2012年3月18日日曜日

Lost in Translation

おいらが好きな映画の一つにソフィア・コッポラ監督の「Lost in Translation」ってのがある。
アメリカ人が日本滞在で、全く分からない言語環境を通して体験する
“相互理解”の難しさをテーマにした映画だ。

写真はまさに主演のビル・マーレイが立っていた西新宿のカメラ街。(これね
この通りを歩くたびに、おいらはこの映画を思い出す。

iPhone4+Phototreats+Photoshop

この「Lost in Translation」ってタイトルには色々な意味が含まれているんだよね。
「言いたい事が伝わらない」とか「コミュニケーションが上手くいかない」とか。

今の世間ってそんな状態な気がしてならないんだよね。
同じ国に住んで、同じ言語を話しているのにどうしてなんだろ?
100人いたら100の思想があってあたりまえなのにさ。
思想って何かを、誰かを論破するためにあるんじゃないんだしさ。
このままじゃ、思想や出身地で差別が起こっちゃうよ。
いや、もう起きてるのかもね。

何を信じるかは、もちろん個人の自由だけど、最低限の事はLost(見失う)しちゃいけないね。

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