も久慈に帰省していてちょうど北上に戻る日だったので、一緒に母方の実家へ。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

途中の岩手山PAでは、先月見られなかったどでかい岩手山の姿が。
本当はこの姿を先月岩手に来たの仲間達に見せたかったんだよー!
しかもなんだよこの暑過ぎるくらいの晴れ模様は!

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

そんな怒りも妹の姪っ子の顔を見れば吹っ飛ぶ叔父さんである。

無事に北上に到着して、かなり久しぶりに母方の実家を訪問。
おばちゃん、姉ちゃん、退院したばかりの親戚もいたけど、みんな元気で何より何より。

北上を後に仙台へ。
順調に南下し予定の通りの時間に甥っ子の家に到着。
余談だけどこの甥っ子、お母さん方の間では大人気の熟女キラーな甥っ子なのであるらしい(笑)。
この日は皆さんの大歓迎を受け、べろんべろんに酔っぱらったのは言うまでも無い。
あー楽しい夜だったな。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

なんとか二日酔いも無く起床した後、仙台に住むV-ROD乗りのGBさんと連絡を取り、
甥っ子の家の近所の駅前で合流することに。
甥っ子とV-RODの記念写真を撮り、甥っ子家族ともお別れである。
またお邪魔しまーす。

甥っ子の家を出発してGBさんと無事に合流。
仙台港って行った事がなかったので、GBさん先導で仙台港へ。
フェリーふ頭にはちょうど北海道から着いたばかりのフェリーが。
さっき道中にすれ違った荷物満載のバイクはみんなここから来ていたんだな。

Canon7D+EF24-70mmF2.8L+CanonDPP+Photoshop

缶ジュースを飲みながらしばし雑談、そしてフェリーを背景に写真撮影会。
GBさん、ありがとうございました。また走りましょうー!

12時ちょい前には高速に乗り、いざ東京へ!
灼熱の中の17時半位には家に無事に到着。

あっという間のお盆休みの1週間。
懐かしい人、新しい人、懐かしい風景、新しい風景、美味しい食べ物、美味しいお酒。
だらだらしてた割にはお盆らしいお盆じゃないか。
ご先祖様、ありがとう!(←なんてオチだ。)

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2012年8月22日水曜日

岩手お盆ツーリング(前編)

前にも書いたように、色々と厳しい地元のお盆。
そんなお盆を過ごしに、今年もバイクで実家の岩手県久慈市に帰省した。

先月も実家にはバイクで行ってるけど、今回はおいら一人。
話し相手も無くただひたすら北上すること約10時間で、実家に無事に到着。
あーやっぱり700kmは疲れるな…。

さて肝心のお盆の期間中はまさに「The お盆」的な時間を過ごした感じだったな。
25年ぶりの同級生と会ってしこたま呑んだり、
姪っ子にせがまれ送り火や花火やかくれんぼをしたり、
もちろん墓参りや予定通りの留守番まで、
とにかくお盆にすることは全部やり切ったぞ!くらいな気分。

そんな中でも、時間の出来た時にはバイクに乗って三陸海岸を回ってみたりした。
久慈から三陸海岸を国道45号線を南方面に宮古までのツーリング。
まず立ち寄ったのが、道の駅たのはたと思惟大橋(しいおおはし)だ。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

思惟大橋は谷底からの高さが120mもあり、
リアス式海岸を造る入り組んだ地形を陸で実感出来る場所。
橋の真ん中から下を見ると男性なら股間がスースーすること間違いなしだ。

お次は名前だけは知っていた真崎漁港。
一度も見たこと無かったので寄ってみたみたけど、この漁港からの景色も美しい。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

残念なのは津波の被害で全ての建物は流されてしまっていて、
船が何隻か停泊していたけど漁港としての機能はまだほとんど無さそうだ。

さらにほんの少し南下して田老町の山王岩を目指した。
相変わらず津波に全て流されてしまったままで、田老の町には何も無い。
見えるのは雑草の間から見える基礎、廃虚になったビルと骨組み…。

だめだ、やっぱりまだ写真撮る気にはなれないや…。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

肝心の山王岩も本来なら遊歩道で近くまで行けるはずなんだけど、
未だに流された遊歩道の再建が出来ていないようで、上にある展望台の木の間から
なんとか見るしかない状況だった。

