2020年8月24日月曜日

グルーチップグラス(膠ガラス)&ウォーターギルディング・(その1)

 以前購入したグルーチップ&ウォーターギルディングのトライアルキットを使ってみました。

グルーチップグラスとは日本語では「膠(にかわ)ガラス」と呼ばれるもので、ガラスの表面に凸凹模様が入っているガラスです。


これが膠です英語では「HIDE GLUE」と呼ぶようです。画材屋さんで購入することが可能です。


トライアルキットなので初めから文字がマスキングされた状態で届きました。サンドブラスト加工された白い部分にグルーが乗ります。ガラス表面の細かな凹凸に入り込んだグルーが乾く際の収縮でガラスの表面を割りランダムな模様を作り出すのです。


グルーを湯煎する前に、グルーを水に30分ほど浸してふやかしておきます。先に浸しておくとダマになりづらく均等に溶けやすいです。トライアルキットの説明やYouTube動画などにもありましたが、グルー1:水1.5〜2.5と言うのが基本。割合によって模様の大きさが変わるようです。グルーの温度は60℃から70℃。低すぎると硬化がすぐ始まり、高すぎると粘着力が下がるので、温度はしっかり管理しましょう。


適切な温度になったところで、ボトルに入れ替えガラスにグルーを塗っていきます。この際、グルーが均等に広がるように、出来るだけしっかり水平をとることが大事です。


約1時間後、マスキングしている部分に沿ってカッターで切れ込みを入れていきます。割れがマスキング内まで入り込むのを防ぐためです。


その後、扇風機を当て続け十分乾かします。グルーは湿気を吸いやすいので、エアコンやヒートランプなどを使用してとにかく乾きやすいドライな状況を作りましょう。


乾いた状態がこちらです。バリバリに割れたグルーを剥がすと…



このような状態に!一部割れの弱い部分もありましたが、毎度のことながら、初めてなのでこれで良しとします。(笑)



文字の部分を黒でペイントして一旦グルーチップグラスの出業は終了。

次回はウォーターギルディング作業に入ります!

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