2016年10月16日日曜日

日本水準原点

先日、日比谷で映画を観た帰り、
ウォーキングがてら日比谷から赤坂見附まで歩いて帰ってきました。
その途中、国会議事堂の前庭洋式庭園内にある
「日本水準原点」を見に立ち寄りました。

「日本水準原点」とは、「日本の水準測量の基準点(ただし、本土から遠く離れた離島の標高を除く。)である。東京都千代田区永田町1丁目にある日本水準原点標庫(にほんすいじゅんげんてんひょうこ)という建物の中にある。」(ウィキペディアより抜粋)

つまり日本国内全ての「高さ」はここを基準としているわけです!

日本水準原点

説明が書いて有る石碑があります。
ふむふむ、やはり大きな地震の影響で、何度か高さは改定しているようです。
どんな場所でも自信があれば地盤の動きは避けられませんからね。

日本水準原点

この建物は、その水準点を保護するために作られた「日本水準原点標庫」と
呼ばれる建物らしいのですが、これがなかなか趣があってそそられます。
総石積み、ローマ風の柱、細かなレリーフという、かなり手の込んだ造りで出来ていて、
「ここが日本の基準だ!」と言わんばかりの重厚感を醸し出しています。

日本水準原点

正面上部を見ると、菊の御紋に挟まれた「大日本帝国」の文字が。
この建物がいかに古いものか分かります。

日本水準原点

実際の「日本水準原点」は中央の扉の中にあるようで見ることはできませんが、
ここが日本の高さの基準点なのだと思うと、なんだか意味もなくワクワクしています。
あれ?おいらだけ?(笑)

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