そしてこの日のゴールと決めていた宮古市の浄土ヶ浜!
なんと駐車場まで渋滞!バイクを停めるのに30分位かかったかも。
浄土ヶ浜は三陸海岸でも屈指の景勝地。
読んで時のごとく「ここって極楽じゃねーの?」と思わせる美しさなのだ。

Canon7D+EF-S10-22mm+CanonDPP+Photoshop

さすがにここは復興にも力が入っていたらしく、
津波に流されたはずの建物も全て直して営業を再開していた。
この日はとにかく渋滞するほど、とにかく人、人、人。
こうやって沢山の人が岩手を訪れてくれるのは嬉しいものだね。

フラフラと昼前から走り始めた三陸海岸ツーリング。
まだまだ復興も始まったばかりだけど、岩手の美しさと底力は肌で感じたぞ。

みんな、美味しい食べ物と美しい景色が待っている岩手に是非おいでー!

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2012年8月9日木曜日

グリップ交換

なんだか夏休みに突入している方が多い影響か
おいらの仕事も開店休業って感じ。
ゆるーく仕事して、ゆるーくやること見つけては、ゆるーい時間を過ごしておりますよ。

そんなゆるーい時間を使って、今日は気になっていた自転車のグリップ交換をしてみた。
数年使い続けていたグリップは写真のようにゴムが薄くなり、
めくれ上がって来ていたのだ。

SANYO DMX-CA65+Photoshop

デザインが気に入っていたので、出来れば同じ「the」(ティー・エイチ・イーと読む)のグリップが
良かったんだけど店には在庫も無いようだし、
調べてみたら欲しかったイエローはもうカタログ落ちしてるようだし、
仕方がないので今回初めて「コンフォートグリップ」なるものを購入してみた。

SANYO DMX-CA65+Photoshop

見ての通りグリップが少し平らで広くなっているのだ。
手の平に触れる面積が増えるおかげで、今まで手の平の一部に集中していた負荷が分散され、
長時間のライディングでの疲れを軽減できるという訳だ。

で、交換してほんの少しだけ走った感想。

確かに手にかかる力が分散されてる!
うひょー!こりゃ楽だ!
これで疲れずに遠くまで行けるぞ!

SANYO DMX-CA65+Photoshop

ただ、問題が一つ。
やはりカラーリングがいまいちだった…。
まぁ走ってしまえば見えないんだけど黒&グレーのシンプルなデザインは、
おいらのMTBにはちょいと地味過ぎた。
やっぱり停めた時の見た目も重要なんだよねぇ。

見た目を取るか、快適を取るか…うーん両方大事!(笑)

2012年8月7日火曜日

夏のお供

巷では皆さん夏休みを取り始めてる感じだね。
先月岩手にはツーリングで遊びに行っていたけど、
今月もお盆帰省で再度の岩手お盆帰省ツーリングになりそうだ。

田舎のお盆は色々と厳しい決まり事があるので
誰かが手伝わないと無事にお盆を乗り越えることが出来ないほど厳格で面倒なのだ。
まぁ裏を返せばご先祖様を大事にしているということなので
こればかりはなかなか逆らえない。

とは言えお盆の期間中、朝から晩まで忙しい訳じゃない。
結局おいらの仕事の大半は、いつ拝みに来るか分からない来客を待つという「留守番」なのだ。

そんな「留守番」の時間には読書が一番。
ということで、この夏の留守番のお供は写真の3冊に決定。

SANYO DMX-CA65+Photoshop

今年亡くなったレイ・ブラッドベリの「火星年代記」と
スティーブン・キングの「呪われた町・上下巻」。

おいらはSFが大好きなので、もちろんレイ・ブラッドベリの名前は昔から知っていたんだけれど
実はレイ・ブラッドベリの作品を1冊も読んだことがなかったのだ。
彼の作品を読まずにSF好きなんて名乗っちゃいけないと、彼の死を機に読むことにした。

もう1つは言わずと知れたホラー作家のスティーブン・キングだ。
彼の細かい描写が大好きだ。
文章なのに殺人シーンでは痛みの描写に身体がすくみ、顔がゆがんでしまう。
そんな彼の新作できっと恐怖で涼しく過ごせるはず。

ご先祖様を家に迎え入れる行事の最中に、墓場が表紙の本を楽しんで読んでいるのも
少々不謹慎なのかもしれないけど、おいらの先祖なら許してくれると信じている。
文句があるならきっと姿を現してきて、小説どころでは無い恐怖を演出してくれるはず…。